今回は新連載漫画MINI4KING(ミニヨンキング)の所感や今後の展望について話していきます。
MINI4KING(ミニヨンキング)とは
2021年8月12日発売のコロコロコミック9月号から連載開始となったミニ四駆を題材としたバトルレース漫画で、原案は「シャーマンキング」でお馴染みの武井宏之氏、漫画は今田ユウキ氏の共同制作で、作中に登場するマシンのデザインは武井宏之氏が手がけています。
コロコロコミックで連載されてきたメジャーなミニ四駆漫画「ダッシュ!四駆郎」「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」に続く3作目となり、昭和のダッシュ!四駆郎、平成の爆走兄弟レッツ&ゴー!!、令和のMINI4KINGと言ったところでしょうか。
本作の特徴としてLASERという新パーツが登場し、それらを装着したマシンをレーザーミニ四駆と呼び、ミニ四駆としても新ジャンルとして確立されています。
今後の展開次第では再びミニ四駆ブームを引き起こす起爆剤としても期待されている漫画でもあります。
MINI4KING 関連商品
連載開始前からすでに製品化計画が進んでおり、新連載開始から約2週間後の8月28日に主人公のマシン「ロードスピリット」がタミヤからレーザーミニ四駆第1弾として発売されます。
シャーシは最も新しいVZシャーシで、タミヤとしても新シャーシをどんどん普及させたいでしょうから今後のレーザーミニ四駆シリーズもVZシャーシ一択でしょう。
MINI4KINGの人気次第ではワンチャンさらに新しいシャーシの登場もある?!
またコロコロ9月号にはレーザーミニ四駆第2弾マシン「JADOW JACKK(ジャドー ジャック)」も公開されており、第1弾マシンを光属性と例えるのであれば、第2弾マシンは闇属性といったところでしょうか。
JADOW JACKKの製品情報ついてはまだタミヤから正式な発売日の発表はありませんが、発売もそう遠くないと思われ2021年10月ぐらいには発売されるのではないでしょうか。
それ以降もレーザーミニ四駆キットが続々発売されると思いますが、個人的に気になるのはLASERパーツです。
LASERパーツは各レーザーミニ四駆キットに付属されますが、いずれはLASERパーツ単体がグレードアップパーツとして発売され、そのパーツで自分オリジナルマシンが作れる!という展開があったら面白いかなーと。
ただグレードアップパーツとして発売するにはハードルが高い気がして、発売されるか否かは今後のレーザーミニ四駆キットの売り上げ次第ではないかと思います。
MINI4KING 第1話 所感
肝心の漫画の内容ですが、第1話を見る限りリアル志向でミニ四駆についても所々で解説があり、ミニ四駆をまったく知らない人にも読み応えある内容となっていて、この漫画を機にミニ四駆に興味を持つことも期待されます。
第1話で分かった事は
・主人公が所持するマシン「ロードスピリット」は玩具店で普通に売っているもので、ボディの一部に主人公が考えたオリジナルマークがついているが、現時点ではオリジナルマシンではない。
今後、LASERパーツによりオリジナリティを付けていく?!
連載が続けば、主人公の2代目マシンはオリジナルマシンの可能性大?!
・主要な登場人物の名前はミニ四駆のパーツ・道具に由来。
主人公:工藤 モー太(駆動 モーター)
仲間第1号候補?:グリス
この法則であれば女性主要キャラの1人はローラ(ローラー)で確定か(笑)
そして第1話の感想ですが、主人公の常識破りなところをうまく表現し、少年ジャンプ級の熱い展開でしびれました。
特に仲間第1号候補?のグリス君の解説がいい味だしてます♪
あと鏡の上にシャフト置いたり、ミニ四駆チェッカー使ったりと ミニ四駆経験者も頷く細かい描写もGoodですね。
(でも良い子は夜中にミニ四駆チェッカー使用するのはマネしちゃだめ(笑))
第1話のツッコミどころ
ここからは多少ネタバレが入るのでまだMINI4KING未読の方は閲覧注意です。
最初に言っておくと、このツッコミに関しては決してこの漫画をディスっているわけではないのあしからず。
漫画であるからには当然ツッコミどころも満載なわけで、それはそれで一つの楽しみと捉えて読ませてもらってます(笑)
余談ですが、ツッコミどころ満載のバスケ漫画「黒子のバスケ」は大好きで全巻持っています(笑)
それではMINI4KING第1話のツッコミどころを。
- 鉄材の置き場所 危険すぎ!
- ミニ四駆は大事だけど、自分の命はもっと大事だよ。
- ミニ四駆を破壊してもシャーシには手を付けない謎の優しさ。
- 主人公 冒頭ではミニ四駆を雑に扱っていた割には物持ちが良すぎる。
- 直線コースで何故ノーマルモーター?モーター買うほどのお小遣いがないのか?
- 直線であの走法狙ってるのであればローラーなしの方がよかったのでは?
- あの走法はすごいけど、それを実現させたコースの精度も凄すぎ!
- 100万円モーターは百歩譲るとして、それが直線勝負でノーマルモーターに負けるとか返品案件に相当するのでは?
- ミニ四駆をポケットにしまっちゃ駄目!100均のやつでもいいからケース用意しなさい!
あとツッコミどころ以外に気になったは温水沢君側の敗因で、彼はモブキャラだったことと漫画の尺の関係で温水沢君側のことは一切触れられていませんが、もし温水沢君が強キャラの扱いで漫画の尺もあればその辺も触れられていたのかなーと。
ということで勝手に温水沢君の敗因について理論的に考察してみました(笑)
モーターの性能を十分活かせなかった説
当然、温水沢君ならモーター以外も高価なパーツで構成しているだろうが、結局のところギヤ・シャフト・ホイール・タイヤ・シャーシ等のパーツで出せるスピードの限界がモーターのボトルネックになってしまったのでは。
あとは温水沢君のコメントから察するに、ただ高価なパーツを集めるだけで駆動関係のカスタムは一切試していなかったのも要因かと。
モーターの消費電力問題説
100万円の特注だから(業者がぼったくっている可能性大ですが(笑))さぞかし回転数が出るモーターであっただろうが、その回転数が故に消費電力も尋常じゃなく、バッテリー消耗が激しすぎたのでは。
実は主人公のマシンは多少加速はしたもののほぼ一定のペースで走っていて、温水沢君のマシンが減速したため敗北したのでは?
でも100万円もするんだったら消費電力も抑える技術が搭載されていてもおかしくないような…
やっぱりモーター販売元がぼったくったということで確定!?(笑)
最後に
感想よりも どうでもいいツッコミどころを多く語ってしまったわけですが、何はともあれ今後の展開に期待できる漫画で個人的にはアニメでMINI4KINGを観てみたいと思いました。
第1話の構成が30分アニメ枠でちょうど収まりそうで、ミニ四駆未経験者のハートを掴める内容になっているのでアニメ化したらファンが一気に増えそうでもあります。
アニメ化の道もそう簡単ではないと思いますが、アニメ化を期待する一ファンとして、まずは自分の出来る事からやってみようかと。
とりあえず私にできることはコロコロコミック買って、アンケートでMINI4KINGを推して、レーザーミニ四駆買うということかと。
まずはコロコロコミック内での人気を獲得し、アニメ化の実現、そしてアニメ化で飛躍的に知名度を上げ、ゆくゆくは真のミニ四駆第4次ブームに繋がる事を願って。
ということで約30年ぶりにコロコロコミック読書アンケートハガキ送ります(笑)
そして、2021年12月27日にミニヨンキング第1巻が発売され、2022年5月27日に第2巻が発売されています。
今後のミニ四駆ブースの再到来の鍵となる大注目の作品となっています!
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