今回は2023年4月22・23日に開催されたミニ四駆グランプリ2023スプリング 東京大会2をレポート 及び2023年1月から4月まで開催してきたミニ四駆グランプリ2023全体を振り返っていきます。
グランプリ2023スプリング 東京大会2 大会概要
ミニ四駆グランプリ2023では3月頃から一部レイアウト変更があり、今回は東京大会2ということで東京では2回目のスプリングサーキットであるとともに 東京では最後のグランプリ2023大会となりました。
尚、ミニ四駆グランプリ2023のレイアウトや大会情報の詳細については以下の記事にて紹介しているので、本記事では省略させてもらいます。
大会結果
ここでは私自身のミニ四駆 グランプリ2023スプリング 東京大会2の結果をお伝えしていきます。
今回は前回の嬉しい入賞から迎えた2回目のバニーホップスプリングサーキットであり、私にとってはグランプリ2023スプリングの最終戦となる大会でした。
そして、結果は1週目のアイガーEVO.上り直後にコースアウトしてしまい、5秒で1次予選敗退となってしまいました…
今回は「前回の走りを超える!」という目標で挑んだ大会でもあったわけで、速度的には前回を超えていた?ものの過去最速とも言えるコースアウトで幕を閉じました……
マシンセッティング
ここではミニ四駆グランプリ2023スプリング 東京大会2で走行させた私のマシンセッティングを紹介していくわけですが、1週すら走行できていないマシンということをご了承ください…
セッティングにおける反省点についても記載しているので、今後同じようなセクションが出てきた場合に私のマシンを反面教師にして頂ければと思います。
その反面教師となるマシン構成は以下となります。
- MSシャーシ(フレキ加工)
- ボディ:クリヤーボディ
- モーター:マッハダッシュ
- ギヤ比:3.7:1
- ローフリクションタイヤ(直径 約23.8mm)
- 重量:156.2g(電池含む)
今回は前回入賞したマシンよりも速度を上げることが第一目標であり、マシン重量を前回の166.3gから10g程 軽くしました。
そして、マシン外観は以下となります。
一見すると前回入賞時とさほどマシンセッティングが変わっていないようにも見えますが、シャーシは新調し、フロント・リヤユニットは少し前に再販されたバンパーレスユニットを使用しています。
シャーシ以外のパーツについては基本的に前回と同様の物を使用しており、変わった点としてはフロントローラーを19mmに変更しています。
そして、コースアウトした最大の原因はブレーキの高さで、前回以上にブレーキを強めにしたつもりでしたが、フロント・リヤ共にブレーキの位置が地上高2mm以上ありました。
1週すら走り切っていないので、ブレーキの消耗具合もはっきりと分からなかったんですが、リヤブレーキは ほぼほぼ機能していなかった可能性が高いかと…
車検で引っ掛かるのを恐れて地上高に余裕を持たせてしまったことが仇となってしまったわけですが、改めてブレーキセッティングを難しさを痛感した大会となりました。
今後 タミヤ公式大会に参加される方へのアドバイスとして、ブレーキが本当に効いているかどうか(ちゃんとコースに接触するかどうか)の確認だけは必ずやっておいてください。
ブレーキの利きを確認する方法として、公式アイテムではありませんが『バンクチェッカー』という商品があり これがあれば簡単に確認することができます。
ただ、バンクチェッカーは物によってはいい値段したりして手軽に買えるものでもありません。
できるだけお金をかけずに済ませたいという方は身近にある物に曲線を作って確認するのがおすすめです。
一時的に曲線がある状態にしておけば良いので、適切な物がなければ雑誌とかの本を曲げて簡易的に確認するだけもOKです。
せっかく頑張ってブレーキを用意しても、『コースに接触しない』『想定通りに接触しない』となっては意味がないので、大会前の確認をお忘れなく。
大会の感想
ここでは今大会を振り返り、大会を通じて感じたことを紹介していきます。
完走することの重要さ
私が参加したミニ四駆グランプリ2023の全4回を振り返って、完走することの重要さを再認識させられる大会となりました。
『グランプリ2023スプリング 東京大会』で入賞できたのも全レースすべて完走したおかげでもあります。
当然、レースで勝つには速度も重要になるわけですが、いくら速くても完走できなければ勝負に勝つことはできません。
「公式大会ではいつもコースアウトしてしまっている」という方は、一旦 速さを求めることよりも安定重視のセッティングに変えてみてはいかがでしょうか。
安定重視のセッティングだけは上位にいくことが難しいかもしれませんが、まずは1戦の勝利を掴み ミニ四駆の楽しさを再認識してみてください。
参加賞の変化
これまでの公認競技会の参加賞はメッキボディが定番?でしたがミニ四駆グランプリ2023の東京大会ではクリヤーボディ・スモークキャノピーボディとこれまでとは少々異なりました。
個人的にはメッキボディはもうお腹いっぱいだったので、この変化は地味に嬉しかったです。
特にクリヤーボディなら いくらあっても困らないので、今後はクリヤーボディを参加賞の定番にしてくれると嬉しいかと。
更に参加賞限定のクリヤーボディーなんかを用意してくると 公認競技会参加者も増え、その結果ミニ四駆界の更なる発展にも繋がるのではないでしょうか。
わざわざ参加賞のために新たな型枠を用意するのはコスト的にも採算が合わないと思うので参加賞オリジナルボディは現実的ではありませんが、せめて昔販売されていたクリヤーボディを復活してくれるだけでも喜ぶ人は多いかと。
販売コーナーに新たなラインナップ!
ミニ四駆グランプリ2023から販売コーナーにてアウトレット商品が販売されるようになりました。
アウトレットのコーナーでは普段見かけないレアアイテムが多々あり「これだけのために会場に行くのもありなのでは!?」と思えるぐらいの充実ぶりでした♪
以下の画像は実際に私が購入したアウトレットパーツの一部となりますが、普通のショップでは見かけないパーツも多々見受けられました。
個人的には小径ホイールがもっと欲しかったのですが、見かけたのが1回きりで購入数の制限があったため結局1個しか買えませんでした…
次の公認競技会でもアウトレットのミニ四駆パーツが販売されるかは定かではありませんが、今後も継続してもらえると 1次予選で敗退したとしても来た価値があると思える大会になるのかと。
最後に
今回はミニ四駆グランプリ2023スプリング 東京大会2 及びミニ四駆グランプリ2023全大会のレポートをお届けしてきました。
全体的に抽象的な話となり、ためになる具体的なセッティング情報をお伝えできず申し訳ありませんが、本記事が今後のタミヤ公認競技会レース参加時に少しでもお役に立てれば幸いです。
そして、本記事をきっかけに一人でも多くのミニ四レーサーがタミヤ公認競技会レースに参加し、一人でも多くの方が大会を楽しんで頂ければ これ幸いです。
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