今回は2024年10月26・27日に開催されたミニ四駆ジャパンカップ2024 東京大会3D・3のレポートをしていきます。
尚、本記事では大会模様を始め私個人の大会結果・マシンセッティング内容などについて触れていきます。
ミニ四駆ジャパンカップ2024のコース詳細内容や攻略方法を知りたい方、大会の流れや注意点などを知りたいという方は以下の記事をご参照ください。
ジャパンカップ2024 東京大会3D・3 概要
ジャパンカップ2024の東京会場(品川シーサイドフォレスト)での開催が3回目となり東京会場 最後の大会となりました。
10月下旬ということで、ようやく涼しくなり 秋の到来を感じる日でもありました。
コース名は前回と同様のGREAT TATSUDOSHI AR CIRCUIT 2024(グレート タツドシ エーアール サーキット)」となり、コースレイアウトは以下となります。
そして、会場ごとに組み合わせが変わるFDKダブルバウシングは東京大会3D・3ともに「ABBA」の組み合わせとなりました。
尚、ミニ四駆ジャパンカップ2024 東京大会3D・3のレース模様は以下のタミヤ公式チャンネルにアーカイブが残っているので、実際のレース模様が見たい方は以下のリンク先をご覧ください。
また、各セクション情報や対策方法については以下の記事にて紹介しているので、興味がある方はこちらもご参照ください。
大会模様&結果
ここではミニ四駆ジャパンカップ2024 東京大会3D・3の大会模様や私個人の大会結果を紹介していきます。
終始 暑かったジャパンカップ
東京大会3は10月下旬開催ということで 当日の最高気温は24°と前回の東京大会2(最高気温34°)と比べればかなり低くなったものの まだ残暑を感じる気候でもありました。
少し涼しくなってきたということで、今回は自転車で会場に向かったのですが 会場到着時には そこそこ汗をかき「全然涼しくなーい!」なんて一人で思っていました(笑)
そして、ジャパンカップ2024を振り返ると なんだかんだで終始暑かったのかなーと。
暑いついでに、自身にとって熱い大会になってくれればよかったのですが 肝心なレースでは不完全燃焼とも言える結果となってしまいました…
来年こそは熱いジャパンカップにできるよう、まずは日々マシンをいじる習慣を身につけていこうと思います。
私の大会結果
ここではミニ四駆ジャパンカップ2024 東京大会3の私の結果を紹介していきます。
前回は1周目のバウシングストレート直後のクイックSの最初のコーナーでコースアウトと数秒でレースが終わった結果も踏まえて、今回こそは完走を!と意気込んでレースに挑みました。
今回も参加クラスはトライアルで、初戦(1次予選)は出走台数4台で 引き当てたスタートコースは1コースととなりました。
1コーススタートということは1周目でハリケーンコイル最内を迎えるわけで序盤から難所を突破しなくてはなりません。
不運と思いきや、ハリケーンコイル最内を意識したセッティングをしてきたので 他のセクションでつまづく前にセッティングの成果が見れるのはラッキーとも言えます。
そして、レースがスタートし、スタート直後の走りは好調で バウンシングストレートを一番で通過!
そのまま勢いでハリケーンコイルへ突入!と思もわれた矢先、クイックSの最初のコーナーでマシンが横転…
そのまま体勢を戻せずにコースアウト…
前回とスタートレーンは違うものの、前回と同様の歴代最速コースアウトタイム タイ記録と言える不名誉な結果となってしまいました…
ちなみにライブ映像のおかげでコースアウトの具体的な状況が把握できましたが、実際はスタートから待機スペースへ移動する間に起きたため、しばらくして自分のマシンが戻ってこないことでコースアウトしたのだと気づきました(笑)
結局ハリケーンコイル最内対策のセッティングの効果は試せずに終わるという不完全燃焼な結果となりました…
ジャパンカップ2024を振り返るとコースアウトは全てバウンシングストレート直後のクイックSだったわけで、俗に言う0着を私は攻略できなかったこととなります。
東京大会1と2の結果を踏まえて、クイックS対策をしたつもりでしたが結果的に対策不足だったとも言えます。
次回のレイアウトに同じ0着セクションがあるのであれば次こそはリベンジを!と言いたいところですが、本音を言うと できることなら0着セクションは当面の間 控えて欲しいかと…(笑)
マシンセッティング
ここではミニ四駆ジャパンカップ2024 東京大会3で走行させた私のマシンセッティングを紹介していきます。
走行結果は前述した『私の大会結果』で話したように目も当てられない内容なわけで、紹介する意味も皆無とも言えます…
誰からの需要もない情報かと思いますが、大会レポート記事に毎回載せている情報であることと、将来 自分が過去セッティングを見返すために 今回も紹介させてもらいます。
※興味ない方は次の『大会を振り返って』へお進みください。
そんなこんなで、マシン構成・外観が以下となります。
- MSシャーシ(フレキ加工)
- トルクチューン2モーター
- ギヤ比:3.5:1
- スーパーハードタイヤ(直径 約25.3mm)
- 重量:146.9g(電池含む)
- 当日コンディション:[天候 晴れ][気温20℃][湿度81%]
※当日コンディションについては私が出走した時間帯の情報となります。
基本的セッティングに前回と同じで、主に変更したのは以下の2点です。
- フロントローラー(左側)の高さを変更
- ブレーキを青から白へ
次から各変更点を個別に紹介していきます。
フロントローラー(左側)の高さを変更
これはバウシングストレート直後のクイックS対策としての変更点で、前回よりも1.5mm フロントローラー(左側)の高さを下げました。
前回のクイックSでのマシン横転を見て 論理的に検証したところ、ローラーの高さを変えることでクイックS突破率が上がると判断した結果 この変更に至りました。
結果的にはローラーの高さを低くしても横転してしまったわけで、この変更は成果なしとも言えます…
元々、タイヤ径を大きくした時点でマシンの重心が高くなり ローラー全体の高さも上がってしまっていたので 今回の変更では付け焼刃だったのかもしれません。
今流行?の段下げスラダンであれば もしかして対策できていたのかも?と思ったりもしましたが、どの道 そのセッティングをする時間はなかったので、コースアウトは避けれなかったのかと。
ブレーキを青から白へ
前回はフロントブレーキを白から青に変え、今回は再び白に戻しました。
白ブレーキだとグランピーチェンジャーでの減速の心配がありましたが、何よりも完走したかったので できるだけブレーキは強めにしました。
ダウンバウシングはもとよりクイックS直前のバウンシングストレートで減速を期待しての白ブレーキではあったんですが、レース後のブレーキを見たところ出走前と変わらずまっさらな状態でした。
※ブレーキ側面に黒ずんで見える箇所がありますが、これはブレーキをカットするためにボールペンに書いた線で 汚れではありません。
ブレーキの高さも地上高1mmちょっとギリギリを攻めたつもりでしたが、接触した形跡が見当たりません…
接触していないということは考えにくく、汚れが出る前に走り終えてしまったのかなーと。
次の大会のコースレイアウト次第では このブレーキを再利用できるかもしれないので、これはこれで良しということにしておきます(笑)
以上が私のマシンセッティングとなります。
今回はいつにも増して参考にならない情報かと思いますが、何かのヒントになれば幸いです。
また、ここでのセッティング紹介は自分のためのものでもあり、こうしてデータを残しておければ過去のセッティングを振り返ることができます。
そして、同じようなレイアウト・セクションがあった際に あの時はどんなセッティングでどんな走りをしたかということが確認でき同じ過ちを防げるかもしれません。
レース後にマシン画像や改造に関するメモを残しておくと 今後のレースの役に立つかもしれないので、これを機に皆さんも自分のマシンセッティングを記録してみてはいかがでしょうか。
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大会を振り返って
ここではミニ四駆ジャパンカップ2024 東京大会3D・3を振り返って 気になったことや感じたことなどについて触れていきます。
一貫してABBA
ジャパンカップ2024のセクションの1つであるFDKダブルバウシングは各大会(会場)ごとに配置パターン(全4パターン)が異なるという特徴があります。
前回・前々回の東京大会ではABBAのパターンだったので、次も東京大会はABBAで確定だと誰もが思った通り、最後もABBAでした。
ジャパンカップ2023の時も会場ごとに一部セクションが複数パターンあるという仕様の中、東京大会は一貫して同じパターンで、今年のジャパンカップも同じ法則となりました。
今後 公式大会で会場ごとに異なる仕様の場合は、東京会場では一貫して同じパターンである可能性が高いとも言えます。
こうした会場ごとに異なるセクションパターンは今後も度々あるでしょうから、「東京大会は同じパターンで来る」と覚えておくと良いかもしれません。
ただ、もしかすると裏をかいて次からは違うパターンで ということもあるかもしれないので 過信は禁物ですが…
充実していた販売コーナー
ジャパンカップ2024の物販は近年稀に見ぬほど 取扱いアイテムが充実していたのではないでしょうか。
今年は同時期に新製品の販売が重なったことと、イベント会場オリジナル製品が1弾・2弾と追加されたことで連続開催の東京大会でも製品ラインナップに飽きなかったとも言えます。
そして、ジャパンカップ2024の3回目の東京大会では これまでの集大成とも言える 豊富なラインナップの販売コーナーとなりました。
販売コーナーの一部を紹介すると、イベント会場限定マシンでお馴染みの『フェスタジョーヌL オレンジスペシャル』『デクロス-01ブルーメッキボディ』
上の画像には写っていませんが『マッハフレーム ブラックメッキボディ』も販売していました。
あと、マシンで気になったのは最近発売されたばかりの『クロススピアー02』で、私が物販の列に並び始めた時は遠目で見て在庫があったのですが しばらくして売り切れてしました。
単にスタッフの方が在庫補充を忘れていた可能性がありますが、通常品ではありながらもクロススピアー02の人気の高さがうかがえました。
それと、販売コーナーの目玉の一つとも言えるアウトレットコーナーも健在です。
アイテムの種類は決して多いとは言えませんが、在庫も豊富に用意していた模様で今回は多くの人の手に行き渡ったのではないでしょうか。
あとは、最近発売された各種アイテムも取り扱っていました。
個人的に販売コーナーに寄って良かったと思ったのが、上の画像にも写っている「フルカウルミニ四駆30周年記念 ベーシックボックス」です。
販売コーナーで取り扱っているアイテムの大半は、すでにネット通販で購入済みだったんですが、このベーシックボックスはミニ四駆ステーション限定販売ということで購入できずにいました。
正直、公式大会会場で販売されていると思っていなかったので嬉しい誤算でした♪
レース結果は散々でしたが、3大会通して 欲しかった多くのアイテムが買えたので 終わってみれば満足が行く大会だったのかと。
今年最後?のレース
今回の東京大会3D・3が終わるとジャパンカップ2024も残すところ「静岡大会EX」「チャンピオン決定戦」の2大会となります。
静岡大会EXの開催されるクラスはオープン・チャンピオンズのみということで、今回の東京大会3D・3でジャパンカップが終了という方も多いのではないでしょうか。
私は東京大会のみの参加ということで今回が最後のジャパンカップ2024となり、同時に2024年の公式レースも最後となりました。
ワンチャン 去年のように年内にグランプリ ウインターが開催されるかもしれませんが、去年と日程を比較してみると年内の公式レースは望み薄かと…
今年の公式レースが今回で最後という前提で、今年のレース結果を振り返ってみると、出場したレース数が「8」で完走できたのが僅か「1」で 完走率は12.5%となりました…
来年は完走率100%を目標に!とまでは言わないので、せめて50%ぐらいは保って より長くレースを楽しめれば良いかなーと。
最後に
今回はミニ四駆ジャパンカップ2024 東京大会3D・3の模様をお伝えしました。
6月から開催されたジャパンカップ2024もまもなく閉幕となります。
まだジャパンカップ2024は終わっていませんが、今年も様々なドラマや珍事件?などがあり、機会があればこれらも後日取り上げていこうかと思います。
目下 私は次の公式大会に向けて新たなマシン作りをしようと思いますが、まずは以前から滞っていた新ボディの作成をしようかと。
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