以前、Zanflare C4 急速電池充電器 レビューの記事を書きましたが、C4購入後に他の充電器にも興味が出て、リフレッシュ機能を有していて且つ携帯性に優れているものを探してみようと思いたどり着いたのがX4 Advanced Mini(X4アドバンスミニ)です。
そこで今回はHitec X4 Advanced Mini(X4アドバンスミニ)のレビューをしていきます。
外観・同梱品
前にZanflare C4 急速電池充電器を見ていたせいかかなり小さく感じます(笑)
サイズはエネループ充電器とほぼ同等です。
同封品は以下となります。
・充電器本体
・USBケーブル(Type-B)
・取扱説明書
充電器を起動するためには別途USB充電器やモバイルバッテリーが必要になります。
本体の側面に付属のUSBケーブルを差すためのUSB端子があり、この端子から本体への電源供給をおこないます。
尚、本体起動には別途USBアダプタ等が必要となり同梱品一式のみでは使用できないので注意してください。
製品仕様
電池は最大4本同時にセット可能で対応電池は単3・単4となります。
機能紹介
機能は以下の3モードがあります。
・CHARGE
・DISCHARGE
・REFRESH
CHARGE(チャージ) モード
充電するモードとなります。
充電電流は 200mA / 500mA / 700mA / 1000mA / 1500mA から選べます。
結構豊富な電流選択ですね。
DISCHARGE(ディスチャージ) モード
放電するモードとなります。
放電電流は 100mA / 250mA / 350mA / 500mA / 650mA から選べます。
こちらは選択電流が結構細かい数字で刻まれています。
REFRESH(リフレッシュ) モード
フル充電→完全放電→フル充電のリフレッシュを実行するモードとなります。
このモードが本機のメインになるかと。
電流は充電/放電が以下の値のセットになっています。
・充電200mA/放電100mA
・充電500mA/放電250mA
・充電700mA/放電350mA
・充電1000mA/放電500mA
・充電1500mA/放電650mA
最小電流の充電200mA/放電100mAは時間がかかるものの、電池への負担が少ないことから急ぎでなければこれがお勧めかと。
ちなみに最小電流でやった場合、約1日かかりました(笑)
電池の状態の確認について
電池をセットした状態で以下の電池状態が順番に確認できます。
mA(充電電流) → V(電圧) → mAh(累計電流) → h(時間) → mΩ(内部抵抗値)
各電池状態の内容は以下となります。
mA(充電電流)…今充電or放電している電流の値
V(電圧)…現在の電圧
mAh(累計容量)…充電・放電した累計の電流の値
h(時間)…稼働しているモードの累計時間
mΩ(内部抵抗値)…電池の内部抵抗値
各モード動作中に上記の電池状態は数秒間隔で自動的に切り替わって表示されるんですが、何故か内部抵抗値だけは自動的に表示されないので、これだけは手動でボタンを押して確認する必要があります。
尚、CHARGE・REFRESHモードで充電が完了すると「FULL」が、DISCHARGEモードで放電が完了すると「END」が表示されます。
また電池アイコン等の充電・放電の進行状況を示すものがないので、あらかじめ電池のMAX電圧を把握して現在のV(電圧)値を目安にすると良いかもしれません。
それと液晶はバックライトなしですがこれで困るということは特にないかなーと。
総評
以前紹介したZanflare C4と同様に、リフレッシュモードの搭載や内部抵抗値の確認も可能なことから、こちらも最適なミニ四駆用電池が作れる充電器ではないでしょうか。
さらにはコンパクトで携帯性にも優れているのでモバイルバッテリーを用意すれば大会の会場でも充電が可能に!
ただ、コンパクトが故の欠点も…
4本フルで電池をセットしている時に先に真ん中2本の電池を取り外したい!ってなった時に、真ん中2本の電池が非常に取り外しづらいんですよねー…
マイナス側の方を爪に引っ掛ければ取り外し可能なんですが、繰り返しそれをやっていると電池の外装(表面のシール)が剥がれてしまいそうで怖いです。
私個人的な対策方法としてはセロハンテープやマルチテープなどを真ん中2本の電池にあらかじめ貼り付けておけば簡単に取り外しが可能です!
でも結構手間がかかるので外側の電池の充電が完了するまで真ん中2本の電池は放置しておくのもありかと。
また、2022年11月に後継機であるX4 Advanced MiniⅡが発売され、そちらの製品のレビューやMiniとMiniⅡの比較などを以下の記事にて紹介しているので、よろしければこちらもご参照ください。
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