今回はミニ四駆の公式大会であるジャパンカップ2025の静岡大会(7月5日開催)から販売コーナーにて販売されるイベント会場オリジナル製品に関する情報を紹介してきます。
イベント会場オリジナル製品 紹介
ここではジャパンカップ2025の物販にて販売されるイベント会場オリジナル製品を紹介していきます。
尚、各製品に記載している「おすすめ度」は★が多い程 おすすめ・人気度が高い製品となります。
ただし、おすすめ度については私個人の見解となり、実際とは異なる可能性があることをご了承ください。
そして、ジャパンカップ2025の販売コーナーで販売されるイベント会場オリジナル製品は以下となります。
次から各種アイテムを紹介していきます。
マンタレイMk.II CITY CIRCUIT スペシャル(MAシャーシ)

おすすめ度
販売価格:1,320円(税込)
東京・お台場にある「シティサーキット東京ベイ」仕様のマシンで、ボディはパープルカラー、ステッカーはCITY CIRCUIT・TOM’sのロゴをあしらった特別仕様モデルとなります。

「CITY CIRCUIT TOKYO BAY」ロゴをパッドプリントしたローフリクションタイヤ(マルーン)も本製品の特徴とも言えます。

2025年夏のイベント会場オリジナル製品では人気最有力候補の製品ではないでしょうか。
人気最有力候補と言っておきながら、冒頭のおすすめ度は★3と厳しめの評価にしました。
★3とした理由は、全体的な実用性の乏しさです。
ホイール&タイヤは魅力的ではあるんですが、それ以外の部分に関しては通常のマシンとさほど変わりありません。
特に残念と感じたのはボディがプラボディであることで、これがクリヤーボディであれば評価もガラッと変わってきました。
マンタレイMk.IIのクリヤーボディは過去に販売されていたので、これを機にクリヤーボディ復活を期待していただけに残念で仕方ありません。
とは言え、限定品ということで希少性自体は高い製品でもあるので。マンタレイMk.IIのデザインが好きな人は購入必須かと。
エストゥーラ クリヤーオレンジ スペシャル(MAシャーシ)

おすすめ度
販売価格:1,320円(税込)
ボディがクリヤーオレンジとなったエストゥーラの特別バージョンとなります。
こちらも前述したマンタレイMk.II CITY CIRCUIT スペシャルと同じく、ジャパンカップ2025のイベント会場オリジナル製品となっています。
特に本製品はジャパンカップ2025のイベント会場で初のお披露目ということで最注目アイテムかもしれません。

ただ、注目度が高い一方で マシン全体の構成は凡庸で、ボディカラー以外は特別売りがない出来になってしまったとも言えます。
個人的に物足りないと思った点がボディがプラボディでタイヤがノーマルタイヤであることです。
プラボディではなく、クリヤーオレンジ塗装済みのクリヤーボディとかだったら爆発的な人気が出てたのかと…
とは言え、クリヤーカラーのプラボディも希少であることに変わりはないので、ボディデザインが気に入っている人は購入一択かと。
マッハフレーム ブラックメッキボディ (FM-Aシャーシ)

おすすめ度
販売価格:1,320円(税込)
マッハフレームのブラックメッキ仕様及びステッカーがメタリック調になった限定バージョンとなります。
本製品はジャパンカップ2024の途中からイベント会場オリジナル製品と登場しており、ジャパンカップ2025でも引き続き販売されることとなりました。
他のマシンとは一線を画す独特なボディデザインはミニ四駆を全く知らない人でも興味を引き、ミニ四駆界隈でも評価が高いボディデザインと言えます。
そんな人気マシンの限定バージョンですが、個人的な評価は★2と厳しめとしました。
その理由はボディ以外の部分は通常のマッハフレームとまったく同一であるからです。
マッハフレームの通常品は今なお購入可能なのでボディカラーにこだわりがなければ、通常品で事足ります。
※通常品のマッハフレームは現状Amazonにて限定品の約半額で購入可能です。
あと、本製品はジャパンカップ2024から販売されているため、欲しい人はすでに購入済みでしょうから 今年は購入する人も少なくなることが予想されます。
逆を言えば、今年からミニ四駆を始めたという人にとっては魅力満載の製品とも言えるので、まだ所持していない人はこの機会を逃さないようにしましょう。
ハイマウントチューブスタビセット(クリヤーレッド・クリヤーブルー)


おすすめ度
販売価格:220円(税込)
ハイマウントチューブスタビ いわゆる湯呑みスタビの色がクリヤーレッド・クリヤーブルーバージョンの2製品となります。
本製品もジャパンカップ2024からイベント会場オリジナル製品と登場しており、ジャパンカップ2025でも引き続き販売されることとなりました。
今回のラインナップの中ではおすすめアイテムの1つと言えます。
おすすめな理由はパーツの実用性が高いことと今後希少性が高くなる可能性が大きいからです。
過去にイエロー・グリーン・バイオレッドのクリヤーカラーバージョンが限定販売されましたが、いずれも現在は入手困難な状態となっています。
これらの過去の事例から、この機会を逃すと再販がない限り 今後適正価格で二度と買うことができないとも言えます。
チューブスタビをまったく使用することがない場合でも最低1個ずつは購入しておくべき製品とも言えます。
ちなみにチューブスタビの使い方については以下の記事にて解説しているので、初めて購入・使用する方はこちらもご参照ください。
2段低摩擦プラローラー(13ー13mm)レッド・ブルー


おすすめ度
販売価格:242円(税込)
2段低摩擦プラローラー(13ー13mm)の赤と青バージョンの2製品となります。
本製品もジャパンカップ2024からイベント会場オリジナル製品と登場しており、ジャパンカップ2025でも引き続き販売されることとなりました。
現状、2段低摩擦プラローラー(13ー13mm)自体がそれほど実用性がない?ため、限定品と言えど それほどの希少価値はないとも言えます。
ただ、今後 脚光を浴びることも無きにしも非ずなので、不要と思う方も最低1個ずつは購入しておいた方が良いかもしれません。
また、ドレスアップ効果が期待できるアイテムでもあるので、マシン全体を赤もしくは青で統一したいという人には必須かと。
フェスタジョーヌ L オレンジSP (ポリカボディ/MAシャーシ)

おすすめ度
販売価格:1,320円(税込)
MAシャーシを軸としたポリカボディ搭載の限定モデルで、2024年3月からタミヤの各イベント会場で販売されおり、ジャパンカップ2025でも引き続き販売されることとなりました。
シャーシ周りのパーツ及びタイヤが蛍光オレンジという特殊な色となっており、タイヤもスーパーハード小径ローハイトタイヤということで 余すことなく実践で使用できるキット構成になっています。
そして、本製品最大の特徴はカーボンパターンプリントが施されたポリカボディではないでしょうか。

普通ポリカボディは透明で塗装する手間がかかるわけですが、このボディは最初から上記の状態なので塗装いらずです。
※透明の状態でもシールを貼れば公式大会に参加することは可能です。
そんなシールを貼るだけで見栄えが良くなるボディな上にポリカボディ特有の軽さがあり、非常に優秀なボディとも言えます。
これらのことから、最低でも1台は所持しておくべき製品で、個人的には今回のイベント会場オリジナル製品において最注目アイテムです。
強いて残念な点を挙げるとすると、
DCR-01 (デクロス-01) ブルーメッキボディ (MAシャーシ)

おすすめ度
販売価格:1,430円(税込)
DCR-01(デクロス-01)のボディがブルーメッキ仕様及びステッカーがメタリック調になった限定バージョンとなります。
こちらは度々イベント会場で販売されており、前回のミニ四駆グランプリから継続しての販売となります。
おすすめ度は★1と厳しめの評価にしたわけですが、その理由は希少性の薄さと価格にあります。
本製品はボディのみ(ボディカラー・ステッカー)が限定仕様であり、それ以外の部分は通常のデクロス-01とまったく同一となります。
デクロス-01の通常品は今なお購入可能なのでボディカラーにこだわりがなければ、通常品で事足ります。
また、昨今の公認競技会の参加賞としてデクロス-01のメッキボディが配布されているので、メッキボディの目新しさがなくなっています。
さすがにブルーメッキの配布はないのですが、過去大会に参加している人からすれば もうデクロスのメッキボディはお腹一杯という人も多いのではないでしょうか。
そして、おすすめ度が低いもう1つの理由は価格がやや高めなことです。
価格について前述したフェスタジョーヌ L オレンジSPと比較しての見解とはなりますが、同梱品の内容からして少々割高な印象となります。
フェスタジョーヌ L オレンジSPはいずれも希少なパーツ・実用的なパーツを兼ね備えているのに対してデクロスの各パーツはお世辞でも実用的なパーツとは言えません。
当然デクロス01が大好きで色んなカラーバージョンを持っておきたい!という人にはおすすめできますが、そうでなければ購入する価値はないかと。
スーパーX・XX ローフリクション小径ナロータイヤ(24mm)&シルバーメッキ3本スポークホイール

おすすめ度
販売価格:396円(税込)
シルバーメッキの3スポークデザインの直径24mmサイズのホイールとマルーンカラーのローフリクションナロータイヤがセットになった製品です。
こちらの製品はミニ四駆グランプリ2024スプリングから販売されており、ジャパンカップ2025も引き続きの販売となります。
ローフリクションタイヤということで そこそこの人気はありそうなものの、実用性で考えると中・上級者には不向きで初心者向けの製品とも言えます。
ただ、無加工のタイヤを使用する人にとっては、重宝する製品かもしれないので ピンポイントで人気が出る可能性もあります。
時間をおいて脚光を浴びるかもしれないので、まだ持っていない方は1セットだけでも購入しておいた方が良いかもしれません。
イベント会場オリジナル製品 まとめ
今回紹介した10製品のうち8製品がすでに過去のイベント会場で販売されているという新鮮味に欠けるラインナップと言えます。
このことから、ここ最近の公式大会に参加している人にとっては物足りなさを感じざるを得ません…
逆に、ここ最近の公式大会には参加していないという人は豊富なラインナップになるのではないでしょうか。
新規のイベント会場オリジナル製品があるだけでも十分嬉しいわけですが、新たに登場した製品が個人的に今一だったので残念な気持ちは否めません。
ただ、今回紹介したアイテム以外でも以下の新規アイテムが各会場で販売される可能性もあります。
上記アイテムは必ずしもジャパンカップ2025会場で販売されると決まったわけではありませんが、各製品の発売日以降であればイベント会場でも販売される可能性は高いのではないでしょうか。
尚、上記製品の詳細情報については以下の記事で詳しく紹介しているので、興味がある方は こちらをご参照ください。
タミヤ側としては新たに展開されたトレイルミニ四駆を推していきたい気持ちもあるでしょうから、敢えて今回はイベント会場オリジナル製品は控えめにしたのかもしれません。
全体的にネガティブな発言が目立ってしまいましたが、昨年はジャパンカップ後半からイベント会場オリジナル製品が追加されたので、今年も途中から新規追加製品があることを期待したいところです。

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