ジャパンカップ2023 東京大会3 レポート【ミニ四駆】

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今回は2023年10月7・8日に開催されたミニ四駆ジャパンカップ2023 東京大会3D・東京大会3のレポートをしていきます。

本記事は大会模様を含め私個人の話もしていきます。

ミニ四駆ジャパンカップ2023のコース詳細内容や攻略方法を知りたい方、大会の流れや注意点などを知りたいという方は以下の記事をご参照ください。

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目次

ジャパンカップ2023 東京大会3 大会概要

今回のミニ四駆ジャパンカップ2023は会場ごとにアメイジングバング角度が異なる仕様となっており、東京大会3D・3(10月7・8日)はいずれも「20度>45度」の組み合わせとなりました。

ちなみにジャパンカップ2023の東京大会は1から3まで すべて同じアメイジングバンク角度の組み合わせとなりました。

尚、ジャパンカップ東京大会3のレース模様は以下のタミヤ公式チャンネルにアーカイブが残っているので、実際のマシン走行が見たい方は以下のリンク先をご覧ください。

また、各セクション情報や対策方法については以下の記事にて紹介しているので、興味がある方はこちらをご参照ください。

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大会模様&結果

ここではジャパンカップ2023 東京大会3D・東京大会3の大会模様や私個人の大会結果を紹介していきます。

落ち着きを取り戻した?レース展開

今回はジャパンカップ2023の東京会場での最後の大会となったわけですが、開催月が10月ということでようやく秋らしい気候となり 朝方は肌寒く感じる気温でもありました。

そして、東京大会は前日練習走行なしのぶっつけ本番となりますが、毎回同じアメイジングバンク角度のおかげか各レーサーも調整しやすくなったのではないでしょうか。

そうした気候やレース慣れの効果があったのか、東京大会3オープンクラスの決勝進出者は3Dが16名(1D-9名・2D-9名)3が20名(1-14名・2-18名)と過去最多の決勝進出数となりました。

私の大会結果

ここでは私のジャパンカップ2023 東京大会3の結果を紹介していきます。

今回の東京大会3において私の中での最重要事項は前回に引き続きカルーセルチェンジャーの攻略です。

攻略については色々なパターンで試してみたかったものの、1回きりの勝負なので あれこれ試す余裕はありません。

もう こうなったら初心に戻り、スライドダンパーをやめてリジットバンパーに戻し、更にはフロントローラーも以前公式大会で入賞した時と同じ13mmローラーに変えてみました。

フロントローラーを13mmに変えたことに特別な意味はありませんが、13mmローラーでのカルーセルチェンジャーの挙動を試してみたいということで最後の悪あがきをしてみました。

前置きが長くなりましたが、上記のセッティングでいざトライアルクラスのレースへ!

まず車検時に貰った番号シールが「1」で、1コーススタートと分かった瞬間 心の中でガッツポーズしました(笑)

1コースということはカルーセルチェンジャーは最終周に挑むことになり、JC2023の過去の走行を考慮すれば最終周までは難なく走行でき より長くレースを楽しめることができます。

そんなテンション上がる中、レースは出走台数5台でのスタート。

序盤から 私ともう1台のマシンで熾烈な1位争い!

微妙に私のマシンが負けてはいるものの差は広がらず何とか1位のマシンに食い下がる状況。

そして相手のマシンがカルーセルチェンジャーを通過したタイミングで1位に浮上!

このまま一気にリードを広げたいところでしたが差はほんとんどできずに最終ラップに突入。

そして、最終ラップでは私にはまだカルーセルチェンジャーが残っており、ほとんど差がない状況を考えると仮にカルーセルチェンジャーをノンストップで通過したとしても かなり厳しい状況…

カルーセルチェンジャーを向かえるドキドキと無事突破しても1位は難しいという不安が入り混じった何とも言えない気持ちのままカルーセルチェンジャーに突入…

出口付近のフェンスに若干引っ掛かったものの無事カルーセルチェンジャーを通過!

しかし、時すでに遅しで その間に相手のマシンは独走状態になり そのままゴールインし、私は2位という結果に終わりました…

速度負けした悲しさはありますが、カルーセルチェンジャーを通過できた安堵感もあります。

お世辞にも綺麗な軌道でカルーセルチェンジャーを通過したとは言えませんが、私の中では今回のカルーセルチェンジャーの走行が最も綺麗だったので多少は救われたかと。

だがしかし、ここで終わりではないのが本大会の醍醐味でもあり、敗者復活シールを引き当てればリベンジできます!

リベンジできることを信じて参加賞シールをめくると 裏面には数字の記載はなく真っ白……

今回も残念ながら敗者復活権利は引き当てられず 私のジャパンカップ2023は終了となりました。

最後に今回の参加賞はシール2種と赤メッキのデクロスボディでした。

欲を言えば何らかのクリヤーボディであって欲しかったのですが、赤メッキもなかなかイカしているので これはこれで良しとしましょう(笑)

マシンセッティング

ここではミニ四駆ジャパンカップ2023 東京大会3で走行させた私のマシンセッティングを紹介していきます。

1次予選で速度負けして2位という結果に終わったマシンのセッティングを公開するのは おこがましいわけですが、今後 自分の過去のセッティングを確認できるようにするためにも本記事に記しておきます。

ただ、完走はしたので 完走したマシンの一例として何かの参考にして頂ければ幸いです。

まずマシン構成・外観が以下となります。

ジャパンカップ2023 東京大会3 マシン構成
  • MSシャーシ(フレキ加工)
  • トルクチューン2モーター
  • ギヤ比:3.7:1
  • ローフリクションタイヤ(直径 約23.8mm)
  • 重量:147.7g(電池含む)
  • 走行タイム:40.2秒

基本的に構成は前回と同様となります。

前回からの変更点として、前回はフロントをこれまでのリジットバンパーからスライドダンパーに変えましたが、今回は再びリジットバンパーに戻しました。

更にフロントローラーも前回の19mmから13mmへ変更しました。

フロントローラーを変更したことについては特に深い意味はなく、何となく「13mmにしたらカルーセルチェンジャー攻略できるのでは?」と突発的な思いつきで試した次第です。

それとリヤブレーキも白から青に変更し、前回よりも少しだけブレーキを弱くしました。

尚、リヤの青ブレーキは2mm厚のものにスチロールカッターを入れて溝を作っています。

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そして、個人的に前回と最も変わった点がマシン重量であり、マスダンパー系は一切変更せずに前回の153.4gから147.7gへと5.7gの軽量化をおこなっています。

FRPよりもカーボンの方が軽いということで、一部の箇所を除いて ステー・プレート類はFRPからカーボンタイプへ変更し 走行時のパフォーマンスを変えずに軽量化に成功しています。

それ以外にもフロントをスライドダンパーからリジットバンパーへ変えたり、前後で使用するローラーを変えたことで今回の軽量化に繋がったのかと。

実はもう1g程軽くできる箇所があったのですが、レース当日までにそれらの加工が間に合わなかったため今回は断念しました。

そして、軽量化をした最大の目的は より速く走らせるためであり、カルーセルチェンジャーが駄目でも そこまではトップを走りたいという思いがありました。

結果的に1次予選2位で終わっていまったわけですが、その時の走行タイムが40.2秒でした。

40.2秒は遅すぎず早すぎといった微妙なタイムでもあるんですが、チューン系モーターでは そこそこ速く走れていたのではないかと。
(あくまで私個人の感想です)

ちなみに同じパワーソース(電池・モーター)である準決勝(決勝レース)勝者のタイムも測ってみたんですが、37秒台で走っている人もいて、まだまだ自分は未熟だなーと再認識させれらました。

そして、今回から更にボディを一新し、以下のネオVQSのクリヤーボディを採用しました。

本来であれば前回の東京大会2で このボディを使用する予定でしたが、ボディとシャーシが干渉する箇所が見つかり、修正する時間がなく断念し、今回はその修正が無事終わり満を持しての新ボディとなりました。

前回のサンダードラゴンのクリヤーボディと比べ 低重心になり、走行の安定性がより増したのではないかと思われます。

ただ、このボディを使用した本当の目的は低重心化ではなく 純粋にカット後のボディデザインが気に入ったからです。

ド派手にコースアウトしたら即破損しそうな形状ではありますが、個人的には自分がこれまで作成してきたクリヤーボディの中では歴代No.1の仕上がりかと。

やっぱり自分の好きなデザインのボディだとテンションが上がるので、走らせるだけでもレースを楽しめます。
(更にレースに勝てれば尚良しですが…(笑))

ネオVQSのクリヤーボディは今回のジャパンカップで毎回購入し まだストックはあるので、今後 同じ形状のものを量産してみようかと思っています。

尚、今回使用したネオVQSの塗装方法や塗装に使用した塗料などについては以下の記事で紹介しているので、気になる方はこちらをご参照ください。

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大会を振り返って

ここではジャパンカップ2023 東京大会3を振り返って 気になったことや感じたことなどについて話していきます。

3大会すべて同じバンク角度

今回のジャパンカップ2023ではアメイジングバンク角度の組み合わせが各会場ごとに変わることがコースレイアウトの特徴の1つであったわけですが、東京大会は1・2・3いずれも同じアメイジングバンク角度の組み合わせになりました。

これについては前回の大会レポートでも「東京大会3も同じ角度になるのでは?」と予想し、その予想通りの結果となり、私が指摘せずとも大半の人がこうなることを予想できたのかと。

ちなみに、これまでの各会場のアメイジングバンク角度の組み合わせは以下となります。

アメイジングバンク 角度組み合わせ表
  • 7/2 静岡大会 → 45度>20
  • 7/9 愛媛大会 → 60度>30
  • 7/16 大阪大会 → 20度>30
  • 7/22,23 東京大会1D,1 → 20度>45
  • 8/6 仙台大会 → 30度>60
  • 8/13 新潟大会 → 60度>20
  • 8/20 福井大会 → 20度>60
  • 9/3 掛川大会 → 60度>45
  • 9/10 北海道大会 → 45度>30
  • 9/16,17 東京大会2D,2 → 20度>45
  • 10/7,8 東京大会3D,3 → 20度>45
  • 10/15 岡山大会 → 45度>30
  • 10/22 熊本大会 →([30度>20度] or [30度>45度] or [45度>20度])???
  • 10/28 静岡大会EX →([30度>20度] or [30度>45度] or [45度>20度])???
  • 10/29 チャンピオン決定戦 →([30度>20度] or [30度>45度] or [45度>20度])???

本記事を書いている時点で熊本大会以降はまだ開催前なので どんな組み合わせになるかは不明ですが、おそらく残った[30>20][30>45][45>20]のいずれかの組み合わせになるのではないでしょうか。

そして、今回のことを踏まえると、今後 各会場ごとにレイアウトの一部が変更になる場合は、前日走行会がなく複数回開催される会場では同じレイアウト構成で来るかもしれません。

ただ、今回はセクションの組み合わせのパターン数と開催大会数がほぼ同一だったことから偶然そうなったのかもしれません。

直近のジャパンカップでは今回と同じように会場ごとに一部レイアウトが変わる仕様であったものの、その時は同じ会場であっても日程ごとに異なっていたので、もしかすると今回の方がレアケースなのかもしれません。

とにかく、今後 会場ごとに異なるセクションが登場した場合は今回のようなケースになる可能性もあるので、今後のために頭の片隅に留めておくと良いかもしれません。

未だに引けぬ敗者復活権利

これは大会運営に対する不満というわけではなく、単に私の運が悪いという話になります(笑)

まず 敗者復活権利について簡単に説明させてもらうと、敗者復活権利は1次予選・2次予選のいずれかで敗退した人に与えらえる権利となります。

そして、予選敗退後の退場時に貰える参加賞のシールの裏面に番号が記載されていた場合 晴れて敗者復活権利が与えられ 敗者復活レースの1次予選に参加することができます。

尚、この敗者復活レースについては 大会によっては開催されないこともあるので、毎回 敗者復活のチャンスがあるわけではありません。

かくゆう私も敗者復活権利が取れることをに希望を抱いて 毎度参加賞シールをめくり それなりに回数をこなしているんですが、未だに敗者復活権利を貰えたことがありません…

こればっかしは完全に運で、敗者復活権利を貰える人の方が圧倒的に少ないので 当選しなくて当然とも言えます。

ただ、当選率が低い分かっていても嘆きたい出来事が今回起きました…

まず今大会の退場時に参加賞を貰う受付スペースでは以下の画像のようにシールが3列並んでいて 好きなシールの山を選んでめくるという形式でした。

※実際はシールが山積みになっています。

これまでは1列だけの山積みで参加者は山の一番上から順に引いていくだけでしたが、今回は上画像のように3列並んでいるため この中から好きな場所を選択できます。

1列だろうと3列だろうと当選率は変わらないのですが、自分に選択権があると いつも以上に自分の運が試されている気がしてワクワク感が増します。

そうした状況の中、自分の前の前の人、前の人が連続で当選していました!

さすがに2連続で当選が続いた後だと厳しいと思いつつも、今回は3列のどれかを選べるので前の人が引いていない山ならワンチャンある!と期待して引いたもののハズレでした…

そして、今回に限らず自分の前後の人が当選している光景を何度も見ていて、もう少し早く退場していれば・遅く退場していれば…なんてことが積み重なった結果 こうして記事に書いた次第です。

当選率がどのくらいかは不明ですが、自分のものすごく狭い範囲で見る限り1~2割ぐらいはあるのではないかと勝手に予想しています。

次の自分が参加する大会で敗者復活があるかは分かりませんが、もしあれば次ことは敗者復活権利を引き当ててみたいものです。

ただ、そうした神頼みをする前に敗者復活権利が不要になるよう2次予選を突破できるマシン作りをしなくては…(笑)

レーザーミニ四駆 生産終了か?!

これはジャパンカップ2023とは直接関係ない話ですが、東京大会3の会場のとあることがきっかけで気づいた点なので取り上げました。

まず、正式にレーザーミニ四駆シリーズが生産終了するという発表はないので、生産終了というのはあくまでも私の憶測となることをご了承ください。

では、何故 レーザーミニ四駆シリーズが生産終了なのかと思った理由については2つあり、1つ目の理由は販売コーナーにレーザーパーツが陳列されていたことです。

ぱっと見 新たなアウトレットパーツが販売されたのかと思いきや、よーく見てみるとレーザーミニ四駆の各パーツが陳列されていました。

現地でこれを見た時は特にレーザーミニ四駆が生産終了するなんて発想は微塵もなかったのですが、次に紹介する2つ目の理由により 見方が変わりました。

その2つ目の理由とは、タミヤミニ四駆カタログからレーザーミニ四駆が抹消されていたことです。

大会会場の一角に「タミヤミニ四駆カタログ<2023年9月版>」があり、無料配布されていたので貰ってきました。

そして、家に帰ってからカタログをじっくりと見てみると、過去のカタログに掲載されていたレーザーミニ四駆が見当たりません…

タミヤミニ四駆カタログは現在販売されているミニ四駆のマシンキット及び各パーツ類が掲載されており、すでに生産終了したものや限定品などは掲載されていません。

カタログからレーザーミニ四駆シリーズの掲載が無くなっていたということは、即ち レーザーミニ四駆の生産・出荷が終了したことを示唆しているのでは…

そして、販売コーナーにレーザーパーツが陳列されていたのは、出荷停止の影響による余剰分のレーザーパーツなのではないでしょうか。

タミヤからレーザーミニ四駆シリーズに関する正式なアナウンスがないので本当に生産終了かは不明ですが、仮に生産・出荷の中止が本当だとしても、アナウンスなしで いつの間にか消えていたという流れが妥当かと。

このことから、今後 レーザーミニ四駆のマシンキットは店頭からどんどん消えていく可能性があります。

現ミニ四駆環境を見る限りはレーザーパーツが必須ということではないので販売終了したとしても特別困ることはありません。

しかし、今後レーザーパーツが大いに活きるセクションが登場しようものならダンガンレーザーの樽バネ並みの価値が付くなんてこともあるかもしれないので、未所持の方は これ機に購入しておくのもありかもしれません。

それ以外にも「一度はレーザーミニ四駆を作ってみたかった」「すでに持っているが追加で買おうと思っていた」という方も早めに購入することをおすすめします。

上記のAmazon販売サイトでは、すでにロードスピリッツは定価以上の価格になっているものの、ジャドーエースとロードナイトは まだ割引価格で購入可能です。

最後に

今回はジャパンカップ2023 東京大会3の模様をお伝えしました。

ジャパンカップ2023は もう少し続きますが、私個人の2023年の公式大会は本大会をもって終了となりました。

次の公式大会は順当にいけば2024年1月頃になるかと思われるので、開催への期待と共に次の公式大会に向けてのマシンセッティングをしていこうとかと思います。

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