今回は2025年1月に発売が決定したミニ四駆の新シャーシであるMEシャーシの第一弾マシン ライザンを紹介していきます。
新シャーシのMEシャーシ
ここでは2025年9月に発表された新シャーシであるMEシャーシを紹介していきます。
新シャーシ 発表・登場
VZシャーシ発売から約5年の歳月を経て、レーサーミニ四駆用の新シャーシであるMEシャーシが発表されました。

シャーシ名のMEとはMidship(ミドシップ) Evolution(エヴォリューション(進化))の略で、軽く・しなやかに・使いやすくをコンセプトに開発されたシャーシとのことです。
また、シャーシ名の最初にミッドシップのMが付くことから、MS・MAに続く3種類目の両軸シャーシとなります。
そして、MEシャーシはMAとVZの特徴の二面性を持つシャーシと私は感じました。
まず、シャーシ全体の構成は1パーツで前輪・後輪・モーター・電池を搭載できる仕様であることからMAシャーシに酷似した作りと言えます。

上画像はシャーシ裏面となり、所々MAシャーシと似た部分が見受けられます。
次に前後バンパーが着脱可能という点についてはVZの特徴を引き継いでいると言えます。

私自身がMAシャーシを使用する場合、デフォルトの前後バンパーをカットしており、MEでは着脱式のバンパー仕様により そうした手間が減るのは評価ポイントの1つでもあります。
個人的なMEシャーシの注目ポイントは以下の画像のAパーツがABS樹脂製であることです。

MAシャーシのAパーツはPOM製であり、それが故にモーター固定パーツがずれやすい?という問題もありましたが、MEシャーシはABS樹脂製ということで これらの問題点も改善したのではないでしょうか。
実際に先行公開された実機を見たところモーター固定パーツはモーターにガッチリと固定されていたので、これは地味に嬉しいポイントとなります。
それ以外にも「MAシャーシに比べ約8gの軽量化を実現」といった注目ポイントがありますが、各種細かい仕様については実機を入手後 別途詳しく解説していこうと思います。
発表が少し早まった?
これは私の憶測となりますが、ライザン(MEシャーシ)は本来 2025年10月開催のホビーショーの直前(9月下旬~10月上旬)に発表する予定だったのではないでしょうか。
タミヤは毎回「発表新製品リスト」でホビーショー展示商品を発表しているので、ホビーショーでサプライズ発表することはないと思うのですが、今回の発表も当初の予定より若干早まったのかと。
予定が前倒しになった理由は、9月9日にTAMIYA台湾の公式サイトにてライザン(MEシャーシ)の情報が先行公開されたからではないでしょうか。
TAMIYA台湾と日本のタミヤの関係性については不明ですが、日本のタミヤが意図せぬところでTAMIYA台湾から急な情報流出が発生したと予想しています。
どの道 近い将来 日本でも発表する予定だったので 何か問題があるわけではないんですが、TAMIYA台湾の新シャーシ公表によって 日本のタミヤへ それなりの問い合わせがあったのではないでしょうか。
また、ホビーショー前に開催されるミニ四駆ジャパンカップ 東京大会2D/2ではライブ配信が予定されており、このまま日本のタミヤから未発表のままだとMEシャーシに関するコメントが殺到する可能性があります。
こうした事情を考慮して、ライザン(MEシャーシ)の公式発表を本来想定していた時期よりも若干早めたのかと。
MEシャーシ 第一弾マシン ライザン
ここではMEシャーシ第一弾マシンであるライザンについて紹介していきます。
MEシャーシ 第一弾マシン 発売決定
新シャーシであるMEシャーシ搭載の記念すべき第一弾マシンはライザンとなります。
発売は2026年1月予定で、価格は1,650円(税込)となります。
価格は歴代のレーサーミニ四駆の通常版の標準マシンキットでは最高値?と言えるのではないでしょうか。
高めの価格となった真相は不明ですが、個人的にはシャーシというよりもボディ側の方にコストがかかっているようにも思えます。
※ボディ側にコストがかかっていると思う理由については後述します。
製品番号は「18663」ということで通常品となりますので、発売直後に買い逃したとして後から購入できるチャンスはいくらでもあります。
新シャーシ・ボディに目が行きがちですが、新形状のTスポークホイールも本製品の特徴です。

見た目もさながら、ホイールの強度・軽さもバランスがよさげな感じがするので実践でも十分活躍しそうな優れものと言えます。
そんな魅力的なホイールですが、1つ残念なのはフロントとリヤのホイール軸の長さが違うことです。

実践ではホイール軸が短い方で前後(フロント・リヤ)を統一させるレーサーが多く、本製品のホイールでフロント・リヤを統一させようとすると2キット分用意する必要があります。
わざわざマシンキットを余分に購入せずともホイールだけカスタマーで取り寄せれば良い話ですが、それはそれで手間がかかります。
そんな細かい不満がありつつも、新シャーシの第一弾マシンということで期待度が高い製品であり、発売が待ち遠しいと思う人も多くいるのではないでしょうか。
そんな私も発売が待ち遠しいと思う1人なわけで、何とか予約して発売日当日にはライザンをゲットしたいところです。
現状、DMM通販サイトにて事前予約受付中で、以下の製品名をタップするとDMM販売ページへ飛ぶことができます。
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ボディも魅力満載!
シャーシに注目されがちなライザンですが、ライザンのマシンキットの最大の魅力はボディとも言えます。
ボディデザインはここ最近のミニ四駆マシンではお馴染みの根津孝太氏が手掛けており、新世代を彷彿とさせるシャープなデザインとなっています。


そして、ライザンボディの最大の特徴は着脱式パーツであることです。

着脱式・分割式パーツ自体にはさほど目新しさは無いのですが、ライザンのパーツごとに色分けされているのは革新的ではないでしょうか。
塗装なしでもクオリティが高いボディデザインを再現できるのは、塗装初心者にも嬉しい仕様と言えます。
また、前後バンパーを取り外すことで、実車さながらの見た目となりボディデザインをより引き立てることができます。

こうしたMEシャーシの特徴を最大限に活かしたボディデザインもライザンの魅力の1つ言えます。
魅力はそれだけにとどまらず、コックピット部分にはドライバー人形を乗せることもできます。

上画像のようにリヤ側のレッドパーツを外すことでオープンカー仕様?にもできます。
※スモークパーツにボディキャッチ部分があるのでレッドパーツを取り外した状態でもシャーシとボディをしっかりと固定することが可能です。
この仕様により2025年10月末に発売されるトレイルミニ四駆くまモンバージョンのくまもん人形もライザンに搭乗することができます。
これらの こだわったボディ仕様であることから、ボディにはそれなりのコストがかかり その結果 販売価格の値上がりに繋がったのではないでしょうか。
そんな販売価格面でのマイナス要素もあるわけですが、そんなことが気にならないぐらいの魅力がつまったボディであり、ライザンはMEシャーシの第一弾マシンに相応しいと言えます。
尚、ライザン及びMEシャーシの製品情報について以下のタミヤ公式サイトにて紹介されているので気になる方はこちらもご参照ください。
最後に
遂にミニ四レーサー待望の新シャーシが発表されました。
以前からレーサーミニ四駆用の新シャーシの開発・制作自体は進めているということでしたので、まだかまだかと待ちわびていた人も多かったのではないでしょうか。
私も待ちわびていた1人であり、発売が決まった今 MEシャーシ第一弾マシン ライザンの発売が待ち遠しいです。
MEシャーシの本当の魅力は実機をいじって初めて分かるでしょうし、MEシャーシの詳細の仕様については実機購入後に当サイトにてレビューしていこうと思います。
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コメント
コメント一覧 (2件)
ライキリ持ちの私は,兄弟が出た!!って思ってます。
勿論買う気です。( ̄ー ̄)b
>>雷電さん
コメントありがとうございます。
ライザンは雷?系統のマシンということで、ライキリ好きな人はたまらないデザインかと♪
雷切(ライキリ)・雷斬(ライザン)ときているので、次は雷電(ライデン)が登場するかもしれませんね。