ミニ四駆総選挙2024 結果発表【第2回ミニ四駆総選挙】

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今回は人気ミニ四駆マシンを選ぶイベントである ミニ四駆総選挙2024結果を発表していきます。

上位にランクインしたマシンの入賞理由を、発売当時の状況を踏まえつつ 個人的な見解を交えながら解説していきます。

目次

ミニ四駆総選挙とは

ミニ四駆総選挙とは「ミニ四駆の日」と言われる3月24日(3[] 2[] 4[ヨン])を記念した特別企画であり、これまでに発売された全てのミニ四駆マシンの人気を競うものとなっています。

投票方法はX(旧Twitter)にて 投稿内容の先頭にマシン名を入力し その直後に★を付け 指定のハッシュタグ(#ミニ四駆総選挙2024)を付ける形となっており、投票期間は2024年3月24~3月27日でした。

投票は1アカウントに付き1台?で 誰もが簡単に投票できる仕組みだったことから、幅広い年齢層が参加する平等な投票結果になったのではないでしょうか。

尚、今回のミニ四駆総選挙2024は第2回となり第1回ミニ四駆総選挙は2019年に開催されています。

上位ランキング紹介

ここではミニ四駆総選挙2024のランキング上位10台のマシンを、第10位から紹介していきます。

第10位

第2回ミニ四駆総選挙 第10位バスターソニック です。

(第1回は圏外[26位以下]

発売時期は1997年10月で、第2次ブームに登場したマシンであり、第1回ミニ四駆総選挙のランク圏外から大幅アップとなりました。

「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」の主人公の一人である星馬烈の4代目のマシンであり、第2次ブームにおけるソニック系列の最終形態とも呼べるマシンです。

ボディのフロント部分にサスペンションを搭載したメカニック感あふれるデザインが子供心をくすぐったのではないでしょうか。

ちなみにバスターソニックの兄弟マシンとも言えるビートマグナム第11位と、2台揃って上位にランクインしており双方共に人気があることが伺えます。

第9位

第2回ミニ四駆総選挙 第9位マグナムセイバー です。

(第1回は15位

発売時期は1994年9月で、第2次ブームのきっかけを作ったマシンでもあります。

「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」の主人公の一人である星馬豪の最初の愛車であり、フルカウルミニ四駆の原点とも言え、このマシンから第2次ブームが始まったといっても過言ではありません。

ボディがタイヤ全体を覆う形状は これまでのミニ四駆マシンとは一線を画すデザインであり、これが当時の子供たちの好奇心をそそったのではないでしょうか。

そして、このマシンを皮切りにフルカウルミニ四駆の人気が上昇し、後にミニ四駆史上最大級のブームとも言われる第2次ブームが到来することとなります。

第8位

第2回ミニ四駆総選挙 第8位サンダードラゴンJr. です。

(第1回は11位

発売時期は1987年12月で、ミニ四駆黎明期に登場し その後の第1次ブームでも長く愛されたマシンです。

元々は漫画「ラジコンボーイ」にて登場したマシンで、それがRCカー(ラジコン)化されたのが始まりです。

そして、RCカーとしてのサンダードラゴンの人気も相まって その後ミニ四駆として販売されました。

また、マシン名にある「Jr.」とはRCカーの弟分という意味合いで、元々RCカーにあったマシンにはJr.という名称が付けられています。

オリジナルデザインのミニ四駆がランキング上位を独占する中での Jr.マシンがランク入りしたということで、かなり昔のマシンでありながら今尚 根強い人気があることがうかがえます。

個人的に思い入れがあるマシンの1つで、第1次ブームの当時 私が愛車として使用していたマシンでもあります。

少し前にポリカボディが再販されていましたが、その効果もあってか前回の11位から更にランクアップする形となりました。

ランキング上位に入る程の人気っぷりということで、再びポリカボディを再販してもらえると嬉しいかと。

第7位

第2回ミニ四駆総選挙 第7位ライジングバード です。

(第1回は7位

発売時期は1989年6月で、第1次ブームに登場したマシンです。

漫画「ミニ四トップ」の主人公の新たな愛車として登場したマシンであり、タイプ3シャーシが初導入されたマシンでもあります。

ボディの大型ウィングはもとより 赤いシャーシ・タイヤのカラーリングが当時の子供をワクワクさせました。

レーサーミニ四駆ではエンペラー・バーニングサンに続く3台目のオリジナルマシンということで 発売時のインパクトも強かったのかと。

そうした、印象に残るマシンであることからランキング上位に入賞したのではないでしょうか。

第6位

第2回ミニ四駆総選挙 第6位シャイニングスコーピオン です。

(第1回は5位

発売時期は1997年3月で、第2次ブームに登場したマシンです。

スーパーファミコン用ゲーム「ミニ四駆 シャイニングスコーピオン レッツ&ゴー!!」でプレイヤーの愛車となるゲームオリジナルマシンとなります。

元々はゲームの限定版の特典としての付属品(ボディのみ)でしたが、後にシャーシ同梱のフルキット版が一般販売されたという異例の経歴を持つマシンでもあります。

ゲーム出のマシンとは言え 当時の人気は凄まじかった模様で、その当時のインパクトからランキング上位に入ったのではないでしょうか。

第5位

第2回ミニ四駆総選挙 第5位ダッシュ1号・皇帝(エンペラー) です。

(第1回は2位

発売時期は1988年9月で、第1次ブームを代表するマシンの1つです。

「ダッシュ!四駆郎」の主人公である日の丸四駆郎の愛車で、マシンデザインははコロコロコミックで開催された「デザインコンテスト」のグランプリ作品を徳田ザウルス氏がまとめ上げたものとなります。

このマシンが発売されるまでは実車もしくはRCカーをベースとしたボディでしたが、ミニ四駆における初のオリジナルマシンであり、当時の子供たちの情熱を具現化したマシンとも言えます。

人気の高さが故にエンペラーは様々なシャーシで販売されており、新しめなものだとMSシャーシ版があり 今でも購入することが可能です。

第4位

第2回ミニ四駆総選挙 第4位ネオトライダガーZMC です。

(第1回は7位

発売時期は1996年3月で、第2次ブームに登場したマシンです。

「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」に登場する鷹羽リョウの2代目のマシンで、作中の主人公ではないものの人気が高いキャラであり、それに伴いマシンの人気もあったことがうかがえます。

マシン名にあるZMCとは「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」の作品内に登場する素材のことを示しており、セラミックの硬さとグラスファイバーの柔軟性を兼ね備えた新素材という設定になっています。

第2回ミニ四駆総選挙の少し前に「ネオトライダガーZMC カーボンスペシャル」が再販され、売れ行きは好調で その人気は健在でした。

そうした人気のインパクトが功を奏したのか、第1回ミニ四駆総選挙よりもさらにランクアップした結果となりました。

第3位

第2回ミニ四駆総選挙 第3位ハリケーンソニック です。

(第1回は4位

発売時期は1996年10月で、第2次ブームを代表するマシンの1つです。

「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」の主人公の一人である星馬烈の3代目のマシンであり、第2次ブームではかなりの人気があり 当時を知らなくても その名前だけは聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

前行機であるバンガードソニックをよりスタイリッシュにしたデザインで 、当時に人気があったことも納得できます。

その人気が故にタミヤからはハリケーンソニックのボディを採用したクイックレーサーという完成品RCカーも販売されていました。

そして、この度 フルカウルミニ四駆30周年記念として初のポリカボディを実装した限定キットが発売されることとなりました。

第2位

第2回ミニ四駆総選挙 第2位サイクロンマグナム です。

(第1回は3位

発売時期は1996年7月で、第2次ブームを代表するマシンの1つです。

「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」の主人公の一人である星馬豪の3代目のマシンであり、第2次ブームでは最も人気があったとも言われ 第2次ブームを象徴するマシンでもあります。

タイヤをカバーする前後のカウルが以前のマシンに比べ よりスタイリッシュなデザインが人気の源だったのではないでしょうか。

そのデザインもさながら新シャーシとなるスーパーTZシャーシが初採用されたマシンということでも注目度が高く 今尚多くのファンから支持されているマシンとなります。

そうした人気もあり、フルカウルミニ四駆25周年記念ではメモリアルキットとしてポリカボディが採用された特別限定モデルも販売され、その後 ポリカボディ単体も販売されています。

また、サイクロンマグナムも第3位のハリケーンソニックと同様にタミヤのクイックレーサーとしても販売されていました。

第1位

第2回ミニ四駆総選挙 栄光の第1位に輝いたのは アバンテJr. です。

(第1回は1位

発売時期は1988年12月で、第1次ブームを代表するマシンの1つであり、歴代ミニ四駆の中で最多販売台数を誇るマシンでもあります。

元々はRCカーで登場し その性能からRCカーにおいて強いインパクトを与えた名車と呼ばれ、それはミニ四駆界においても例外ではなく 当時新シャーシであるタイプ2シャーシを引っ提げて登場した大注目マシンとなりました。

そして、RCカーでも人気があったボディデザインと期待の新シャーシを搭載していたことにプラスして当時のミニ四駆ブームの影響もあり、新発売当時の売れ行きは凄まじく 全国各地で入手困難の状況が続きました。

伝説級とも言われるアバンテの人気っぷりは、その後のミニ四駆を牽引するかの如く、現在ではアバンテの名を継ぐマシンは実に10種類以上に及びます。

第1回ミニ四駆総選挙に続き第2回総選挙でも1位となり、名実とも最高のマシンと言えるのではないでしょうか。

そして、奇しくもミニ四駆総選挙2024終了後のタイミングでアバンテJr.及びアバンテJr.ブラックスペシャルの再販が発表され、ファンにとっては これとない朗報が続く形となりました。

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まとめ

第1位のアバンテJr.は前回(第1回ミニ四駆総選挙)からの2連覇となり、ミニ四駆人気における不動の地位を獲得したかに見えます。

しかし、投票数は公表されていないものの第2位のサイクロンマグナムとは僅差だったということで、アバンテJr.の1強ということではなさそうです。

注目すべきは第2次ブームマシンの上位を占める割合が多いことで、ただでさえ人気マシンが多数ひしめくフルカウルミニ四駆の中で 投票が割れながらも 主要マシンがこぞって上位にランクインしたことです。

仮にフルカウルミニ四駆の種類がもう少し少なければサイクロンマグナムが第1位ということも十分あり得ました。

第3回ミニ四駆総選挙の開催はいつになるか分かりませんが、第1回が2019年・第2回が2024年であり、また5年後開催となれば その年は丁度フルカウルミニ四駆40周年の年となります。

そうなれば、フルカウルミニ四駆の注目度も高まり、サイクロンマグナムが念願の首位になるかもしれません。

アバンテJr.が3連覇を成し遂げるのか、サイクロンマグナムが初めての首位を取るのか、もしくは何かの影響が相まって別のマシンが首位になるのか 気になるところです。

尚、今回のミニ四駆総選挙がきっかけで 色んなマシンをもっと知りたいという方は以下のタミヤ公式 ミニ四駆 パッケージアートコレクションがおすすめです。

これまで発売された全マシンが掲載されているミニ四駆資料集であり、この本については以下の記事でレビューしているので気になる方はこちらもご参照ください。

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その他ランキング紹介

ここでは先ほど紹介したトップ10以外の各ランキングを紹介していきます。

第2回ミニ四駆総選挙 TOP50

先程紹介した第2回ミニ四駆総選挙のトップ10を含む上位50台のマシンは以下となります。

上位30台を見ると第2次ブームマシンが多数あり、いかに第2次ブームが凄まじかったのかを物語っているかと。

第2回ミニ四駆総選挙 TOP100まで

第2回ミニ四駆総選挙の第52位から第91位までの100位以内にランクインしたマシンは以下となります。

ランキング52位以降は様々な世代のマシンが入り混じっていて、なかなか面白い結果となっています。

第1回ミニ四駆総選挙 TOP25

ここでは2019年に開催された第1回ミニ四駆総選挙上位25台のマシンを紹介していきます。

この当時は古参のミニ四駆ファンの投票が多かったのか第1次ブームのマシンが多数ランクインしています。

最後に

今回は第2回ミニ四駆総選挙の結果をお届けしました。

ミニ四駆総選挙はマシンだけにあらず、グレードアップパーツを対象とした「ミニ四駆パーツ総選挙」なるものも開催されています。

あなたの一票がマシン・パーツの復刻・再販に繋がるかもしれないので、少しでもミニ四駆に興味がある方は次回の投票イベントに参加してみてはいかがでしょうか。

尚、ミニ四駆に関する各種イベントの最新情報については以下のX「ミニ四駆【タミヤ公式】」アカウントにて発信しています。

上記アカウントではミニ四駆のイベント及び最新アイテムなどの各種情報を発信しているので、ミニ四駆に少しでも興味がある方はこれを機にフォローすることをおすすめします。

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