改造

フロント提灯(MAシャーシ)作り方紹介 -完成編-

前回前々回では必要パーツ・工具、フロント提灯のベース部分の作成まで紹介し
今回はマスダンパー・ボディ・リフターの取付を紹介し完成までもっていきます。

フロント提灯設置用ビスの取付

マスダンパー・ボディ・リフターの取付の前に
まずフロント提灯の起点となるビスを取り付けます。


今回はこの黒丸の位置からビスを通すことを想定して枠を作成しました。
私の場合はシャーシのフロント部分はそのまま残していたので
この状態のまま後ろから25mmビスを貫通させました。



ビスを通したらあとはフロント提灯の枠が電池ホルダーにあたるよう
枠の起点の高さをスペーサーで調整しビスで固定します。


ゴムリング(リフター)をつけると枠の起点が上に上がるので
ここは少し低めに調整しても問題ありません。

ここでのポイントはビスの余長を少し長めにすることです。
理由は後ほど説明します。

尚、私の場合はシャーシの裏の部分からそのままビスを取り付けましたが
すでにフロント部分を削り落としている場合は
カーボンバンパー等の同じ穴の位置からビスを通します。
(バンパーの大半はこれと同じ位置に穴があると思います)

マスダンパーの取付

前回作成したフロント提灯の枠にマスダンパーを取り付けます。
今回はARシャーシ サイドマスダンパーセットのマスダンパーを
使用していますがこちらはお好みのマスダンパーで良いかと。
つけ方も様々あると思うので1例として見て貰えればと思います。

まず25mmビスにマスダンパーとナットを取り付けます。


それを作成した枠の穴に下から通し


上からロックナットをつけて


あとはビスの先端部分が地上高1mm以上の高さをキープできるように
ロックナットで調整して最後にナットを固く締めて完了です。

ちなみにこのナットを締める際はロックナットをボックスドライバーで固定して
簡易スパナでナットを締めるとしっかりと固定することができます。

※マスダンパーの取付方法を先に書きましたが
この作業の前にボディの取付を行っても問題ありません。

ボディの取付

ボディの種類はクリアボディ前提で説明していきますが
フロント提灯の場合はボディを固定するためのボディキャッチを
付ける必要がないので、MAシャーシ対応のクリアボディでなくても
自分の好みのもので問題ないです。
それとボディの形によって取り付ける箇所も変わってくるので
こちらも1例として見てもらえればと思います。
私はアバンテMk.Ⅱクリアボディを使用してます。

取り付けるクリアボディを用意したら
フロント提灯の枠をシャーシにつけた状態でボディを乗せて
マルチテープ等で仮止めします。


仮止めしたら、裏返してプレートの元々ある穴から2mmドリルを通します。


アバンテMk.Ⅱクリアボディの場合は
白丸の穴から貫通させて比較的良さげな位置に通せました。


ボディに穴を開けたら仮止めしたテープを剥がして
ビスで固定していくんですが、そのままビスとロックナットで固定すると
プレートとボディの間隔が少しできてしまったのでスペーサーで調整しました。


この辺の加工はボディによって異なるので臨機応変に対応していきましょう。

最後にロックナットで固定して完了です。

私は仮止めの時点でボディがずれていたみたいで
結果ボディが若干傾いてしまいました…
こうならないように仮止めは慎重に行いましょう(笑)

今回のアバンテMk.Ⅱでは元々の穴で代用できましたが
どうしても手ごろな穴がなかった場合は
ドリルで枠ごと穴を開けましょう。

リフターの取付

まずリフターとは何? という所から入るんですが
リフターとはフロント提灯を開く(上に上げる)補助をしてくれるものであって
フロント提灯に浮力を与えるものとなります。
浮力を与えることによりフロント提灯の閉開がスムーズにいき
リフターがあるのとないのではフロント提灯の利きが変わってくるので
リフターは必須だと思われます。

クリアボディの余り素材を使ったものがよくリフターとして使われていますが
今回は一番簡単であり効果も出やすいであろう(たぶん…)
17・19mmローラー用ゴムリングを使用します。

まずゴムリングを2重にして枠に取り付けます。

ゴムリングを付けたらシャーシのビスに枠をセットするんですが
ゴムリングをビスに通しやすくするために
ビスの浅いところで枠を止めておきます。

ゴムリングのビスから遠い方の輪っかをビスに引っ掛けます。

そのまま枠ごと下げます。


ここで枠を下ろしすぎるとフロント提灯の可動域が狭くなるので
程よくおろしましょう。

最後にロックナットを止めて完了です。

そしてここで最も注意したいのがゴムリングの枠に設置する位置です。
ゴムリングがビスから遠くなればなるほど
枠を上に上げようとする力が強くなります。

試しに先程よりもゴムリングをビスから遠い位置につけてみます。

すると浮力が増し、マスダンパーを装着していても枠が浮いてしまいます。

私的にはゴムリングを目一杯ビスに近づけた際の浮力が良いかと思います。
ただ一概にゴムリングが遠いのが駄目というわけではなく
マスダンパー・ボディによっては浮力を上げる必要も出てくるかもしれませんので
状況に応じてゴムリングの位置を変えてみるのがベストかと。

それともう一点注意したいのは
「ビスの取付」で説明したビスの長さについてですが
ビスの余長が短すぎるとゴムリングが圧迫され可動域が狭くなります。

フロントバンパーの他のギミックやコースの種類によっては
可動域を制限したいということもあるかもしれないので
ビスの余長が短いのが一概に駄目とは言い切れませんが
今回のケースではビスは長めの余長が良いかと思います。
ただし余長があまりに長すぎると走行中にフロント提灯が傾き
片方のマスダンパーが地面に接触していまうこともあるので
余長が長すぎるのも注意です。

そしてリフターの設置が完了したら
もう一度マスダンパーが地上高1mm以上あるか確認して
高さの調整が必要であれば最終調整をしてフロント提灯の完成です。


以上がMAシャーシ用フロント提灯の作成方法でした。
今回はフロント提灯を作ってきましたが、機会があればヒクオにも挑戦したいと思います。

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