MAシャーシ 電池落とし 加工方法・やり方【ミニ四駆 改造】

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本記事ではMAシャーシの電池落としのやり方を解説していきます。

目次

電池落としの効果とは

電池落としには2つのメリットがあり、1つ目のメリット走行時の安定性が増すことです。

電池落としをすることで 電池の位置が未加工時よりも下がり、それによってマシン全体の重心が下がり、結果的に安定性が増すことになります。

電池落としの2つ目のメリットは軽量化できることです。

電池落とし加工の過程でシャーシを削る必要があり、それによってシャーシの重量が減少します。

シャーシの重量が減ればマシン全体の重量が減り、結果的に速度アップに繋がります。

また、シャーシを削ることにはもう1つ利点があり、それは電池を外しやすくなることです。

MAシャーシは未加工の状態だと電池が外しづらいわけですが、電池落とし加工をすることで その問題が解消されます。

という具合にMAシャーシの電池落としはメリットばかりなので、やらない手はないはない とも言える改造です。

電池落としの加工方法

ここでは電池落としのための加工方法を解説していきます。

加工前後の比較

まずは、電池落とし加工によって 実際に電池の位置がどう変わるかを見ていきたいと思います。

マシンの右側面・左側面の両サイドから撮影した加工前後の比較画像が以下となります。

一目瞭然!とまではいかないものの電池がしっかり落ちているのが分かります。

次からは上画像の加工後の状態にするための加工方法を解説していきます。

加工箇所の確認

まずどこを削れば電池落としができるのかということですが下の画像の白いマスキングテープ(2mm幅)を貼った部分で電池を支えるようにすると電池落としが可能になります。

このマスキングテープを貼っている箇所の幅を狭くすることでより電池が落ちるようになります。
適切な幅は特にないと思うのですが下げすぎてシャーシから電池がはみ出すと電池が直接 地面にこすれそうな感じもしますし、電池を支える箇所の強度の心配もあったので3mm程の幅を残すように加工をしようと思います。

そしてこの箇所は縦一列全部残す必要もなく両端か中央のどちらかを残せばOKです。

加工パターン1(両端残し)

加工パターン2(中央残し)

私はどちらを残すか迷ったので一旦、縦一列まるまる残した形で加工をしてみました。

シャーシ削り

加工箇所が決まったら、削る箇所を分かりやすくするようにマジックで印をつけます。


次にその印をつけた箇所にドリルで片っ端から穴をあけていきます。
ドリル刃は1.5mを使うとあけやすいと思います。


次にニッパーで穴を繋げながら切り落とします。
当然ながらどのニッパーでも切断できますがタミヤの薄刃ニッパーだと1.5mm穴に刃がピッタリ入り相性がいいのでお勧めです。


あとはできるだけニッパーで切れるところはニッパーを使い細かいところはリューターで削る形が良いと思います。

それと具体的にどこを削ると良いのかという説明が難しく実際に電池を入れてみて想定している箇所で電池を支えているかを確認し、他の箇所で支えているようならその箇所を削りまた電池を入れて確認を繰り返していくのが良いです。
私はひたすらに 削る→電池での確認→削る を繰り返しました。

そして残す箇所については考えに考え抜いた結果両端及び真ん中の両方残すことにしました(笑)


最初は両端だけ残そうと思ったんですが両端に負担がかかって万が一損傷してしまうの防ぐため真ん中にも支えを残して負荷分散しようと思った次第です。
こうしてみたもののやっぱり真ん中の部分は必要ないかなーと思ってます。

加工前後の比較

加工前と加工後を見比べてみます。


もっと綺麗な仕上がりになると思っていたんですが想像とは全然違う汚い仕上がりになってしまいました…(笑)

途中、出っ張りを無くそうと思ってリューターかけたら逆にかけすぎて凹んでしまうところもあったりと散々な結果ですが、なんとか電池落としを目的とした役割はしてくれます。

電池周りのパーツの加工

シャーシの加工は完了しましたが、これで電池落としは完了ではなく仕上げに電池周りのパーツを取り付け最終確認をします。

電池の位置が下がってしまったために電池ホルダーの箇所に隙間ができてしまってます。


それとモーターカバーの箇所も同様に隙間ができます。

この隙間を無くすために電池と接触させる箇所に2mm厚のブレーキスポンジを付けます。

こうすることで電池ホルダー・モーターカバーと電池の隙間がなくなります。

上では2mm厚のブレーキスポンジを使用しましたが、もう少し厚みが欲しいということであれば3mm厚に変更します。

2mm厚で大丈夫か心配だったんですが、この状態でしばらく走行させ、コースアウトなどの激しい衝撃受けながらも電源が止まったり、電池がずれるということもなかったので2mm厚で問題ないと思いますが、心配であれば3mm厚がいいと思います。

それと電池落とし加工の際に電池の+-の向きが表記された部分をカットしたためこのままだと向きが分からなくなるのでマジックで+-を書いておけば電池の向きも一目瞭然かと。


私はいつまで経っても電池の向きが覚えられないのでこうしないと電池の向きがわかりません…(笑)

最後に

今回はMAシャーシの電池落とし方法を紹介してきました。

特別難しい加工ではないものの

電池落とし方法の説明は以上となります。
加工工程の途中は結構端折ってしまいましたがドリルで穴をあけた箇所をニッパーで切り落としてから最終形に仕上げるまでが予想以上に時間がかかりました。

削らなくてもいい所まで削った感はありますがこれだけ削っても強度的には問題ありませんので電池落とし作業をする際に参考にして頂ければ幸いです。

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