今回はMSシャーシのギヤカバー(モーターカバー)の簡単な外し方を紹介していきます。
MSシャーシのギヤカバーの取り外しが固くて非常にやりづらい…と思っている方と多い?と思うのですが成人男性でも苦戦してるので、これが子供だったらもっと大変じゃないかと思う事も多々あります。
単に私が非力なだけかもしれませんが……
そんな小さいミニ四レーサーでも簡単にギヤカバーを取り外せる方法を紹介していきます。
ギヤカバーの付け方
まずはMSシャーシのギヤカバー付け方を紹介していきます。
ギヤカバーの付け方については取扱説明書でも記載されているので説明不要かとは思いますが、外し方を知る前にまずは取付方法をおさらいしていこうかと。




フロント側のくぼみにギヤカバーをはめ込んで、ギヤカバーの取り付け完了となります。
ギヤカバーの通常の外し方
簡単な外し方を解説する前に、通常のギヤカバーの取り外し方を解説していきます。
MSシャーシの取扱説明書にはギヤカバーの付け方は載っているものの、取り外し方が載っていません。
ただ、ミニ四駆の組み立ては基本的に取り付けと取り外しが逆手順となっており、例えば取り付けでA→B→Cの順番だった場合は、取り外しはC→B→Aの順番となります。
その法則さえ分かっていれば説明書なしで取り外しも可能で、これについてはMSシャーシのギヤカバーも例外ではなく先程解説したギヤカバーの付け方の逆の手順を行えば外せます。
しかし、MSシャーシのギヤカバーについては取り外す際に一部硬い箇所があり、本当に取り付けの逆手順であっているのか不安になるところもあるので、念のために通常のギヤカバーの取り外し方法を解説していきます。
※以下の画像はモーターを取り付けた状態で実施していますが、まずはモーターを取り付けずMSシャーシとギヤカバーだけの状態で取り外しの確認をすることをおすすめします。

※押し方のコツは上の画像の矢印の向きのようにリヤ側に押しながら天井に向かっても押していきます。


フロント側に引っ張るとギヤカバーのリヤ側が外れ、取り外し完了となります。

見ての通り やり方は非常にシンプルで、モーターを取り付けていなければ力がない方でも簡単にギヤカバー取り外すことができます。
しかしながら、モーターを取り付けた途端 MSシャーシ全体が固くなるためギヤカバーの取り外しが非常に困難になり、指で取り外そうとしようものなら硬くて硬くて、とても取り外せる気がしません…
ギヤカバーの簡単外し方
ここでは力がない人でも簡単にギヤカバーを取り外せる方法を解説していきます。
MSフレキの加工をしたマシンでも活用できる方法なので「ナットが邪魔になってギヤカバーが外せない」という方も参考にして頂ければと思います。
バッテリーホルダーを使って外す
まずはMSシャーシのバッテリーホルダーを用意し、以下の手順で取り外していきます。



引っ張るのは右側・左側どちらでもよく、リヤ側の方向に引っ張りつつ 天井方向に引っ張り ギヤカバーの片側をシャーシから取り外します。

バッテリーホルダーを引っ張る順番は左側・右側のどちらでも構わないので自分のやり易い方から外していきましょう。


ここは通常時の外す方法と同様で、フロント側に引っ張るとギヤカバーのリヤ側が外れ 取り外し完了となります。

このバッテリーカバーを使った外し方なら力がない方でも楽に外せるようになり、非常におすすめの方法となります。
簡易スパナを使って外す
続いては簡易スパナを使用してギヤカバーを簡単に取り外す方法を紹介します。

※簡易スパナは一部のグレードアップパーツに付属しており、単品での販売はありません。
ただ、以下の取り外し方法はバッテリーホルダーを使用する方法よりも若干力が必要になるので、手元にバッテリーホルダーがなく今すぐギヤカバーを取り外したいという時ぐらいしか実践する機会がないかと思われます……

簡易スパナはリヤ側の方向にに押しつつ 天井の方向に押し、ギヤカバーの片側をシャーシから取り外します。


ここは通常時の外す方法と同様で、フロント側に引っ張るとギヤカバーのリヤ側が外れ 取り外し完了となります。

最後に
私自身、最近MSフレキの作成に調整して初めてMSシャーシを使ってみたんですが、ギヤカバーを付けたはいいものの取り外しが固くその時は工具を使って結構無理やり外せました。
取り外せたものの本当にこの手順であっているのか不安になり、色々調べたんですが簡単な取り外し方はおろか取り外し手順すら見つからずかなり困りました。
単純に当たり前のことすぎて誰も取り上げていなかっただけかと思いますが…(笑)
そんな私と同じように困っている方の役に立てればと思い本記事を書いた次第で、特にミニ四駆を始めたばかりの子供たちのお役に立てれば幸いです。


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