塗装

クリヤーボディ塗装 -後編-

私が実践したクリヤーボディの塗装について
前回のクリヤーボディ塗装 -前編-
1.ボディのカット と 2.ボディの洗浄 が終了したので
今回はその続きから。

  1. ボディのカット(済み)
  2. ボディの洗浄(済み)
  3. ボディへのマスキングテープ貼り
  4. ボディの塗装
  5. ボディのマスキングテープ剥がし

今回説明する工程について
私が実践した塗装は3~5を一回やって終わりではなく
厳密には3~5の工程を数回繰り返し行ったわけなんですが
今回はその一回分の説明をしていきます。

3. ボディへのマスキングテープ貼り

まずマスキングテープ自体の説明ですが
マスキングテープとは塗装の際に塗りたくない箇所に
塗料がはみ出て汚さないようにするために貼る保護用テープであり
ボディ全体を同じ色1色で塗りつぶすのであれば不要ですが
2色以上の配色にする場合は必須とも言えるアイテムです。

マスキングテープも様々な種類があり
私がメインで使用しているのは
タミヤのマスキングテープ(幅6mm ・10mm)で

塗装する箇所とそうでない箇所の境界線になる所には
さらに細いAIZU社のマスキングテープを使用しています。

ちなみに幅が細いマスキングテープの開封後は
幅が細いものだと混在すると幅の確認に手間取るので
あらかじめ幅を記載した袋に入れて管理しています。

あと際どい箇所へマスキングテープを貼り付ける際は
ピンセットが必須とも言えます。

マスキングテープのカットは
特に専用の工具を用意する必要はなく
私の場合は市販のハサミで切ってます。

ということで塗装したい箇所を決めたら
あとは塗装したくない箇所にひたすら
マスキングテープを貼っていき
ボディへのマスキングテープ貼りは終了です。

マスキングテープで隠れていない所が
今回、色を塗りたい箇所となります。

作業自体は非常にシンプルですが
塗装工程の中で個人的に最も苦労したのは
このマスキングテープ貼りです…
たぶんというか間違いなく塗装している時間よりも
マスキングテープ貼っている時間の方が長いです…(笑)

4. ボディの塗装

マスキングテープを貼り終えたらメインとなる塗装です。

まず塗装に使う塗料について
クリヤーボディはポリカーボネートという素材を使用していて
(そのためクリヤーボディをポリカボディとも呼びます)
この素材に適した塗料がポリカーボネート用塗料となり
それがタミヤから販売されているポリカーボネートスプレーとなります。

ではクリヤーボディーへで使用する塗料は
ポリカーボネートスプレーでなくては駄目なのかというと
そうでもなく他の塗料でも塗装は可能です。
しかしポリカボディ用塗料でないと塗料の食いつきが悪くなり
少しの衝撃で塗料が剥がれるということはあるので
お勧めはポリカーボネートスプレーになります。

ただポリカーボネートスプレー以外の塗料を使用した際に
塗料の食いつきが悪くなることを
少しでも防ぐための私なりの対処方もあるので
そちらは後ほど説明します。

ということで一旦ポリカーボネートスプレー縛りをなくして
どんな塗料でもいけるという前提で話を進めていきますが
塗装方法は「筆塗り」「缶スプレー」「エアブラシ」の
3つに分けられます。

各塗装方法のメリットデメリットなどの詳細は省略しますが
私の場合はエアブラシで塗装したので
エアブラシ塗装で話を進めていきます。

今回はシルバーを塗装していくのですが
塗料はガイアノーツのプレミアムミラークロームを使用しました。

余談ですがこのプレミアムミラークロームの
シルバーのメッキ感が半端ないです!
価格が他の塗料よりも圧倒的に高いのが欠点ですが…

この塗料をエアブラシにセットして
あとは塗りたい箇所付近に
エアブラシを吹き付けていきます。

ちなみに今回紹介した塗装箇所は
シルバーの1色のみで完了となりますが
同じ箇所に違う種類の塗料を重ね塗りする場合は
通常のプラモ等の塗装とは順番が逆になります。

例えばメタリックレッド(赤色のメタリック)感を出したいときに
下地にシルバーを塗って、その上にクリア系の赤色を塗ると
メタリックレッドが再現できるんですが
クリヤーボディの場合は先にクリア系の赤色を塗って
その上にシルバーを塗り、メタリックレッドを再現していきます。
(重ね塗りについては別の機会でお話しようと思います)

これでシルバーの塗装が完了したんですが
上記でふれたように今回使用した
ガイアノーツのプレミアムミラークロームは
ポリカボディ用の塗料ではないため
塗料の食いつきが悪く完全に乾燥した後でも
少し触っただけで塗料が落ちてしまいます…

クリヤーボディは基本的に裏面を触る事はないので
このままでもいいっちゃいいんですが
これだと走行中の衝撃だけでも塗料が落ちかねないので
塗料を保護するために私の場合は
同じガイアノーツのクリア―を上塗りしました。

ちなみにクリア―の上塗りは
全部の色が塗り終わって完全に乾燥させてから実施しました。

これのお陰で手で触って塗料が落ちることはなくなりました。
ただ完全にということではないので
ボディに強い衝撃があったり指で強くこすると
落ちてしまうこともあるので完全な対処方ではありませんが…

今回、私はガイアノーツの塗料をメインで使ったために
ガイアノーツのクリア―で仕上げの上塗りをしましたが
こういう時こそタミヤのポリカーボネートスプレーの
透明色であるフラットクリヤーを使うといいかもしれません。
機会があればこの方法も試してみようと思います。

5. ボディのマスキングテープ剥がし

塗装が完了し、あとはマスキングテープを
剥がすだけの簡単な作業ですが
剥がすタイミングが重要になってきます。

塗装からマスキングテープ剥がしまで
長時間放置してしまうと塗料が完全に乾燥してしまい
塗装した箇所とマスキングテープを貼った境界線箇所の
塗料が固まってマスキングテープを剥がすときに
マスキングテープについた塗料と一緒に
塗装した箇所も剥がれてしまうことがあるので注意です。

「じゃあ長時間というはどのくらい?」と言われると返答が難しく
塗料の種類や乾燥させる環境にもよりけりで
剥がすタイミングの正解はないと思うのですが
私の中では「ここでの長時間とは1日」と勝手に決めたので
私の場合は6~12時間ぐらい待ってから
遅くても24時間以内には剥がすようにしています。

あと剥がすときは勢いよく一気に剥がさず
ゆっくりと丁寧に剥がしましょう。
一気に剥がすと塗料がマスキングテープと
一緒に剥がれてしまう可能性があります。

3~5の工程を繰り返し行って塗装が全部完了したら
最後にクリヤーボディ表面の保護フィルムを剥がして

全工程終了し塗装作業完了となります。

上の画像は塗装完了直後ではなく
しばらく走行させた後の画像であり
コースアウトを繰り返し、度重なる衝撃を受けたために
至る所で塗装が汚くなっているところがあり
塗装仕上げのクリヤーの上塗りも
完全に保護しくれるわけではないことを再認識しました。

ということで2回に分けて
クリヤーボディの塗装の紹介をしてきたんですが
メインの塗装の部分については結構省略してしまったので
このクリヤーボディの塗装の詳細は
また改めて紹介しようと思います。

ちなみに今回紹介したクリヤーボディは
個人的にアイアンマンが好きなので
アイアンマンを意識した配色にしました。

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