【書籍】ミニ四駆 超速ガイド2023-2024 レビュー

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今回はミニ四駆 超速ガイド2023-2024の内容を紹介しながらレビューをしていきます。

ミニ四駆界隈では言わずと知れたミニ四駆バイブル本であり、毎年ジャパンカップに合わせて発売される超速ガイドブックですが、今年は本誌初公開の情報もありと 注目の1冊となっています。

そんなミニ四駆 超速ガイド2023-2024を各章ごとにレビューを交えて内容を紹介していきます。

目次

特別付録

表紙をめくると超速ガイドの毎年恒例とも言える特製ドレスアップステッカーがあります。


個人的には使用用途がほぼ無いものかとずーと思っていたのですが、よくよく考えるとマシンでなくても「ミニ四駆関連パーツを保管しているケース等」に貼る使い方も十分ありかと。

(裏面にもしっかりと『マシンやケースをドレスアップしよう!』と書かれていました…)

そう考えるとステーカーもまんざらでもないわけで、どんどん積極的に使っていこうかと。

尚、このステッカーは紙媒体の雑誌のみに付いている特典で、電子書籍版を購入した場合はステッカーは貰えませんのでご注意ください。

バニーホップ アメイジング サーキット2023を攻略せよ

冒頭の記事は恒例のジャパンカップコース攻略情報で、バニーホップ アメイジング サーキット2023のレイアウトが見開き1ページででかでかと紹介されています。

そして、各セクションごとの攻略情報も掲載されています。

注目すべきセクションはなんといってもカルーセルチェンジャーではないでしょうか。

ジャパンカップ2023のコースレイアウト発表時もセクション名だけ公開され 詳細はベールに包まれていた謎のセクションでしたが、超速ガイド2023でその全貌が明らかになりました!

実際のマシンで走行させた際のマシンの動作検証例も記載されているので、ジャパンカップ2023の日程が迫っている方は本誌で対策を!

コースレイアウト紹介以外にも、初心者でも作成できるジャパンカップ2023対策マシンも紹介されています。

実際のコースで走行させ完走率を高めたセッティング内容の使用パーツまで詳しく紹介しているので、これらを参考にセッティングすると良いかもしれません。

CHAPTER1 選ぶ -SELECT-

CHAPTER1『選ぶ』では、ミニ四駆をこれから始めようと思っている方・始めたての方・新たなマシンの購入を検討している方には必見の内容となっています。


現行マシンオールカタログ

ここでは新発売のマシンを筆頭に現在販売されているミニ四駆・ワイルドミニ四駆の全マシンを紹介しています。

冒頭は最近新発売・再販されたマシンを筆頭に近日中に販売されるマシンがピックアップされています。

さらにページをめくると現行マシンカタログとなり、現在販売されている全マシンをシャーシごとにの紹介しています。

各マシンの紹介ではボディ・シャーシの素材からギヤ比・タイヤ径・タイヤの素材なども記載されているので、マシン購入を検討する際の参考資料としても役立ちます。

ちなみに余談ではありますが、両軸モーターシャーシ(MS・MA)キットの中で3.7:1ギヤが付属しているのは上記のスターターパックのブラストアローのみなので、3.7:1ギヤとMAシャーシ・各種ステーが欲しいという方はこちらを購入するのがお得かもしれません。

ミニ四駆で遊ぶための必須アイテム

\ タミヤ公認の単3充電池/

繰り返し使える単3電池

\ 電池ケースの決定版!/

単3・単4 収納可能

\ 2段構造でたっぷり収納/

単3 x 12本 + 単4 x 16本 収納可能

CHAPTER2 作る -BUILD-

CHAPTER2『作る』ではグレードアップパーツの紹介やマシン作成・改造に関する内容で構成されており、初心者から上級者まで幅広い層に役立つ内容となっています。

ミニ四駆公認 競技会規則

ミニ四公認競技会(タミヤ公式大会)に参加する上で抑えなくてはならないミニ四駆公認競技会規則の紹介となります。

公認競技会規則は定期的に規則変更などあるので、これを機に今一度確認しておきましょう。

特にトライアルクラス参加予定の方は要注意でジャパンカップ2023からトライアルクラスで使用できるモーターがノーマルorチューン系モーターに限定されているので、対象モーターがない方は準備をお忘れなく。

困った時のチェックポイント

マシンが「遅い」「異音がする」「急に止まってしまった」などのトラブルを防ぐ方法が紹介されています。

各所のセッティング時の注意点やトラブルが起きた時の対処方法からVZ・FM-A・MAシャーシのギヤカバー&モーターの外し方も紹介されています。

これからミニ四駆を始める方・始めて間もない方は事前に読んでおくことで 効率良いセッティングができるかと。

グレードアップパーツ 超速データファイル

個人的に超速ガイドの代名詞とも言えるミニ四駆各種パーツを紹介しているコーナーです。

モーター&ギヤ、ローラー、ステー&プレート、スタビ、タイヤ&ホイール、ドライブシャフト&ベアリング、ブレーキ、スライド&マスダンパー、ビス・ナット&スペーサー、グリス&オイル、クリヤーボディ、バッテリー の、各グレードアップパーツの詳細情報が掲載されています。


毎年恒例ということで去年と類似している箇所が多々あるものの、今年は「走って検証GUP」コーナーが復活しており、モーター・ギヤ・ローラー・グリスの各種検証データが掲載されています。

ミニ四駆のパーツカタログとしても有益なコーナーですので、初心者・上級者問わず必見の内容となっています。

ちなみに、ローラー取り付け穴早見表のVZシャーシ フロントステーが本誌登場以降 適切なローラー取り付けサイズ表記が間違っている箇所があり今年も残念ながら違ったままでした……

ただ、この記載ミスの補填対応なのか 同じページ内にVZシャーシ フロントステーのローラー取り付け穴の拡大画像が掲載されており、そちらでは正しい表記となっていました。

もし、記載ミスに気づいているようでしたら来年こそはローラー取り付け穴早見表の方も修正して頂けると助かります。

トレンドパーツ自作指南

こちらも毎年恒例となっている改造方法紹介のコーナーですが、今年はジャパンカップ2023では必須?になるかもしれない2つのギミックの作成方法を紹介しており1つ目が「ATスラダン」となります。

ATスラダンの作成方法は全4ページに渡り事細かに解説されているので初心者の方でも簡単に作ることが可能です。

スライドダンパーはジャパンカップ2023攻略には欠かせない改造になる可能性もあるので、ATスラダンをまだ作ったことがない方は まずは本誌を参考に作ってみると良いかもしれません。

そして、もう1つは「スキッドローラー」の搭載方法の紹介です。

スキッドローラの対応シャーシは基本的にはMS・FM-Aとなりますが、それ以外のVZ・AR・MAシャーシへの取り付け方法や リヤ側だけでなくフロント側への取り付け方法も紹介しています。

尚、当サイトでもAT機能を持つスライドダンパー作成方法や、ミニ四駆改造の代名詞とも言えるMSフレキ加工方法を紹介しているので 気になる方は一読頂ければと思います。

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ボディ塗装の基本テクニック

よりミニ四駆を楽しむために必須とも言える塗装に関する基本テクニックが紹介されています。

塗装前の下準備から懇切丁寧に説明しており、塗料はスプレーだけを使用してこんなカッコいいロードスピリッツが完成します。

塗装方法はプラボディだけでなくクリヤーボディも紹介しています。

こちらもクリヤーボディをカットする方法から懇切丁寧に説明しており、プラボディと同様にスプレーだけを使用した塗装方法を紹介しています。

塗装自体はミニ四駆のレースで勝つことには直接影響ありませんが、自分好みの塗装することでマシンへの愛着が出てミニ四駆をより楽しめるので、まだ塗装したことがない方はこれを機にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

CHAPTER3 遊ぶ -PLAY-

CHAPTER2『遊ぶ』ではミニ四駆の大会を楽しむ&攻略するために必要な実践向きの役立つ情報が掲載されています。

ステーションチャレンジに出走してみよう!

タミヤ公認のミニ四駆ステーションチャレンジに関する情報が紹介されています。

ステーションチャレンジはジャパンカップなどの大型大会と違い 各ミニ四駆ステーションの店舗で開催される大会であり、近所の店でも開催されるかもしれませんので 一つでも多くの大会に出たいと思う方は必見の内容です。

また、ステーションチャレンジのチャンピオン決定戦で優勝したマシンも紹介されています。

ステーションチャレンジは3レーンコースなので、3レーンの大会に出る予定の方はこれらのマシンを参考にセッティングするのもありかと。

日本全国ミニ四駆ステーション30

こちらも毎年お馴染みのコーナーで、全国500を超えるタミヤ公認店舗の中から今年は30店舗を紹介しています。

紹介された店舗の中で個人的におすすめなのが「静岡ホビースクエア」です。

ミニ四駆パーツの取扱い及びコース設置はもとより 様々な模型が展示されており、ミニ四駆を持っていなくても楽しめる店舗なので、静岡駅にお越しの際に空き時間があれば寄ってみることをおすすめします。

ジャパンカップ参戦の手引き

ミニ四駆 ジャパンカップに関する大会情報が紹介されています。

各クラスの参加資格&特徴も紹介されているので、参加を検討している方は 自分に適切なクラス選びと参加クラスの条件をお忘れなく。

大会に参加した方のコメントも記載されているので、参加されない方もこれを読んで参加した気分になりましょう(笑)

また、当サイトでもジャパンカップ攻略法という記事でジャパンカップの楽しみ方・攻略法を紹介しており、他ではあまり触れられていないスタートのコツなども解説しているので、よろしければこちらもご参照ください。

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チャンピオンマシンギャラリー

こちらも毎年恒例の公式大会の優勝マシン紹介のコーナーです。

今回はジャパンカップ2022ミニ四駆グランプリ2023チャンピオンズ・オープン・ジュニアの各クラスで優勝したマシンが紹介されています。

紹介台数は圧巻の27台となっており、様々な角度からのマシン画像を掲載してくれているので今後のマシン改造の参考になります。

特にミニ四駆グランプリ2023のコースレイアウトはジャパンカップ2023と類似する部分もあるので、これらを参考にセッティングするのもありかもしれません。

ミニ四駆をアニメ塗り!!

ミニ四駆の見た目を3Dから2Dの絵のように見せるアニメ塗りのテクニックを紹介しています。

ありきたり工具だけを使い、塗料もビン・缶の初心者が使いやすいものだけを使ったやり方をプロモデラー長谷川氏が解説しています。

コンデレ ガチ勢やミニ四駆アニメ好きな人には必見の内容かもしれません。

チャンピオンズマシン大解剖

過去に優勝経験を持つ歴戦の強者レーサーのマシンを解剖して詳しく解説しているコーナーです。

4人のレーサーそれぞれの優勝したコースでの具体的な対策方法が事細かに記載されています。

そして、目玉となるマシン解剖の部分では分解したマシンの状態も掲載され各マシンの詳細を丸裸に!

今年のジャパンカップ2023で流用できそうなセッティングでもあるので、どう改造するか迷っている方は参考にしてみてはいかがでしょうか。

Column(コラム)

本誌の各章の間にコラム記事が掲載されています。

コラムの内容は「コジマミニ四駆レース」「親子で楽しむミニ四駆イベント」「B-MAXグランプリ」についての話題となっています。

各内容1ページの計3ページと少ないページ数ではありますが、各ページの情報量は豊富でミニ四駆好きはもとより、ミニ四駆を余り知らない方でも楽しめる内容となっているので 隠れおすすめ記事でもあります。

総評

少しでもミニ四駆に興味があれば購入すべし!

本誌(超速ガイド)はミニ四駆に関するあらゆることが掲載されており、ミニ四駆をまったく知らない人でもミニ四駆の遊びがどういうものかを知ることができます。

このことから「ミニ四駆は持っていないないけれども少し気になる」という方は まずは本誌を読んでミニ四駆がどんなものかを知ってから ミニ四駆で遊ぶか否か判断しても良いかと思います。

また、本誌ではジャパンカップ2023のカルーセルチェンジャーセクションを雑誌で初公開するという 今時では珍しい取り組みをしています。

この雑誌初公開情報が目立ちがちな本誌でありますが、この情報以外でも十分買う価値があり、すでにミニ四駆で遊んでいる人・過去の超速ガイドを購入済みの人もミニ四駆バイブルとして持っておいて損はない1冊となっています。

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