スーパーハード小径ローハイトタイヤ(26mm) & カーボン強化ホイール (Yスポーク) 発売!【ミニ四駆】

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今回はミニ四駆 グレードアップパーツの新製品であるスーパーハード小径ローハイトタイヤ(26mm) & カーボン強化ホイール (Yスポーク)の製品情報を紹介していきます。

製品仕様から製品の良い点・悪い点など ミニ四駆で遊んでいる人には必見の内容となります。

目次

製品紹介

ここでは「スーパーハード小径ローハイトタイヤ(26mm) & カーボン強化ホイール (Yスポーク)」に関する製品情報を紹介していきます。

突如発表された新製品

2024年11月開催のタミヤフェアにて「スーパーハード小径ローハイトタイヤ(26mm) & カーボン強化ホイール (Yスポーク)」が発売されることが突如発表されました。

気になるのは通常品なのか?限定品なのか?ということになるんですが、アイテムNo.(製品番号)は15542となっており通常品となります。

2024年11月に発売された「ローフリクション小径ローハイトタイヤ(26mm)&カーボン強化ホイール(フィン)」に続いてスーパーハードタイヤも通常品で販売されるということでファンにとっては嬉しい発表となりました。

製品情報

本製品はスーパーハード小径ローハイトタイヤx4枚Yスポークタイプホイールx4本 で構成されたグレードアップパーツとなります。

発売日は2025年1月11日(土)発売予定で、価格は396円(税込み)となっています。

また、前述しましたが アイテムNo.は「15542」となっており、通常品という分類となります。

スーパーハードタイヤは、ここ最近販売されるマシンキットに含まれることは多々あったのですが、この度 単品且つ通常品として販売されます。

現状、DMM通販サイトでは事前予約受付中で、以下の製品名をタップするとDMM販売ページへ飛ぶことができます。

DMM通販サイトでは1注文で3,500円以上の商品を同時に購入すると送料無料となりますので、9個以上購入する方はDMM通販がおすすめです。

※1個購入でも他製品と合わせて合計3,500円以上購入すれば送料無料となります。

タイヤの種類

ここでは、本製品の仕様・性質を知るために タイヤの種類について解説していきます。

まず、製品名となっている スーパーハードはタイヤの素材を示し、ローハイトはタイヤの形状を示します。

次からタイヤの素材形状について、それぞれ個別で解説していきます。

タイヤの素材

ミニ四駆のタイヤの素材に関しては種類及び硬さ・グリップ力は以下となります。

上記の表を見て分かるように、スーパーハードタイヤはミニ四駆のタイヤの中では硬めでグリップ力が低めのタイヤとなります。

タイヤの硬さ・グリップによる走りへの影響については後述する『スーパーハードが好まれる理由』にて詳しく解説していきます。

尚、タイヤの種類は上記以外にもスポンジがありますが、他のタイヤとは逸した素材のため今回の説明からは除外しています。

タイヤの形状

ミニ四駆のタイヤの形状は主に以下の4タイプとなります。

各タイヤの特徴については本記事では省略しますが、肝心のローハイトタイヤが上の一覧画像にありません…

それもそのはずで、ローハイトタイヤはスリックタイヤと同じく路面との接地面が平らな形状のタイプとなるからです。

ただ、名称が違うようにローハイトタイヤとスリックタイヤには決定的な違いがあり、それはタイヤの厚さです。

上の画像を見て分かるようにローハイトタイヤはスリックタイヤよりも薄くなっています。

タイヤの薄さによる走りへの影響については後述する『スーパーハードが好まれる理由』にて詳しく解説していきます。

それと、ローハイトタイヤとスリックタイヤは厚さの違い以外にも それらを装着するホイールの直径も変わってきます。

ローハイトタイヤに適応したホイールは、基本的に「ローハイトタイヤ用」と明記されています。

スーパーハードが好まれる理由

スーパーハードタイヤの人気の理由は ずばり「硬さ・薄さ」と「適度なグリップの低さ」です。

前述したようにスーパーハードは 現状ミニ四駆のタイヤの中では硬く・薄くグリップが低めタイヤとなります。

まず、タイヤが硬く薄いとマシンがジャンプした後の着地で跳ねにくくなります。

昨今のミニ四駆コースレイアウトは基本的にジャンプセクションが存在し、ジャンプ&着地は避けることができません。

このジャンプ後の着地を安定させてくれる1つの要素となるのがタイヤの硬さ・薄さであり、現代ミニ四駆においては非常に重宝される特性とも言えます。

ちなみに「タイヤが厚くて柔らかい方が着地時の衝撃を吸収して跳ねないのでは?」と思われる方もいるかもしれません。

着地した瞬間、タイヤが厚くて柔らかいと確かに衝撃を一時的に吸収するのですが、その直後に衝撃エネルギーを反発するので結果的に弾んで(跳ねて)しまいます。

ただし、この利点は最も硬いローフリクションタイヤには劣るので、スーパーハードが最も着地での跳ねにくいタイヤではありません。

次にグリップが低いと滑りやすくなります。

滑りやすい=摩擦抵抗が少ない ということになるんですが、この摩擦抵抗が少ないという点がミニ四駆の走行においてはメリットになります。

ミニ四駆のコースは直線のみのコースを除いて必ずコーナーがあり、このコーナーの走行は摩擦抵抗が少ない方が速くなると言われています。

というのも、ミニ四駆は常に直進しかできず コーナーで曲がっているのはフェンス(壁)があるからで、曲がって走るのではなくフェンスに沿って滑っているという表現が正しいかもしれません。

そんなコーナーリングでタイヤのグリップ力が強く摩擦抵抗が高くなってしまうと、マシンが滑りにくくなりコーナーで減速してしまいます。

逆にグリップ力が低く摩擦抵抗が少ないと、マシンが滑るように走ってくれるための減速が減り より速くコーナーを抜けることができます。

ただし、この利点は最もグリップ力が低いローフリクションタイヤには劣るので、スーパーハードが最も摩擦抵抗が少ないタイヤではありません。

スーパーハードはローフリクションに劣る?

上記で紹介した2つの長所(着地で跳ねにくい・滑りやすい)はローフリクションタイヤに比べて劣ってしまうため「ローフリクションタイヤの方が優れている?」と思うかもしれません。

確かに この2つの長所に関してはローフリクションタイヤに軍配が上がりますが、グリップに関してはグリップ力が強い方が有利な場面もあります。

グリップ力が強いと加速力が増すわけで、直線走行においては距離にもよりますが、ローフリクションよりもスーパーハードの方が有利とも言えます。

跳ねにくさもローフリクションとさほど違いはなく、適度なグリップ力を持つスーパーハードははハイブリッドなタイヤとも言えます。

実際に公式レースでスーパーハードで優勝している方もいますし、中には1台のマシンにスーパーハードとローフリクションを混ぜた組み合わせをする人もいます。

そうしたことからスーパーハードタイヤもレースに勝つためには必須級のアイテムと言えます。

製品の良い点

ここでは「スーパーハード小径ローハイトタイヤ(26mm) & カーボン強化ホイール (Yスポーク)」の良い点について紹介していきます。

通常品番である

ミニ四駆のグレードアップパーツは通常品限定品の2種類があります。

通常品はアイテムNo.に「1」から始まる数字が割り振られており、その名の通り 製造中止にならない限り常時生産されています。

限定品はアイテムNo.に「9」から始まる数字が割り振られており、その名の通り 数量限定の販売となり ものによっては非常に入手困難になることがあります。

そして、本製品のアイテムNo.は「15542」となっており、通常品に該当します。

スーパーハード小径ローハイトタイヤは昨今のマシンキットに付属されることが多いものの、単品だと常に限定品のみだったこともあり 入手手段が限られていました。

その人気だったスーパーハード小径ローハイトタイヤが通常品となったことで、発売日や数量を気にせずに購入できるということは非常に喜ばしいことかと。

ただ、通常品とは言え人気アイテムであるので、発売直後はしばらく在庫切れの状態が続くと思われます。

価格がリーズナブル

本製品は価格が396円(税込み)となっており、お求めやすい価格である点もおすすめポイントです。

スーパーハードタイヤ自体は昨今のマシンキットに付属していることが多いので、それらを購入すればゲットできるわけですが、スーパーハードタイヤだけの目的だと少々高くついてしまいます。

このことから、少ない予算でやり繰りしている人にとっては待望のアイテムと言えます。

シャフトが抜きやすい

ここでの話はホイールに関連する話題となります。

冒頭の「シャフトが抜きやすい」というのはホイール貫通をした場合の利点となります。

ホイール貫通に関する詳細内容は本記事では省略しますが、ホイール貫通は昨今のミニ四駆において基本改造の1つと言われているぐらい普及している改造です。

ホイール貫通に関する詳細内容は以下の記事にて解説しています。

そのホイール貫通をした際に一部ホイールはシャフトの抜き差しが非常に硬いという問題があります。

具体的に抜き差しが硬いホイールは以下のフィンホイール・ディッシュホイールが該当します。

シャフトを挿すのはまだいいとして、問題なのはシャフトを抜く場合で 力が弱いと抜くのに苦戦すること間違いなしです…

それに比べて本製品のYスポークホイールは上記ホイールに比べて抜きやすいという利点があります。

この抜きやすいという利点は、まだ多くの工具・治具を所持していない初心者にとっては非常にありがたいことであり地味に重要な要素と言えます。

1つ誤解して欲しくないのは、抜きやすいのであって抜けやすいということではありません。

元々ホイール貫通した時点でシャフトとホイールの固定力は通常時よりも増しているわけで、Yスポークだからといって走行中にホイールが抜けることはまずありません。

尚、上記のシャフトの抜き挿しが硬いとされるフィンホイール・ディッシュホイールにホイール貫通処理を施した場合には基本的に専用工具(治具)が必要となります。

その治具は軒並み高額なんですが、当サイトで紹介している以下のオリジナルのホイールプーラーであれば安価に作成することが可能です。

これを使えばシャフト抜きが硬いとされるホイールからも簡単にシャフトが抜けるようになります。

自作ホイールプーラー作成に必要なアイテム及び作り方・使い方については以下の記事にて詳しく解説しているので、興味がある方はこちらをご参照ください。

製品の悪い点

ここでは「スーパーハード小径ローハイトタイヤ(26mm) & カーボン強化ホイール (Yスポーク)」の悪い点について紹介していきます。

見分けがつきにくくなる

これは本製品というよりも、少し前に発売された以下の製品が根本的な原因となる欠点となります。

上記製品は今回紹介したスーパーハード小径ローハイトタイヤセットとホイールが違うだけの製品に見えますが、実はタイヤの材質が異なり こちらはローフリクションタイヤとなります。

昨今のミニ四駆において使用率が高いタイヤの材質はローフリクションスーパーハードの2種とも言え、多くのミニ四レーサーがこれら両方を所持しています。

そして、元々ローフリクションタイヤは以下のような赤色が主流で、赤はローフリクション・黒はスーパーハードというのが定番でした。

しかし、冒頭に紹介した黒色のローフリクションタイヤが通常品として発売されたことにより、色でタイヤを識別しにくくなりました。

使用率が高い2種のタイヤが同じ色であるすると、あとは硬さで判断するしかありません。

しかし、双方のタイヤの硬さは非常に似ており、ペラタイヤ加工して更にタイヤを薄くすると 硬さの違いがより一層分かりづらくなります…

こうしたことから、普段からローフリクションとスーパーハードを併用して使っている人は、双方を混合してしまわないよう注意が必要になるかと。

まースーパーハードは元々 黒色だったので、今回発売される製品には何の非もないわけですが…

購入しづらいかもしれない

これはあくまで予想となるのですが、本製品は発売直後しばらくは購入しづらい状況が続く可能性があります。

というのも、2024年11月に発売した以下の「ローフリクション小径ローハイトタイヤ(26mm)&カーボン強化ホイール(フィン)」は通常品であるにもも関わらず 現状入手が困難な状況が続いているからです。

スーパーハードはローフリクションに比べて若干人気度が低い?ので同じようなことにはならないかもしれませんが、発売直後しばらくは通常価格で入手するのが困難になるかもしれません。

各店舗在庫切れで焦ってしまうかもしれませんが、あくまで通常品であることを忘れずに定価より高い価格で買わないようにしましょう。

現状、DMM通販サイトでは事前予約受付中で、以下の製品名をタップするとDMM販売ページへ飛ぶことができます。

DMM通販サイトでは1注文で3,500円以上の商品を同時に購入すると送料無料となりますので、9個以上購入する方はDMM通販がおすすめです。

※1個購入でも他製品と合わせて合計3,500円以上購入すれば送料無料となります。

もし発売直後に在庫切れで入手できない場合は、少々割高になってしまいますがスーパーハードタイヤが付属しているマシンキットがおすすめです。

スーパーハードタイヤ付属のマシンキットで個人的におすすめなのが以下のクロススピアー02です。

タイヤ以外にも最も新しいVZシャーシを採用している点や魅力的なボディデザインなどを兼ね備えた人気マシンとなります。

まとめ

今回紹介してきたスーパーハード小径ローハイトタイヤ(26mm) & カーボン強化ホイール (Yスポーク)は非常に買いの製品であり、ミニ四駆を遊んでいる人なら必ず購入しておきたいところです。

本製品は注目度が高いとも言えるので、発売直後(2025年1月頃)はしばらく入手困難な状態が続くことが予想されます。

このことから発売当初は転売目的の人がプレ値で販売する可能性もありますが、あくまで通常品であるので焦って高い価格で購入してしまわないようご注意ください。

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