今回は2024年8月に発表されたタミヤ製品の価格改定（値上げ）に関する情報を紹介していきます。
価格改定の発表について
2024年8月22日にタミヤからTRFシリーズ、ホップアップオプションズ、ミニ四駆関連製品等の価格改定が実施されることが発表されました。
具体的な価格改定時期は決まっておらず、次回出荷分より価格改定後の新価格が適用されるとのことです。
（すでにタミヤショップオンラインの販売価格は新価格が適用されています）
尚、価格改定の理由についての発表はなく、おそらく昨今の原材料・エネルギー価格の高騰の影響ではないかと。
尚、本記事ではミニ四駆関連製品のみの価格改定情報をお伝えするので、他製品の価格改定情報を知りたい方は以下のタミヤ公式サイトをご参照ください。
価格改定 対象商品
ここでは今回の価格改定の対象となるミニ四駆関連製品の情報を各製品ごとに紹介していきます。
ジャパンカップ ジュニアサーキット (レッド/ブルー/ホワイト)
ミニ四駆サーキット ジャパンカップ ジュニアサーキット (レッド/ブルー/ホワイト) が価格改定により、21,800円から24,800円(税込み27,280円)への値上げとなります。
（以後ジャパンカップ ジュニアサーキットのことを JCJCと省略した名称で呼んでいきます）
価格上昇率は約1.14倍となります。
| 旧価格 | 新価格 | |
|---|---|---|
| ¥21,800 | ¥24,800 | ¥27,280(税込) |
元々 高めの価格帯の製品でもあるため、3,000円(税別)の値上げはなかなかのインパクトがあります。
現状AmazonではJCJCは在庫切れとなっていますが、定期的に入荷することもあり もしかすると旧価格から割り引いた価格で購入するかもしれないので、定期的にチェックすると良いかもしれません。
今回の価格改定発表の影響を受け 既存のJCJCも値上げされることが予想されます。
そんな中おすすめなのが以下のスペシャルカラーの限定品です。
この製品は 2024年8月10日に発売された製品で、販売価格は27,280円(税込)となっており、通常カラーの新価格と同じ金額となります。
（今思えば 上記限定品は価格改定を見越した販売価格に設定されていたのかと）
通常カラーと同じ価格ではありますが、結構値引きされた状態で取り扱われているので 今ならこちらを購入した方がお得かもしれません。
ただし、こちらは限定品ということで、今回の価格改定の影響で注目されるかもしれないので 早めの購入をおすすめします。
先程 Amazonを確認したところ在庫切れとなっていました…
実は今回の価格改定によるJCJCの値上げは、個人的に実質5,500円だったのではないかと思っています。
その理由として挙げられるのが、以下のタミヤ公式ページに掲載されている旧JCJCの価格です。
こちらのJCJCは税込み価格が21,780円で価格改定後の価格(27,280円)よりも5,500円安くなっています。
サーキットの色がグレーであることと製品番号自体も「レッド/ブルー/ホワイトver」とは異なるので根本的には今回発表された価格改定製品とは関係ないとも言えます。
ただ、各ネットショップの「レッド/ブルー/ホワイトver」の販売価格を見ると上記の「グレーver」の価格を参考したのでは？と思える価格設定になっていたりもします。
また、私個人もこの公式サイトの表記もあってか これまでJCJCの定価を税込み21,780円だと思い込んでおり、今回の価格改定発表で本当のJCJCの価格を知りました…
このことから私の中では今回の値上げは実質5,500円の値上げとなり、そう遠くない将来 コース設置スペースを確保してJCJCを購入しようと思っていただけに ショックは結構大きいです…
パワーチャンプRX
パワーチャンプRX（2本セット）が価格改定により、300円から360円(税込み396円)への値上げとなります。
価格上昇率は1.2倍となります。
| 旧価格 | 新価格 | |
|---|---|---|
| ¥300 | ¥360 | ¥396(税込) |
ミニ四駆公認競技会の決勝戦でも使用される電池の1つで、ミニ四駆の走行には欠かせないパーツの1つとも言えます。
ただ、大半のミニ四駆ユーザーは 使い捨てであるアルカリ電池（パワーチャンプRX）ではなく、繰り返し使えるニッケル水素電池（ネオチャンプ）を愛用しているでしょうから、今回の値上げの影響はさほどないのかと。
ただ、ミニ四駆ガチ勢の人は公式大会の決勝進出を見据え 最初からパワーチャンプRXを使用したりもするので、そうした人達にとっては今回の価格改定はショックだったのではないでしょうか。
また、理由は後述しますが、もしパワーチャンプRXの購入を考えているのであれば、次に紹介する12本セットを購入することをおすすめします。
パワーチャンプRX（12本）
パワーチャンプRX（12本セット） が価格改定により、1,400円から1,500円(税込み1,650円)への値上げとなります。
価格上昇率は約1.07倍となります。
| 旧価格 | 新価格 | |
|---|---|---|
| ¥1,400 | ¥1,500 | ¥1,650(税込) |
前述したパワーチャンプRXが12本セットとなった製品で、パワーチャンプRX(2本セット)が値上げしたということで こちらの製品も当然ながら値上げ対象となりました。
ただ、どういうわけか12本セットは2本セットに比べると価格上昇率が約1.07倍（2本セットは1.2倍）と低めに設定されています。
さらに旧価格(税別1,400円)の時から12本セットで購入した方がお得（2本セットを6個購入すると1,800円）だったことから、今回の価格改定により12本セットのお得感が更に増す形となりました。
このことから「緊急で2本だけ欲しい」というような特殊な状況でもない限りは、今後は12本セットを購入した方が良いかと。
今後 価格改定の対象となる製品は？
今回の価格改定で気になるのは、今後 別の製品も値上げするのではないか？ということで、今回の件を元に今後値上げが予想される製品を紹介していきます。
まず、真っ先に思いつくのは ジャパンカップ ジュニアサーキット同じミニ四駆サーキットであるオーバルホームサーキットです。
「JCJCが値上げとくれば次に標的にされるのはオーバルホームサーキット？」と思う方も多いのではないでしょうか。
ただ、同じミニ四駆サーキットではあるんですが、それぞれの材質が異なるので、オーバルホームサーキットは当面の間は値上げ対象にはならないのかと。
それと、ミニ四駆を遊ぶ上で必ず必要というものでもないですし、仮に今後値上げされたとしても 話題性は薄いかもしれません。
とは言え、お手軽価格で購入できることがウリ？な製品でもあるので、今後 ミニ四駆新規参入者のことも考慮して現状の価格を維持してもらいたいものです。
尚、JCJC及びオーバルホームサーキットについての詳細情報については以下の記事にて解説しているので、購入を検討している方はこちらをご参照ください。
続いて、今後値上がりが予想される製品はネオチャンプです。
こちらはパワーチャンプRXと同様の単3電池ということで、「パワーチャンプときたら次はネオチャンプ？」と嫌な予感がしてきます。
ネオチャンプはミニ四駆を本格的に楽しむための必須アイテムとも言え、繰り返し使えるものの消耗品でもあるので これだけは値上げして欲しくない製品の1つとも言えます。
ただ、パワーチャンプはアルカリ電池でネオチャンプはニッケル水素電池であり根本的な種類が異なるので、ネオチャンプの値上げは当面ないのかと。
とは言え、いつ値上げ発表されてもおかしくない製品なので 購入を検討している方は今のうちに購入しておいた方が良いかもしれません。
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