ミニ四駆 ジャパンカップ2022 東京大会2・3 レポート

今回は2022年9月17・18日に開催されたミニ四駆ジャパンカップ2022 東京大会2と、2022年10月15・16日に開催されたミニ四駆ジャパンカップ2022 東京大会3をまとめてレポートしていきます。

今回は大会の流れや会場での注意点などの情報は省略しており私個人的なお話がメインとなっているので、ジャパンカップの大会の流れや攻略法・楽しみ方を知りたいという方は以下の記事をご参照ください。

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東京大会2・3 大会概要

今回のジャパンカップ2022 東京大会は、7月開催の東京大会1を筆頭に9月に東京大大会2・10月に東京大会3と連続開催となりました。

特に東京大会2と3の開催スパンは非常に短く、東京大会2が終わって一息つく暇もなく東京大会3が開催されるような感覚で慌ただしい公認競技大会となりました。

コースレイアウトに関してはいずれも共通の「DX ローリング サーキット 2022」となっており、基本的なレイアウトは以下の構成となります。

このDXローリングサーキット2022で最難関とも言われるのが「AREA D2B」セクションの2連続のデジタルドラゴンバックであり各会場ごとに向きや組み合わせが異なります。

東京大会2のデジタルドラゴンバッグでのコースアウト率は高い印象で全台リタイヤというレースもちょくちょく見かける展開となっていました。

それに対して東京大会3は東京大会2とは対照的にコースアウトするマシンも少なく完走率が高い印象で、東京大会1のようにある程度のスピードが要求されるコースであり、基本が同じレイアウトのコースでもまったく違った印象がある大会となりました。

大会結果

ここでは私自身の大会結果をお伝えしていきます。

前回の東京大会1ではトライアルクラスに参加してミニ四駆復帰後 初となる初完走&初勝利となり、その後の2次予選では完走はしたものの2着という結果で、東京大会2・3では更に上を目指してトライアルクラスで決勝進出を目標に挑んだ各大会の結果が以下となります。

東京大会2

東京大会1では今まで参加した大会の中で最高とも言えるスタートができ、東京大会2以降もこのスタートを維持していこうと思ってはいたものの、スタート時に何故かマシンの微妙な位置が気になってマシンの方を気にしすぎてシグナルがまったく視界に入らず、シグナルの音がしてから ようやく我に返り慌ててスタートしたわけですが、昔のようなワンテンポ遅れたスタートの再来でした…

その後、遅れたことに動揺したのかスタート直後にマシンを見失い、しばらくしてから自分のマシンを見つけることができたんですが今何着を走っているのか判別不能の状態に…

こうなったら順位とかはどうでもいいので とりあえず完走しよう!と気持ちを切り替えマシンを見守っていましたが 3周目のデジタルドラゴンバッグでコースアウト…

2周目のDtoBセクションでは少し高めのジャンプだったものの無事着地しており(1周目はマシン探索中でどうだったのかは不明)、2周走れていれば 何とか完走できるのではないかと思った矢先にデジタルドラゴンバッグでジャンプしたマシンが着地で姿勢を大きくくずし そのままコースアウトとなりました。

ちなみに当日の会場の天気は雨模様で 私がレースをする時はまだ雨は降っていませんでしたが、私のレースが終わってしばらくしてから雨が降り出し、比較的湿度が高い状況でのレースとなりました。

ただ、天候のせいでコースアウトしたのかというと、全く関係なく私如きのレベルでは天候に合わせてマシンセッティングを変えるということはしない というかできないので、純粋に天気悪くてテンション上がらないなーぐらいに思っていました(笑)

とにかく当日の天候をはじめ、終始モヤモヤが残る内容となってしまいました。

東京大会3

東京大会2は東京大会1とは打って変わって満足するところがまったくない結果に終わってしまい、私自身2022年最後のジャパンカップであると共に雪辱のレースとなりました。

マシンセッティングについては後述しますが、もうデジタルドラゴンバッグの当日の構成は考慮せずに ブレーキなしのセッティングで挑みました。

まず前回失敗したスタートについては「もう同じ失敗は繰り返さない!」という強い気持ちを込めてシグナルから一切目を離さず、これまでにないぐらい集中し その甲斐もあって好スタートをきれました!

そしてスタート後のマシンも見失うことなく待機スペースの移動も完了し、あとはレース展開を見守るのみ!

心配だったデジタルドラゴンバッグもやや不安定ではあるものの東京大会2と比べれば安心して見ていられる走行で、完走の兆しも見えてきてあとは速度で他のマシンに負けないかとどうか。

1台のマシンが私よりもやや前を走行しており、結構接戦ではあるものの距離は縮みそうで縮まないドキドキの展開となったわけですが、私の前を走行していたマシンが3周目のデジタルドラゴンバッグでコースアウト。

これは1次予選突破も見えてきた!と思った矢先 デジタルドラゴンバッグは何とか突破したものの、着地でマシンの体勢を若干崩し、そのままコーナーリングに入り コーナーは突破したもののゴール地点直後のストレートでマシンが横転してしまいコースアウト…

これがもし5周走行直後だったら完走したのかコースアウトしたのか非常に微妙なところで、マシンが横転した場所はゴールラインを越えていたのでゴールしていたとも見えますが、ゴールラインを通過時のマシンの状態が正常だったのかと言えばそうでもなく、過去のレースでゴール直前にこのようなことがあり その時は確かコースアウト扱いになったから、私も敗退扱いだったのかなーと ありもしないことを考えてました(笑)

結果的には東京大会2とほぼほぼ同じ距離の走行となってしまったのですが、満足が行くスタートがきれたこととレース途中の1位のマシンとのデッドヒートな手に汗握る展開(2台ともコースアウトしてしまいましたが…)が楽しめて、敗れはしたものの楽しいジャパンカップとなりました。

マシンセッティング

ここではジャパンカップ2022 東京大会2・3で走行させた私のマシンセッティングを簡単に紹介していきますが、いずれの大会も完走できず ただのコースアウトしたマシンとなるので さらっと紹介だけしておきます(笑)

基本的には東京大会1と同じセッティングとなり変更したのはタイヤをスーパーハード(約23.9mm)からローフリクション(約23.8mm)に変えたのと、ギヤ比を「3.5:1」から「3.7:1」に、そしてフロント・リヤともにブレーキスポンジを無くしました。

よりスピードを求めるのであれば小径ではなく大径で勝負を!とも思ったんですが、デジタルドラゴンバッグの着地がうまくいくビジョンが全く見えなかったので結果的に小径のままでいきました。

ちなみに、ギヤについては東京大会1終了後に「次はハイスピードEXギヤ(3.7:1)を使ってみよう」と思って、何かのマシンキットにハイスピードEXギヤが入っていて自分も持っているはずだから それを使おうと思って探したんですが まったく見つからず、超速ガイドでマシンキットに付属しているギヤを調べたらハイスピードEXギヤが入っているマシンキットがほぼゼロであることが判明しました…(そりゃあ いくら探しても見つからないはずです…)

尚、現在販売されているマシンキットで唯一ハイスピードEXギヤが含まれているのが「スターターパック MAパワータイプ ブラストアロー」のみとなっています。

スターターパックということで価格は通常のマシンキットよりも高いものの付属している各パーツの使い道も十分にありそうだったんですが、結局価格がネックになりスターターパックの購入はあきらめ、AmazonでハイスピードEXギヤ 単体を購入しようと確認したら定価以上の価格で販売されていたので、最終的にヨドバシドットコムで買う形となりました。

Amazonもいずれ適正価格に戻るかとは思いますが、MS・MAシャーシを使用している方で まだハイスピードEXギヤを所持していない方は、いざという時のために適正価格で購入できる機会があれば即購入しておくことをおすすめします。

ジャパンカップで勝つための戦略

ここではジャパンカップ2022の3大会を経験して私自身が改めて感じた「ジャパンカップで勝つための戦略」について話していきますが、ジャパンカップ2022に限らず今後のジャパンカップなどのタミヤ公認競技会レースにおいて応用できる内容なので、今後タミヤ公認競技会レースに参加予定の方は一読頂ければと思います。

スピード重視・安定重視のどちらが良い?

ジャパンカップをはじめタミヤ公認競技会レース(以下 タミヤ公式レース)に向けたマシンをセッティングする際、基本的にはスピード重視か安定重視のどちらを選択するわけで、それぞれのメリット・デメリットはミニ四駆をやっていれば誰でも気づき誰もが考えていることでもあります。

スピード重視と安定重視のどちらかが良いは走らせるコースレイアウトによっても変わってきますし、自分と同じ組で走行するレーサー達の組み合わせ運によっても変わってくるので、一概にどちらが良いというのは判断できないところでもあります。

ただ、誰もがスピード重視か安定重視かを選択できるのかというとそうでもなく、スピード重視を目標に誰よりも早いマシンを作るのには時間・加工技術・多額の予算が必要となります。
それに対して完走を目的とした安定重視のマシンを作るのであれば比較的短い時間で難しい加工技術も必要なく・少額でも実現可能で、ミニ四駆を始めて間もない初心者に適した戦略とも言えます。

これらのことを考慮するとミニ四駆を始めて間もない方は 無理に背伸びしたセッティングをせずに、まずは自分が無理せず出来る範囲の改造で、いかに速度を出すかということよりも いかに安定した走りが出来るかどうかを重点を置いてセッティングすることが勝利への最短ルートであると言っても過言ではありません。

安定重視のセッティングは相手のミス待ち(コースアウト待ち)の要素もあり、運に依存する面も強くネガティブな印象を持たれている方も少なくないとは思いますが、冷静に分析すると安定重視の戦略もあながち悪くはなく、その訳については次の項目で解説していきます。

完走を狙うのも立派な戦略

タミヤ公式レースに参加する際の大会目標は人それぞれかと思いますが、目標の一つに「少しでも長くマシンを走らせたい」というのは参加者全員が共通して思うことではないでしょうか。

少しでも長くマシンを走らせるためには当然レースに勝利し2次予選・決勝レース・決勝戦と進む必要があり、最後まで走らせることができる人はほんの一握りなわけで 参加者全員の希望であるものの そう簡単に成し遂げられることではありません。

ただレースで5周完走させるとなればそれほど難しいことではなく、コースレイアウトにもよりますが過度なスピード重視のセッティングをしなければ完走率を高めることができ、1つのレースだけとは言えマシン走行を楽しむことができます。

それに完走を狙うというのは案外レースに勝つことにも繋がり、タミヤ公式レースで決勝戦まですべてを完走させるとなると1次・2次予選・決勝レース・決勝戦と最低でも4回は完走しなくてはいけません。
(決勝レースに残った人数によっては更にもう1・2戦プラスされます)

仮に4回コースを完走する場合 トータルで20周走らせる必要があり、コースに難関セクションが1箇所あった場合は1レースで5回通過することになり4戦完走するには20回連続で難関セクションを突破する必要があります。
(もし難関セクションが2つとなれば倍の40回連続と更に難易度があがります)

仮に20周走らせるとして難関セクションを10回中9回突破できるマシンだった場合(突破率90%のマシン)、1レースの完走率が59%となり、2レース連続の完走率が34%、3レースが20%、4レースが12%と 如何に完走し続けることが難しいか分かります。

実際に1つの難関セクションがあるコースで 難関セクションの突破率が「95%」「90%」「85%」のマシンの完走率が以下となります。

難関セクション
突破率
1次予選
完走率
2次予選
完走率
決勝レース
完走率
決勝戦
完走率
95%のマシン77%60%46%35%
90%のマシン59%34%20%12%
85%のマシン44%19%8%4%

上記の完走率を見るに、速度が遅くても完走できるマシンならワンチャン入賞も狙えるということになります。

ただ、難関セクション突破率を細かく分けて数値化してみたわけですが、正直なところ難関セクション突破率が何%かは何百回も走らせないと分からないので、よほど恵まれた練習環境にいないと自分のマシンのセクション突破率を数値化できず、仮に突破率が分かったとしても実際には上記の数値通りにいくとは限りません。
(理論通りにいかないのがミニ四駆の魅力でもあるわけですが)

仮に上記の表通りの結果になるとしても、当然トップレーサー達は より速く完走率も出来る限り100%に近いマシンをセッティングしてくるわけで そういった人と同じ組になってしまうと勝利の望みが薄くなります。
しかし、現在のタミヤ公式レースのレイアウトにおいて早い速度域で絶対に完走できるマシンというものはまず存在しないので絶対に勝てないというわけではありません。

これらのことから安定重視(完走狙い)のセッティングもレースに勝利するための立派な戦略であり、コースレイアウトによっては完走さえすれば入賞も十分に狙えることもあるので、ミニ四駆歴が長い方でなかなか予選突破できないという方も、初心に帰って完走を目指したセッティングを試してみてはいかがでしょうか。

ただ、入賞することだけがタミヤ公式レースを楽しむ手段ではなく、安定性を失ってでも速度で他のマシンに勝つというのもミニ四駆の醍醐味の一つであり、より高みを目指すのであればスピードを重視しつつ安定感も保つという高度なセッティングが要求されてくるので、この辺は自分のミニ四駆環境を考慮して 自分の身の丈にあった戦略を選んで頂ければと思います。

最後に完走を目指したセッティングにおける注意点ですが、絶対に完走できるマシンであっても周回遅れになった時点でコースアウト扱いとなり 追いついたマシンへの迷惑にもなってしまうので、安定重視とはいえ最低限の速度だけは維持することをお忘れなく。

尚、スタートのコツなどの具体的なタミヤ公式レースの攻略法や楽しみ方については以下の記事にて紹介しているので、よろしければこちらもご参照ください。

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今後の公認競技会レースへの要望

ここではそこそこの数のタミヤ公認競技会レースに参加した いちミニ四レーサーとして、ジャパンカップなどのタミヤ公認競技会レースに対する個人的な要望をただ言うだけとなるんですが、その要望とは「参加賞のメッキボディをそろそろ別のパーツに変えて欲しい!」です。

中にはメッキボディを喜ぶ方もいるとは思いますが、現状クリヤボディーの使用率が高い中でプラボディを積極的に欲しがる人はあまりいないという個人的な見解で、タミヤ公認競技会レースに参加する度に貰うものの使い道がなく気づけばそこそこの数のメッキボディが貯まっていました。

※一部 ミニ四駆始めたての知り合いに譲ったりもしたので、少し数は減った方ではあります。

記念品と考えれば実用的ではある必要はなく観賞用としての使い道はありますが、ミニ四駆の基本的な遊び方を考えた時に観賞用のパーツを欲しがる人もあまりいないのかと。
(あくまでメッキボディが観賞用というのは私個人の意見ではありますが)

そして、より多くの参加者に喜んでもらうための参加賞候補として、未発売のクリヤーボディを公式大会の参加賞にして後ほど新製品として販売するとか、公式大会ロゴが入ったFRPステー・プレートなどの実用的なパーツにしてもらえるとテンションが上がるかと。

生産コストとか様々な問題が絡んできそうなので実現するのは難しいかもしれませんが、個人的に「ジャパンカップは参加賞目当てだけでも参加する価値がある!」と言えるぐらいのサプライズな参加賞を用意してくれると、参加賞目当てでタミヤ公式レースに参加する人もいるかもしれませんし、大会参加者数が増えれば相乗効果でミニ四駆界隈の盛り上がりにも繋がり タミヤとミニ四レーサーともにWin-Winの関係になれるのかと。

こうした要望はタミヤへ直接問い合わせるべきではありますが、私のような大会実績を残していない一個人だけが問い合わせたところで取り繕ってくれる可能性も低く こういう場で言っておいた方がタミヤ関係者の複数の方に目にしてもらう可能性があり、多少なりとも影響力があるのではないかということで書かせてもらいました。

色々と勝手な要望を言わせてもらいましたが、参加賞云々より これからも公認競技大会を継続して開催してくれることが何よりの願いであり、それに伴い新たなマシン・パーツもリリースしてくれると いちミニ四レーサーとして嬉しい限りです。
(ついでに参加賞の見直しも検討していただけると…(笑))

最後に

ジャパンカップ2022も残すことろ岡山大会のみとなりミニ四レーサーの長かった夏も終わりを迎えようとしています。

次の公式大会は順当にいけば2023年初頭のニューイヤーとなるわけで、仮に2023年1月下旬ぐらいに開催されるとなると約3ヶ月後と これまた短いスパンとなり 今から少しずつ準備しておいた方がよさげな気もします。
(とは言えコースレイアウトがまだ分からないのでどう準備すべきか難しいわけですが…)

最後に、本記事をきっかけに一人でも多くのミニ四レーサーがタミヤ公認競技会レースに参加し、ミニ四駆界隈を更に盛り上げて頂ければ これ幸いです。

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