今回は2025年10月17日~19日に開催された第63回 全日本模型ホビーショーでのミニ四駆関連製品を中心に各情報を紹介していきます。
第63回 全日本模型ホビーショー 開催

まず、全日本模型ホビーショーとは各企業のプラモデル・ラジコン模型・鉄道模型などの模型玩具の製品見本市で、会場ではイベントステージや体験コーナーなどの各イベントが開催されました。
そして、今回紹介する第63回全日本模型ホビーショーは2025年10月17日(金)から10月19日(日)の日程で 東京ビックサイトにて開催されました。
尚、初日の10月17日は業者招待日で、10月18日(土)・19日(日)の2日間が一般参加者入場日となります。
その他 全日本模型ホビーショーの詳細情報については以下の公式サイトをご参照ください。
展示製品リスト

ここでは第63回 全日本模型ホビーショーで展示されたミニ四駆製品を紹介していきます。
今回のホビーショで展示されたミニ四駆製品は以下となります。
【10月発売予定】
- HG カーボンリヤバンパープレート(1.5mm)
- HG カーボンフロントバンパープレート(1.5mm)
- アバンテMk.IIIネロ アドバンスパック(MSシャーシ)
- トレイルミニ四駆 くまモンバージョン(15周年記念モデル)
- N-04・T-04 強化ユニット(ホワイト)
- 2段低摩擦プラローラー(19-19mm)レッド
【12月発売予定】
【1月発売予定】
上記製品は事前にタミヤ公式から発表されていたということもあり、事前に情報をチェックした人にとってはお馴染みのラインナップとも言えます。
上記のラインナップの大半の製品は以下の記事にて紹介しているので、どんな製品か もっと詳しく知りたいという方はこちらをご参照ください。
ただ、リストだけの製品紹介も少々寂しいので、今回の展示製品の中で個人的に注目している製品をピックアップしていきます。
【注目製品 その1】HG カーボンバンパープレート
ホビーショー直前に販売されたカーボンフロントバンパープレートとカーボンリヤバンパープレートです。
すでに販売済みということで特別目新しさもなく、興味がある人なら購入済みでしょうから、ホビーショーで興味を示す人は皆無だったのではないでしょうか。
そんな注目度ゼロとも言える製品を取り上げた理由は、規定ギリギリの全幅を実現できる唯一無二さがあるからです。
上記2製品は19mmローラー用ビス穴の位置が他のステー・プレートよりもやや外側にあり、本製品を使うことでマシンの最大幅を規約ギリギリの105mmにすることができます。
19mmローラー装着が条件となりますが場合のよってはミニ四駆公認競技会(公式大会)において必須級なパーツともなり得る可能性を秘めています。
今はまだ知れ渡っておらず割引価格でも購入しやすくなっていますが、限定品ということで今後 入手困難になるかもしれないので19mmローラーを使用する方は今のうちに購入することをおすすめします。
尚、以下の記事にて本製品の気になるビス穴の位置(全幅)を徹底検証しているので、より細かい仕様を知りたい方はこちらをご参照ください。
【注目製品 その2】トレイルミニ四駆 くまモンバージョン

デビュー15年を迎えたくまモンをお祝いした トレイルミニ四駆仕様のスペシャルコラボマシンとなります。
言わずもしれた大人気マスコット くまモンを搭乗させたマシンで、コックピット部のくまモン人形は塗装済みで、誰でも簡単に展示されたクオリティのボディを作ることができます。

そして、マシン本体もドライバー・グリスを使わずに作れるという特徴を持つため、これまでミニ四駆にまったく触れたことが無い人も簡単に作れるキットとなっています。

限定品であること、そしてくまモンコラボマシンということが相まって 発売当初を逃すと適正価格での購入が困難になることが予想されます。
そのため、本製品が気になる方は発売日である2025年10月25日の段階で購入することをおすすめします。
現状、DMM通販サイトでは事前予約が開始されており、以下の製品名をタップするとDMM販売ページへ飛ぶことができます。
DMM通販サイトでは1注文で他製品と合わせて合計3,500円以上 購入すれば送料無料となります。
【注目製品 その3】年末年始仕様マシン


毎年恒例とも言える年末年始(クリスマスと新年)仕様のマシン2種です。
正直な話、今回のホビーショに関しては この次に紹介する製品の注目度が高すぎて注目度はそれほどないと思うのですが、実車は今回初公開ということで紹介させてもらいました。
ミニ四駆ファン内での注目度はそれほどないと思うのですが、実車は今回初公開ということで注目製品という扱いとさせてもらいました。
ミニ四駆サンタクロースはクリスマスをイメージした赤・白・緑のパーツ構成となっています。

注目すべきはコックピット部分に搭載できる塗装済みのサンタクロース人形ではないでしょうか。
干支ミニ四駆「午年」は謹賀新年をイメージ?した めでたい色のパーツ構成となっています。

注目すべきはゴールド仕様のAパーツで、これはかなり珍しい色ではないでしょうか。
そして、毎度クオリティが高いドライバー人形も必見です!
いずれの製品も限定品ということで、気になる方は 発売予定の2025年12月に購入することをお忘れなく。
【注目製品 その4】ライザン(MEシャーシ)


今回のホビーショーにおける最注目製品であり、ミニ四駆ブースに訪れた人の大半がこれを目当てだったと言っても過言ではありません。
注目されている理由はなんといっても約5年ぶりに登場した新シャーシ(MEシャーシ)でしょう。


MEシャーシだけでなく、ボディのクオリティの高さも見逃せません。

ミニ四駆好きな人なら、もうライザンの情報は知り尽くしていると思うので 製品に関する詳細情報は不要かと。

そして、ミニ四駆ユーザーが最も気になるのはライザンの正式な発売日なのではないでしょうか。
現状、2026年1月ということまでは確定していますが、1月のいつ頃出るのかは発表されていません。
年始のタミヤ恒例の初出荷の中にライザンキットが含まれるとしたら最速で1月10日(土)発売といったところでしょうか。
ライザン及びMEシャーシについては、発売後 実機を交えて当サイトにて徹底レビューをしていく予定です。
会場新発表製品
ここでは、今回のホビーショー会場で初めて発表されたミニ四駆関連の新製品を紹介していきます。
第63回 全日本模型ホビーショーでの、ミニ四駆関連の会場発表新製品は以下となります。
次から上記製品を個別で詳しく紹介していきます。
HGマルチストレージケース(仮)
WAVE(株式会社ウェーブ)より新たなる収納ケースであるHGマルチストレージケース(仮)発表されました。

タミヤの製品ではないのでミニ四駆のために作られたものではないんですが、ケースの内寸が幅165mm×奥行104mm×高さ49mm とミニ四駆を意識した?と思うようなサイズとなっています。
ミニ四駆の最大規定サイズが全長165mm×最大幅105mm×高さ70mm となっているので、横幅が規定ギリギリの105mmではなく 高さもほどほどに抑えれば 公式大会用マシンを収納することができます。
ただ、結構クオリティが高そうなケースでもあるので、持ち運ぶというよりはディスプレイ用に家で保管する使い方が良いかもしれません。
ケース同士の積み重ねが可能で、ケースは蓋をスライドさせて開閉させる形状となります。

価格は未定で発売は2026年冬発売予定となっており、2026年3月ぐらいまでには発売するのではないでしょうか。
尚、名称は(仮)ということで今後名称が変更される可能性があるのでご注意ください。
本製品が気になる方は以下の「公式サイト」「公式X」で発表されるであろう 今後の続報を待ちましょう。
ミニカーコラボ 新マシン
2024年から定期的に実施されているミニカーのミニ四駆コラボですが、今回のホビーショーでもミニ四駆コラボの新製品が発表されました。

上画像の中に新製品が展示されているのですが、どれだかお判りでしょうか?
展示品の中央前列に配置されているエアロアバンテこそが 初披露目された新製品です。

エアロアバンテ トミカ55周年コラボデザイン仕様ということで、マシンボディの基調がゴールドで「トミカ・TOMICA・55」の文字が施されています。
発売日は2025年12月ということで、すでに以下のタカラトミー公式サイトではリストアップされており、予約開始もまもなくかと。
尚、本製品及び これまでミニ四駆とコラボ化したミニカーは上のタカラトミー公式サイトにて紹介されているので、気になる方はこちらもご覧ください。
2024年のミニ四駆アバンテコラボから定期的に実施されてきたミニカーのミニ四駆コラボですが今回発表されたマシンが集大成な予感がしています。
人気のミニ四駆マシンが一通り出揃ったことと、今回発表されたトミカ55周年コラボデザイン仕様のエアロアバンテを出すことで一旦ミニ四駆コラボは終了かと。
仮にコラボが終わるとなると寂しくなるわけですが、2025年1月から約2年も続いたと考えればコラボ成功と言えるのではないでしょうか。
次は逆バージョンコラボとして、ミニカーで人気あるマシンをミニ四駆化なんてやってくれるとミニカー&ミニ四駆ファンが喜ぶのかもしれません。
タミヤカラー塗料スタンド
これはミニ四駆とは直接関係ないのですが、ボディ塗装とは切っても切れない分野の製品ということで紹介させてもらいました。
模型店でお馴染みのタミヤ塗料陳列棚が一般販売されることになりました。

個人的にはこれが今回のホビーショーで最大のサプライズだったかと(笑)
タミヤが取り扱うエナメル塗料・アクリルミニ塗料・スプレー塗料の各塗料に対応したスタンドがラインナップされています。

塗装スタンドだけでなくタミヤロゴ入りの看板もラインナップに含まれています。

これさえあれば 自宅にいながら疑似模型店が再現できます!
尚、タミヤカラー塗料スタンドは以下のタミヤショップオンラインにて注文受付中なので、気になる方は要チェックです。
大量の塗料を所持している方・自宅で模型店の雰囲気を再現したいという方には必見の製品かと。
タミヤフェア2025 開催
全日本模型ホビーショーに行きたかったけど行けなかった…という方に朗報で、今回のホビーショーにて発表されたタミヤ関連の製品が展示されるであろうイベントが開催されます。
そのイベントとは、タミヤフェア2025で2025年11月15日(土)・16日(日)にツインメッセ静岡 北館/南館にて開催されます。
今回のホビーショーで発表されたタミヤ関連製品が展示されるという確証はありませんが、ホビーショー直後のイベントということで展示される可能性も十分あるかと。
仮に展示がなかったとしても15日(土)にはミニ四駆ステーションチャンピオン決定戦2025、16日(日)にはミニ四駆ワールドチャレンジ2025のミニ四駆レースが開催されます。
これらのレースは無料で観戦できるので、お近くの方は遊びに行ってみてはいかがでしょうか。
また、タミヤフェア2025では前述したエアロアバンテ トミカ55周年コラボデザイン仕様の実車ミニ四駆がお披露目されます!

既存の実車版エアロアバンテが色・デザインを変えて登場となりますので、まだ実車版エアロアバンテを見ていない方はこれを機に見に行ってみてはいかがでしょうか。
尚、タミヤフェア2025に関する情報は以下の公式ホームページをご参照ください。



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