今回は2022年7月23・24日に開催されたミニ四駆ジャパンカップ2022 東京大会1のレポートをしていきます。
今回は大会の流れや会場での注意点などの情報は省略しており私個人の話がメインとなっているので、ジャパンカップの大会の流れや攻略法・楽しみ方を知りたいという方は以下の記事をご参照ください。
東京大会1 大会概要
今回のジャパンカップ2022 東京大会は、コロナ過でスケジュール変更があったこともあり前回のジャパンカップ2021東京大会(2022年4月に開催)から3ヶ月という短いスパンで迎えたタミヤ公認競技会となりまりました。
今回は前回よりも比較的早めに開催日程の発表はあったものの、個人的にはもっと遅い時期の開催だと勝手に思っていたのもあって またもや慌ただしく準備する形となりました。
そして、今回のコースレイアウト名は「DX ローリング サーキット 2022」となっており、基本的なレイアウトは以下となります。
ジャパンカップと言えば会場ごとに一部レイアウトが異なる仕様が通例となってきており、今回もその仕様は同じで「AREA D2B」セクションの2連続のデジタルドラゴンバック向き(配置)が会場ごとに異なります。
一見すると会場ごとにどう異なるのか判別が難しいのですが、上りと下りの傾斜が若干異なり 一つのデジタルドラゴンバックでA(上り)B(下り)という構成になっておりこれを逆向きにセットすることでB(上り)A(下り)に変わり このデジタルドラゴンバックが2セットあることから4通りの組み合わせがあり、東京1大会ではBA・BAのパターンとなりました(たぶんBA・BAだったはずで違っていたらごめんなさい…)
コースレイアウト自体はここ近年では比較的走りやすいコースで スピードコースとも言われ、完走率もここ数年の中でも高い部類に入り完走するだけなら初心者向けのコースとも言えますが、レースに勝つためにはコースアウトしないギリギリのスピードを要求されることから競うという意味では上級者向けのコースとも言えます。
個人的には「遂に完走できそうなコースが来た!」と思うと同時に「速度負けする可能性が非常に高そう…」という思いもあり、期待と不安が入り混じったコースレイアウトとなりました。
大会結果
ここでは私自身の結果をお伝えしていくわけですが、ミニ四駆復帰から未だに勝利もなく 勝利どころか一度も完走したことがないという状況で、公認競技会に参加するには1着を取りたいのは当然ではありますが まずは勝利云々よりも 無事に完走してミニ四駆を走らせる楽しみを味わいたいというのが目標でもありました。
参加クラスについては依然 未勝利ということで今回もトライアルクラスに参加させてもらいました。
さて肝心のレース内容ですが、毎度スタートが遅れてしまうことから スタートの出遅れだけはしまいと事前にスタート時のイメージトレーニングをしつつ実際に走らせるマシンでスタート時のマシンの持ち方や設置する位置を何度も確認しました。
その甲斐があったのか、初めて他のマシンと同じタイミングでスタートが切れました!
そしてスタート後からの待機スペースへの移動も予め把握していたので、マシンから目を離さないようにしつつスムーズに待機スペースへ移動することも無事成功し 後はマシンの完走&1着を祈るのみです。
そして幸いにも私のマシンは序盤からトップを走り、このままコースアウトやマシントラブルがなく無事完走できれば1着も狙える展開となり、あとはただただ祈るのみ…
そしてその祈りも通じ 無事1着でゴールし、遂に初完走&初勝利を掴みました♪
ゴール直後は正直なところ「本当に自分のマシンが1着だったのか?実はもっと前を走っているマシンがいたのでは?」と半信半疑で、係員の方からマシンを渡されて2次予選の案内をされ ようやくレースに勝利したという実感が沸きました(笑)
そんな勝利の余韻に浸りたいところですが、すでに私よりも先に1次予選突破した方が待機しており、新しいゼッケンシールを貼り直して即レーススタートということで、2次予選に緊張する間も与えぬまま2次予選が開始されました。
レースは3人で行われ、1次予選レースで苦手意識を克服したスタートも この時点では自信に変わり過去最高とも言えるスタートで他の2台を圧倒し 開始数秒はトップに!
がしかし、トップだったのはスタート直後だけで、その後1台のマシンに抜かれレースが進行すると その差はどんどん開き、マシンの速度及ばずに2着でゴールイン…
1次予選突破して嬉しい直後の2次予選敗退で悔しいという複雑な感情ではあったものの、2回もジャパンカップのコースを走れて いずれも完走したことには満足で あっという間の時間でしたが楽しい大会となりました。
ちなみに販売コーナーでは ロードナイトとハイパーダッシュモーターPRO ジャパンカップ2022モデルが先行販売されていました。
個人的にはカーボンマルチワイドリヤステーとカーボンフロントステーの先行販売も期待していたのですが、こちらはまだ取り扱っておらず、ロードナイトとモーターは今急ぎで買う必要もないと判断したので、今回はお土産の購入もなしとなりました。
マシンセッティング
ここではジャパンカップ2022 東京大会1で走行させた私のマシンセッティングを簡単に紹介していきます。
最初に言っておきますが、特に入賞したとか大層な記録も残していないマシンなので、これといって参考になる情報もないと思うので「こういったセッティングもあるんだなー」程度に見て頂ければと思います。
今回のコースレイアウトは前回のジャパンカップ2021のような目立って奇抜なセクションもないことから、加工やギミックもシンプルなものとしてみました。
基本的には前回とほぼ同じ作りとなっており、各ギミック・加工についてはすべて当サイトで紹介したきたもので、リヤ側の加工については最近本記事でも作り方を紹介したリヤアンカーを新たに採用してみました。
尚、モーターは「マッハダッシュモーターPRO」、ギヤ比は「3.5:1」、タイヤは「スーパーハード」でペラタイヤ加工を施してタイヤ径は「約23.9mm」となっています。
スピードコースということで他の方もそれなりに速度を出すマシンで来ることが予想されたのでブレーキをどうするか迷ったんですが、安全策を取りつつも少し責める姿勢ということで リヤ・フロントいずれにも青ブレーキを貼りました。
公式大会における今後の課題
前回の公式大会後に「事前準備はできるだけ早く」「スタートの練習」「レース中の自分のマシンの判別」という3つの課題を掲げていたんですが、まず「スタートの練習」については本大会でクリアできたかと。
スタートに関しては本大会での収穫と言っても過言ではなく、これまでスタートはいつも出遅れていて苦手意識があったのですが、自分自分のスタート対策も踏まえて以前当サイトでジャパンカップ攻略法として「スタートのコツ」という情報をまとめたことも功を奏し 今回は予想以上の良いスタートを切ることができ、今後もスタート直後だけならトップを走れる!という自信にも繋がりました。
尚、ジャパンカップコースのスタートのコツについて以下の記事で詳しく解説しているので、よろしければご参照ください。
レース中の自分のマシンの判別については完全とはいかないまでも 今までの中では一番マシンの動きを把握できたと思ってはいますが、まだ不安なところはあるので引き続き課題として対策をしていこうかと。
※尚、レース中の自分のマシンの判別するコツについても上記の記事にて解説しております。
そして事前準備についてはジャパンカップ2022東京大会1に関しては以前よりも早めに日程を公表してくれたので、以前よりも余裕を持ってセッティングができたはずではあったんですが、個人的にミニ四駆に割く時間が減ってしまったこともあってか 今回出走させたマシンのセッティングに不満はないものの やってみたいことも残してしまっているので 出来る限り早い段階でそれらも実行できればと思っています。
とりあえずは そろそろ新しいボディに変えよう変えようと前から思ってはいるものの、塗装の準備がはかどらず何だかんだ言ってコロナ禍になってからまともな塗装していない状況でもあります。
(ちなみにコロナと塗装にはまったく関連性がなく単純に私の塗装に対する気持ちの問題ではあります…)
あとは今回もっとも感じたのはマシンの速度であり、ジャパンカップ2022の東京大会も引き続き9月17・18日と10月15・16日にも開催が予定されており基本的なコースレイアウトには変更がないわけで、もっと速度を上げていかないと次のレースでは2次予選突破どころか1次予選突破も難しくなる可能性があるので、モーター・ギヤ比・タイヤ径などを見直して できれば事前にタミヤプラモデルファクトリー新橋店で速度の確認ができれば良いかなーと思っています。
最後に
ミニ四駆復帰後 遂に念願の完走&初勝利を掴み 嬉しい結果と同時に2次予選で速度負けしてしまうという新たな課題が残る結果となり、なんだかんだでやっぱりミニ四駆は面白いなーと実感する大会でもありました。
このまま何もなければ 東京大会も今年はまだ2回あるので それに向けてしっかりとセッティングをして満足がいく走りができればと思っています。
(その前に抽選に当選する必要もありますが…)
また、過去の大会参加経験をもとにジャパンカップのレースに勝つための攻略法や よりジャパンカップを楽しむための方法を以下の記事にあげているので興味がある方はこちらもご覧ください。
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