G-FORCE Mini Break-In System +R(モーター慣らし機)レビュー

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今回はG-FORCEから発売されているモーターブレークインシステム(モーター慣らし機)のMini Break-In System +Rのレビューをしていきます。

本製品はモーターブレークインシステムという仕組みをもっており 俗に言うモーター慣らし機であり、商品の公式サイトを見ると機能や商品の形状からして ほぼほぼミニ四駆専用の商品(ミニ四駆のモーター慣らしに特化した商品)となっています。


結構大きいものだと勝手に想像していたんですが到着したものを見たらビックリするほどコンパクトでした。


ミニ四駆の箱と比較すると小ささが際立ちます。

では早速開封を


本体とDC入力ケーブルと取扱説明書が入ってます。

電源は単3電池4本で供給することが可能です。


ただ電池だと送る電圧が不安定になる可能性もあり安定した動作の保証がないため、アダプタを使っての方が確実だと判断し、同じG-FORCEから販売されている専用のACアダプターを購入しました。


アダプタの形状としては他のもので代用できそうだったんですが、万が一にも他のアダプタで故障してしまうことを恐れて無難に公式のものにしました(笑)

使い方は至ってシンプルで、本体起動後に稼働時間を分・秒単位でダイヤルを回して設定し、次に出力電圧をダイヤルを回し設定し、最後にダイヤルをプッシュして出力開始です。
※時間は最大で99分59秒まで設定できます。


右上のREV(リバーススイッチ)を押すことで正回転から逆回転への切り替えも可能です。

また台の上にマシンを乗せることも可能なので小スペースでモーター慣らしができます。


モーターに直接接続してのブレークインも可能です。

あと購入するまで、この赤と黒のワニ口クリップがMAシャーシのターミナルに取り付けできるかが心配でしたが、実際に試したところMAシャーシのターミナルでも問題なく取り付けられ、クリップ部分がしっかりホールドしてくれるので、多少の振動ではクリップも外れずブレークイン中に外れることもありません。

これでモーター慣らしも楽にできるようになるんですが、モーター慣らし自体は以前紹介したモーター慣らし方法のMSシャーシを使った方法で逆回転も難なく出来るので、Mini Break-In System +Rが必須というわけではありませんでした。

最大の購入理由として電圧を安定して流せる装置が欲しかったからです。
以前モーター慣らしの検証をした時に より正確な結果を出すため計測を行う度に電池の充電を繰り返し、出来る限り電池による誤差がでないよう、充電完了したら即座に充電器から電池を取り外して、放電しないうちに計測開始といろいろと気を遣っていたんですが、それでも電池からの供給電圧で誤差が出るのではという懸念があったためです。
あとは、それらの作業が非常に面倒くさいという理由もありますが…(笑)

そこで安定した電圧が供給でき、かつ操作もシンプルで値段もお手頃なものを探していたら、今回のMini Break-In System +Rを見つけた次第です。

しかしながらここで一つ問題が発生しました。
さっそく電圧を3.0Vに設定して試運転したんですがあきらかにモーター音が大きく、スピードチェッカーを使用しマシン速度を計測するとフル充電のネオチャンプと比べ圧倒的に早い速度を計測…

デジタルテスターでMini Break-In System +Rが3.0V出力時の電圧を計測すると4.64Vと表示されました。


念のためネオチャンプ2本の電圧も測定しましたがこちらは約3Vと想定していた測定結果でした。

次にフル充電のネオチャンプをスピードチェッカーを使い速度測定し、Mini Break-In System +Rでそれと同じ速度が出る設定値を調査したところ、Mini Break-In System +Rを2.3Vに設定した時が最も近い値になりました。

そして2.3V設定時の電圧を調べると4.30V…


電圧は確かに3V設定時によりも電圧は下がりましたがやはり表示される電圧がおかしい。

もしや初期不良なのでは?…と思ったんですが、取扱説明書を見てみると「チョッパ制御による電圧制御を行っているため、一般的なDC方式の電圧テスターでは出力電圧を正しく計測することができません」という記載があり、正しく電圧が表示されないのは製品の仕様とのことでした。

ということで、正しい電圧は分からないのは少々残念ではありますが、モーター慣らしできるのには変わりありませんので今後モーター慣らしでガンガン使っていこうと思います。

ちなみに実際の3V電圧がMini Break-In System +Rの2.3Vに相当し、モーターへの適切電圧が2.4V~3Vとなっているので、ネオチャンプ2本と同じ条件でモーター慣らしを実施するのであればMini Break-In System +R側の設定値は2.2Vか2.3Vが適切かと思われます。

また、同じモーター慣らし機であるパワーステーションという製品も後日購入し、そちらのレビューも書いているので気になる方はこちらも見て頂ければと思います。

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最後に、今回紹介したG-FORCE Mini Break-In System +R をモーター慣らし機として使用しながら、モーター慣らしをどのくらいやれば良いかの検証を以下の記事にて紹介しているのでよろしければご参照ください。

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