バッテリー

【充電器】iSDT Smart Charger C4 レビュー -後編-

前回iSDT Smart Charger C4の外観・同梱品・仕様・各モードの説明をしたので、今回はその続きの各モード使用中の電池状態確認の説明をしていきます。

機能紹介 -後編-

電池の状態の確認について

電池をセットした状態で以下の電池状態が確認できます。

①バッテリーの種類
②現在稼働中のモード
③充電・放電容量(アンペア)
④電圧/電流値
⑤経過時間
⑥内部抵抗値/バッテリー温度
⑦電圧曲線
⑧タスクバー

そして、液晶右横の〇を押すと一部表示が切り替わります。
(↑↓で電池スロットの表示切替ができます)

⑨充電・放電容量(ワット)
⑩稼働中アクション
⑪サイクルの実施回数

上記の項目について補足説明が必要であろう項目をピックアップしていきます。

③充電・放電容量(アンペア)


累計の充電・放電容量となり、どのくらい充電・放電したかの目安になるかと。

④電圧/電流値


左側は現在の電圧で、私が利用した限りではネオチャンプでMAX1.54Vまで達したのを確認しました。

右側は現在流している電流値となります。
放電時にはこの後に説明する「絞り放電」により数値が変動します。

⑥内部抵抗値


この充電器では充放電中に数値が結構変動して、どの値が正しいのか判別に困るので充電終了後の値を最終値として判断しています。

ただセットするスロットによっても内部抵抗値が変わるので本当のところ どの値を信じて良いのやら…
スロットごとの誤差は10mΩ程出たので各電池10mΩの差は許容範囲として解釈してます。

⑧電圧曲線


電圧変化の数値をグラフ化したものです。
曲線の上りが充電、下りが放電を示し、この下りのカーブがゆるやかになると電圧が下がりにくくなることを示し、スタミナが消費しづらい電池の証みたいで、ここで電池の育成度合いを確認することができます。

上の曲線グラフは数年使っていなかったエネループ電池でActivationした時のものですが、微妙に下りカーブがゆるやかになっています。
本当に微妙にですが(笑)

⑧タスクバー


充電・放電の進行状況をパーセンテージで表示します。
各モードが終了するとタスクバーが✅に変わります。
(操作音をオンにしている場合は完了通知アラートも鳴ります)

⑨充電・放電容量(ワット)


左側が累計の充電・放電量、右側が現在の瞬間的な充電・放電量となるのですが「③充電・放電容量」がアンペア表記に対して、それをワット表記に変換したもの?…
と私自身いまいち理解できてないもので… それほど重要視するデータではないのかなーと。

以上で「電池の状態の確認について」は終了です。
続いては私が個人的に気になったその他機能を紹介します。

完了通知アラーム

充電が完了するとアラームで知らせてくれます。
(操作音量がオフの場合はアラームなし)
※放電モードにした場合は放電完了でアラームが鳴ります。

実は前々から欲しかった機能が充電完了を知らせてくれるアラームで、事前に調べても充電完了アラームがあるか確証が持てなく、たまたまアラームがついててラッキーだったわけなんですけど、これまで紹介した二つの充電器には充電終了のアラームはなく当初はそれで問題ないと思ってましたが、充電終了後に電池を取り外さないままにすると電圧がどんどん下がることに気づきました。

電圧の低下=電池容量の低下 と私は勝手に判断し、充電完了後に充電器にセットしたままだと本来発揮できる電池パフォーマンスも徐々に低下してしまい万全の状態でレースに挑めなく恐れが…
(わざと電池を減らしてスピードを制御する戦法もあるので一概にフル充電がいいとは言い切れませんが)

個人的にはレース以外でも困ることがありまして、モーター慣らしの検証などのより正確なデータを取る際に常に同じ電池の状態で各検証をしたいので、アラームがない場合は充電完了しそうな時間になったら充電器の前に張り付いて完了になった瞬間に電池を抜くってことをやってました。

しかし今回紹介しているiSDT Smart Charger C4については、充電完了時にアラームが鳴ってくれるので、充電完了後すぐに電池を取り外すのがかなり楽になりました。
ただ同じ場所にいなくてはいけないという制約はありますが…(笑)

そんな理由から、この充電完了アラームは個人的にはかなりポイントが高いので紹介させてもらいました。

電圧低下の内容について、一点補足で本機については充電完了後でも微弱な電流を流し続けフル充電の状態を維持してくれる機能があるということで、試しに充電完了後にしばらく充電器にセットしたまま放置してみました。

完了直後の結果。

数十秒後

更に数分後

うーんやっぱり電圧が下がってますねー…
ただもしかしたらこれは表示上の問題であって実際には同じ電圧のままという可能性もあるので機会があれば検証してみたいと思います。

絞り放電

放電時に電池の残り容量を検知して、残り容量が減ってくると徐々に放電容量を下げてくれる機能です。

この機能も購入してから知ったわけなんですが、しっかり放電をすることにより電池の性能を引き出せるということで、放電時の設定電流が高いと放電の効率が悪くなるらしいです。

ということで実際の動作を画像交えて説明していきますが放電電流を1Aで設定した場合に最初は1Aで放電します。

電池容量67%の時点は1Aのままで。
50%まで来ると放電電流に変化がありました。

さらに35%になると。

そして2%

という具合に電池容量が下がってくると自動的に放電電流も下がってきます。

でも、ふと思ったんですが最初から低電流で放電しておけば良いのでは?と…

そんな身も蓋もないことを思いつつも、最初から低電流で放電した場合は時間かかってしまうので、自動的に電流を調整してくれる方が断然いいですよね と勝手に自分を納得させることにしまいした(笑)

ちなみにこの絞り放電は特に設定の必要はなく各モードの放電時に絞り放電が動作します。

総評

前編・後編と2回にわたって紹介してきましたが、これまで紹介してきた充電器の中では一番高価なものになり、それ相応の豊富な機能が搭載されており痒い所に手が届く的な配慮もある高機能な充電器かと。

個人的に液晶画面がカラーという点で少し感動してしまいそれだけで高性能なんて気もしてきますが、見た目だけでなく内面も充実しており、よりハイパフォーマンスな電池が作れるおすすめの充電器かと。

それと本機にはファンがついていて各モード動作中にファンが稼働して音がでますが、ファンも常時稼働しているわけではなく私的にはさほど気になる音でもないので、これについてはまったく問題ないと思ってます。

むしろ音で不満を言うなら、操作音・アラーム音は最小の音量で設定してもまだ少しボリュームがあるかなーと…
寝ている時に充電完了アラームがなったらギリギリ起きてしまいそうなレベルです(笑)

ちなみに本機の価格について、私は並行輸入品(日本語非対応)をAmazonで9000円弱で購入しましたが、もっと安く取り扱っているサイトもあるみたいなのでネットで探せばより安く買えるかもしれません。

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