ミニ四駆ジャパンカップ2025 東京大会1 レポート

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今回は2025年7月26・27日に開催されたミニ四駆ジャパンカップ2025 東京大会1D・1のレポートをしていきます。

尚、本記事は大会模様を始め私個人の大会結果・マシンセッティング内容などについて触れていきます。

ミニ四駆ジャパンカップ2025の詳細内容を知りたい方、大会の流れや注意点などを知りたいという方は以下の記事をご参照ください。

目次

ミニ四駆ジャパンカップ2025 東京大会1D・1 概要

ミニ四駆ジャパンカップといえば夏開催ということで、東京大会1はそれにふさわしいとも言える夏の気候での開催となりました。

コース名はWakening Venom CIRCUIT 2025ウェイクニング ヴェノム サーキット ニーマルニーゴー)となり、コースレイアウトは以下となります。

詳しい話は後述しますが、本レイアウトの最大の注目点はヴェノムコイルの一部であるブルンストレートで、ここ近年でも屈指の難易度を誇るセクションと言えます。

尚、各セクション情報や対策方法については以下の記事にて紹介しているので、興味がある方はこちらもご参照ください。

大会模様&結果

ここではミニ四駆ジャパンカップ2025 東京大会1D・1の大会模様や私個人の大会結果を紹介していきます。

波乱のレース展開!

ジャパンカップ2025 東京大会1ではコースアウトするマシンが多く見受けられ波乱のレース展開となりました。

ダッシュモーター系使用禁止のトライアルクラスですら完走できるマシンが少なく、全車リタイヤのレースも度々見られ なかなか2次予選の人が集まらないという状況でもありました。

この波乱のレース展開は東京大会1のみならず、これまでのジャパンカップ2025の他会場、そして今後開催されるジャパンカップ2025でも同様の状況が予想されます。

その波乱の原因となっているセクションが、初登場のブルンストレートです。

このブルンストレートで体勢を崩してコースアウトするマシンは数知れず、完走するためにはここを5回通過する必要があり、優勝するためにはこれを10回・15回・20回と連続で成功させる必要があります。

当然、このセクション対策をするべきではあるんですが、私は東京大会のみの参加で前日の練習走行ができないため ぶっつけ本番で挑むしかありません。

このことから、まずは今回の東京大会1で どのような挙動をするかを見てから 次回に向けたセッティングをしていく予定です。

ということで、今回は本番兼練習走行という形で挑むレースとなるわけですが、レース結果いかに…

私の大会結果

ここではミニ四駆ジャパンカップ2025 東京大会1私の結果を紹介していきます。

未完走記録継続して挑んだ今大会ですが、今回のレイアウトは完走率が低く ここ近年でも難易度が高いコースとされているので、走らせる前から不名誉記録更新の予感しかしません…

とは言え、走らせてみないことには分からないわけで、走行前は不安よりも期待が大きく「何とかなるだろう」という謎の自信すらありました(笑)

そんな私が参加したクラスはトライアルで、初戦(1次予選)は出走台数4台で 引き当てたスタートコースは3コースでした。

レース開始直後、若干出遅れたものの、後に控えるブルンストレートへの突入時の緊張に比べれば 出遅れなんかでは動じません。

そして、開幕早々 第一関門であるXLARGEスロープへ。

ここは無難に突破!と思いきや、想像以上に飛び過ぎて まさかの開始2秒でコースアウト…

これまでは開始から約3秒が最速コースアウト記録でしたが、今回はそれを上回る過去ワースト1のタイムかと…

びっくりしたのは私以外のマシンも全てXLARGEスロープ直後でコースアウトしたことで、東京大会1において最短のレースだったのかもしれません(笑)

これ自体は笑い話になるわけですが、困ったのは全車がほぼ同時に吹っ飛んだため自分のマシンが挙動が把握できなかったことです…

レーンに収まらないぐらいド派手に飛んだようにも見えたんですが、それは別のマシンだった気も…

どちらにせよ、コースアウトには変わりなく 次回に向けての課題が出来ました。

そして、最も警戒していたブルンストレートには到達すらできず、挑戦するのは早くても次の東京大会2となりそうです。

ちなみに東京大会1では再チャレンジレース自体がなかったわけですが、仮にあったとしても あのコースアウトの仕方では 短時間で対処しようがなかったので、結果的に再レースは無しで良かったのかと。

マシンセッティング

ここではミニ四駆ジャパンカップ2025 東京大会1で走行させた私のマシンセッティングを紹介していきます。

走行結果は『私の大会結果』でも紹介したように 開始2秒で終了したので まったく参考にはなりませんが、セッティングの反省点も触れていくので、反面教師としてみて頂ければと思います。

まず、マシン構成・外観が以下となります。

ミニ四駆ジャパンカップ2025 東京大会1 マシン構成
  • MSシャーシ(フレキ加工)
  • トルクチューン2モーター
  • ギヤ比:3.5:1
  • スーパーハードタイヤ(直径 約25.3mm
  • 重量:146.2g(電池含む)
  • 当日コンディション:[天候 晴れ][気温31.5℃][湿度69%]
    ※当日コンディションについては私が出走した時間帯の情報となります。

当初は、今回のジャパンカップ2025開幕を機に、マシン自体を1から作り直そうと思ってました。

しかし、ブルンストレートが未知数だったこともあり、逆に何もしない方が良い結果が出るのでは?と思って結局前回のセッティングを若干修正した状態にとどまりました。

(決して セッティングし直すのが面倒くさいとかではないですよ…)

セッティングの反省点

今回のマシンセッティングにおける反省点は、なんといってもブレーキです。

まず、今回のブレーキ詳細をお伝えすると、フロントブレーキ(白)は若干傾斜を付けており最も低い箇所で地上高 約1.4mm、リヤブレーキ(青)は地上高 約1.8mmとなっています。

もっとギリギリ(1mm)にすることも考えたのですが、車検で引っかかって再調整をするリスク・手間を考えてしまい いつもギリギリを攻めずじまいで終わっています。

走行前は、トルクチューンモーターということで「むしろブレーキが強すぎなのでは」と高を括っていたのですが、この思惑が 的外れでした…

特に問題と感じたのはフロントブレーキです。

これだけ見ると、まぁそれなりに強めのブレーキに感じるかもしれませんが、実のところ このブレーキはあまり作用していませんでした…

というのも私のマシンの場合は上画像のマルチテープを貼っている箇所が最も傾斜に接触するからです。

以下の画像は真正面から見たフロントブレーキとなりますが、マルチテープを貼っている箇所が最も傾斜に接触します。

今回の走行(たった1回のXLARGEスロープ通過)でマルチテープが破れている(以下の画像参照)ことから 傾斜でフロントの正面部分にかなりの負荷がかかったことが分かります。

このことから、次回の走行でXLARGEスロープを無事通過するためには フロント正面部分を覆うような以下の画像のようなブレーキが必要かと。

上の画像はミニ四駆グランプリ2023スプリングアイガーEVO.上り対策で施したブレーキセッティングとなりますが、これのおかげでマッハダッシュモーターでも無事通過でき 更には入賞までこぎつけました。

今思えば、はじめからこのブレーキにしておけばという後悔がありますが、終わってしまったことはどうしようもないので気持ちを切り替えて今はブレーキ再セッティングにいそしみます。

最後に、まだジャパンカップ2025未参加で これから初参戦を予定している方に一つだけアドバイスさせてもらうと「XLARGEスロープは要警戒で、ブレーキは強めにすべし」です。

特に本番一発勝負という方は、まずはXLARGEスロープ通過を最優先でマシンセッティングすべきかと。

XLARGEスロープを通過しないことには何も始まらないわけで、これからの方は私のセッティングを反面教師として 無事完走していただければこれ幸いです。

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大会を振り返って

ここではミニ四駆ジャパンカップ2025 東京大会1D・1を振り返って 気になったことや感じたことなどについて触れていきます。

待機エリアの位置

これは前回のスプリング 東京大会2のレポート記事で取り上げた内容となりますが、個人的に東京大会1で注目していたのは待機エリアの位置です。

前大会であるミニ四駆グランプリ2025の途中からスタート後の待機エリアの位置がスタート時に立つ位置とほぼ同じ場所に変更されました。

これがジャパンカップ2025でも継続されるかどうかが個人的な最大関心事項でもありました。

すでに東京大会1以前の公式大会でジャパンカップ2025でも その位置が継続されていることが分かってはいたんですが「東京大会の待機エリアは移動が必要」なんてことも無きにしも非ずなので、現地に行くまでは油断できません(笑)

そして、大会当日 現地に行った結果 東京大会も他会場と同様にスタート後の待機エリアの位置がスタート時に立つ位置とほぼ同じ場所となっていました。

この位置であればスタート直後すぐにレースを観ることに集中できますし、運営スタッフの方の負担も軽減されるわけで一石二鳥な配慮かと。

それに、今後ミニ四駆にかつてのブームを彷彿させる程の人気が出て参加者が急増した場合、今回の待機スペース位置の方が大会運営がスムーズにいくので今後も継続して欲しいものです。

これで 円滑な大会運営の下準備が整ったので、あとはミニ四駆ブームの再来を待つのみかと(笑)

ライブ配信無し

話しは少し前に遡り、1つ前の新潟大会よりミニ四駆公式ライブ配信が停止となりました。

ライブ配信が停止した理由については明らかにされていませんが、ライブ配信が無いミニ四駆公式大会というのは どこか物寂しいです。

レース参加した日は、レース後 帰宅してからライブ配信のアーカイブで自分の走りを見て楽しんだり・参考にして今後のセッティングに生かしたりと なんだかんだでライブ配信も公式大会の一部でした。

そもそもライブ配信をやってもらえたこと自体が有難いわけで、いつの間にかそのありがたみが当たり前になっていました。

私がミニ四駆を再開した2019年の時はまだライブ配信もなく、それからしばらくしてから会場によってはライブ配信するようになり、2023年頃からは各大会の全会場でのライブ配信が常設化していました。

そんな当たり前となっていたライブ配信が突如停止になったことには動揺を隠せませんでしたが、それでも公式大会があることに変わりはないわけで、今は全力で大会を楽しむのみです。

尚、今後ライブ配信が未来永劫無いということではない模様で、もしかするとジャパンカップ2025の途中で復帰する可能性も無きにしも非ずなので 再開を気長に待つことにします。

※ミニ四駆公式ライブ配信終了に関する詳細内容については以下の記事にて解説しているので、気になる方はこちらをご参照ください。

実用的な参加賞

今年のミニ四駆ジャパンカップの参加賞は これまでとは一味違い、特別仕様(ジャパンカップロゴ入り)のミニ四駆ベーシックボックスでした。

上の画像だけだと ただの厚紙にしか見えないかもしれませんが組み立てると以下のようになります。

これまでは 使いどころが今一見えないメッキボディばかりで、正直なところ 嬉しくない参加賞でしたが、今回は実用性が高いアイテムということで かなり嬉しい参加賞となりました。

参加賞ではあるものの既存のミニ四駆ベーシックボックスと遜色がない作りで、普通に販売しててもおかしくないクオリティです。

当然 マシン収納もできるわけで、公式大会レギュレーションに則したマシンならすっぽりと収まり、マシン持ち運びに活躍するアイテムです。

※全高(高さ)に関してはレギュレーションギリギリの70mmだと収納できない(フタが絞められない)のでご注意ください。

今回のジャパンカップのみならず、今後もこうした実用的なアイテムを参加賞にしていただけると嬉しいわけで、ジャンパカップ2026はジャパンカップロゴ入りのマルチテープとかはいかがでしょうか?

最後に

今回はミニ四駆ジャパンカップ2025 東京大会1D・1の模様をお伝えしました。

東京大会1の開催時期は7月下旬ということで猛暑の中でのレースとなったわけですが、私自身は秒で終わってしまうという不完全燃焼な結果となってしまいました…

正直なところ、まだジャパンカップ2025に参加できていない気もするので、次回こそは参加していると思えるのような結果を残していければと思っています。

そして、次回の東京大会は約2か月後開催ということで、可能性は低いのですが その間に販売コーナー限定の新アイテムが追加されることに期待です。

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