改造

キャッチャーダンパー作り方の紹介

今回はキャッチャーダンパーの作成方法を紹介してきます。

一般的には型紙を用意してそれに沿って作成したり穴をあける箇所の寸法を事前に測り、ミニ四駆キャッチャーに印をつけて作成したりと様々な方法がありますが、今回紹介する方法は型紙や事前の寸法測定を行わずプレートを利用してより正確な位置に穴をあける方法を実践していきます。

必要パーツ・工具

まずは必要なパーツ・工具を紹介していきます。

ミニ四駆キャッチャー(以下 キャッチャー


キャッチャーダンパーの名の通り当然これは必要になります。

マスダンパー


これも上記と同様に必須となります。
今回紹介する作成方法は大抵のマスダンパーに対応可能かと思いますので、お好みのマスダンパーを用意しましょう。

リヤブレーキステーセット

直接キャッチャーダンパーのパーツとしては使用しませんが、正確な穴をあけるためにこのパーツを使用します。
尚、リヤブレーキステーセットに同梱されているブレーキスポンジは使用しません。

両面テープ


キャッチャーダンパーのパーツとしての使用はありませんが作業を効率よく進めるため作業中に要所要所で使用します。
特に厚さなどはこれといったものはありませんが、粘度が弱いと穴あけ作業中にずれる可能性もあるので極力粘度が高いものを推奨します。
ちなみに今回の作業ではニトムズ ハンディカット多用途強力両面テープを使用しています。

ドリル(2mm刃)


キャッチャーに穴をあけるために必要となります。

デザインナイフ


キャッチャーを切り取るために必要となります。
なければ普通のカッターやハサミでも問題ないと思います。
個人的にはオルファ アートナイフプロがお勧めです。

定規


カッター等でキャッチャーを切り取る際に使用します。
特にどの定規が適しているというのはないのですが個人的にお勧めなのが「レイメイ藤井 すべらないカッティング定規 30cm」です。
この定規は透明で方眼が記載されているので他の線などをガイドにして新しい線を正確に引きやすく、定規の端にステンレス製の金棒がはめこまれていて、これのお陰でカッターの刃で定規を傷つけることがなく作業ができます。

ちなみに上記の定規は「すべらないカッティング定規」と銘打ってますがキャッチャーの素材に対しては結構滑りやすくなっています…(笑)

カッティングシート


カッター等でキャッチャーを切る際の土台として使用します。

不要なタオル・雑巾等の布切れ

ドリルで穴あけをする際に土台として使用します。

以上が必要パーツ・工具となります。

キャッチャーダンパー作成方法

それではキャッチャダンパーの作成方法を説明していきます。

シャーシの利用箇所

まずキャッチャーダンパーを取り付けるシャーシ側の話になりますが、今回はMAシャーシの白丸の穴を使ってキャッチャーダンパーを固定するようにしていきます。


尚、フロント側は私が以前作成したフロントATバンパーを取り付けた形で、マシン全長165mm以内に収まるようにキャッチャーダンパーを作成しています。

キャッチャーの加工

まずはキャッチャーの一部を切り取ります。


今回は上の画像の白色で囲った部分を利用していきます。


次にブレーキプレートを用意して両面テープを使ってキャッチャーに貼り付けます。

貼り付けの際の注意点としてキャッチャーが歪んだ状態でブレーキプレートを貼り付けてしまうと穴の位置も微妙に変わってきてしまうので、キャッチャーは平らな台に置き全体をしっかり伸ばした状態でブレーキプレートを貼り付けましょう。

次に以下の箇所にシャーシ取付用の穴とガイド用の穴をあけていきます。


ガイド用の穴の位置を変える事によりキャッチャーの全長も変えれますので後述するガイド穴の使い方を見て、ご自分のマシンにあった穴を選択するのが良いと思います。

穴あけは2mm刃のドリルを使用しキャッチャーの下に使っていないタオルや雑巾を敷いて上からドリルを当てキャッチャー貫通直後にドリルを停止すれば床等に傷がつかずに穴あけができます。


ミニ四駆キャッチャーは比較的穴があけやすいので土台を使わずに手で持っても穴をあけることが可能ですが、その際に穴の位置がずれやすくなるので、できれば土台を用意することを推奨します。

全箇所穴あけが終了したらブレーキプレートを剥がします。


ここでドリルを通した反対側の面が出っ張っているのでカッター・ニッパー等で出っ張りを切り落としていきます。


それとドリル1回の貫通だと穴が小さく感じますが何度かビスを通していくうちに適切な大きさになっていきます。

次にプレートの向きを変えて先程あけたガイド穴にビスとナットでブレーキプレートを固定します。


固定したら最初の穴あけと同様にタオル等を敷いて2mm刃ドリルでマスダンパー取付用の穴をあけます。

今回は私はアジャストマスダンパーを使用するので真ん中一箇所に穴をあけています。
スクエアダンパーの利用であれば真ん中ではなくその両脇に穴をあけるなど、自分の使用するダンパーに合う位置に穴をあけていきましょう。

これで穴あけは完了ですのでブレーキプレートを取り外し、あとは好みの形にキャッチャーを切り取っていきます。

キャッチャーの切り取りについては、あらかじめ切り取る箇所に線引きをしてからカッターやハサミで切り取るとやりやすいかと思います。


最初のブレーキプレートを貼った時にやや斜めになっていたため、穴も斜めになりそれに合わせて線を引いたら全体的に斜めになってしまいました…(笑)

このキャッチャーを切り取る作業が意外にも一番苦戦するところかもしれません。
まず切り取る目安とする線を綺麗に引くにもキャッチャーはまっさらで線を引く指標もなく唯一指標になる穴を頼りにしなければなりません。
そのため上記で紹介した定規が活躍するのですが、1本線を引いてしまえばあとはそれを頼りに他の線を1本ずつ継ぎ足すことが可能です。

次にその線に沿って、私はデザインナイフを使用して定規を使って切り取りましたがキャッチャーの厚さのせいか中々切り取りづらく、切り取る時に定規が滑ってしまうこともあるので定規を使ってカッターを入れる際はキャッチャーと定規を一時的に両面テープで止めるようにしました。
(あとキャッチャーとカッティングシート同士も滑ることがあるのでこちらも両面テープで固定した方が作業がしやすいです)

キャッチャー切り取りの失敗を減らすためにも、事前にキャッチャーのいらない部分でカットする練習をした方が良いかもしれません。

尚、私が作成したキャッチャダンパーはリヤATバンパーのパーツとの干渉を避けるためにキャッチャーの一部をくり抜いた形にしていますが、純粋な四角形であったり曲線を取り入れるのであればカッター類を使わずハサミで切った方が綺麗にできるかもしれませんのでキャッチャーダンパーの形にあったやり方で切り取っていきましょう。


キャッチャーを切り終えて整っていない箇所があればリューター等で最終調整します。


加工前・加工後でほとんど変化ないんですが線の後などはリューターで削って落としました。
お世辞にも綺麗とは言えずいびつな形になりましたが、シャーシ取付穴とマスダンパー取付穴の位置が正確であれば多少キャッチャーの形がくずれても走行には影響しないと自分に言い聞かせて多少の切り取りミスは許容するようにしています(笑)

それと今後、同じ形のキャッチャダンパーが必要になるということでしたら、次の「シャーシへの取り付け」作業をやる前に、この完成したもの台紙代わりにして複製させておくのもお勧めです。

シャーシへの取り付け

キャッチャーの加工が終わったら、ビスとナット等を使い加工したキャッチャーにマスダンパーを取り付けます。

最後に完成したキャッチャーダンパーをシャーシに取り付けていきますが
ここでシャーシ側の使用する穴ですが、地面側の穴は元々リヤATバンパー設置のためにビスを通しており、このビスを長いものに変えて天井側まで貫通させることも考えました。
ただ、そうするとメンテナンス性が悪くなる気がしたので、地面側のリヤATバンパー用のビスはそのままで天井側は別途ビスを用意してキャッチャーダンパーを設置することにしました。


キャッチャーダンパーをシャーシに取り付け完成です。




キャッチャーダンパーの上向き下向きについては、マシン構成やコースによって適した向きが変わって来るでしょうし、どんな状況でどちらが適しているかも正直わからないので、みなさんのお好きな方でお任せします(笑)
私も今後実際にコースを走らせてみて、上向き下向きどちらが適しているのかを見つけたいと思います。

ちなみにキャッチャーの向きをつけるのに私は定規で抑えながらキャッチャーを曲げて癖をつけてみました。


キャッチャーの曲げ方も色々方法があると思いますのでご自分のやり易い方法を見つけください。

最後に

以上がキャッチャーダンパーの作り方紹介となります。
今回は如何にマスダンパーを中心部分に設置できるかに焦点を当てて説明してきました。
今回紹介した方法であれば定規などで寸法をはからなくても、マスダンパー取付穴は簡単にあけられるので試してみてはいかがでしょうか。

また、キャッチャーの切り取る形については私もどういう形がいいか分からず今回は無難な形にしましたが、より効果が出る形もあるかもしれませんので、その辺は他の方の作成例を参考にして頂ければと思います。

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