フロントATバンパー 作り方・作成方法 -準備編-【ミニ四駆 改造】

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今回はVZ・MA・MS・FM-A・ARシャーシなどに対応した2軸フロントATバンパーの作成に必要なパーツ・工具を紹介します。

入手しやすいパーツと基本的な工具のみを使用し、比較的簡単にできる改造でありながら精度の高い作りとなっており、完成後のフロントATバンパーは以下のような形となります。

今回作成するATバンパーはリジットバンパーとなりますが、今回のフロントATバンパーの作成方法をベースとして以下の画像のATスライドダンパー及びATピボットバンパーに派生させることも可能です。

これらの派生させたバンパーについては別記事の「ATスライドダンパーの作り方」「ATピボットバンパーの作り方」にて解説しています。

また、今回のフロントATバンパーの特徴として 以下の形のフロント提灯を装着できるようになります。

※上記 フロント提灯はFM-Aシャーシには非対応となっているのでご注意ください。

このフロント提灯の作成方法については以下の記事をご参照ください。

尚、今回紹介するパーツ・工具を使っての作成方法については以下の作成編」をご参照ください。

目次

フロントATバンパー作成に必要なパーツ

ここではフロントATバンパー作成に必要なパーツを紹介していきます。

FRPリヤブレーキステーセット

ATバンパーの土台となるパーツです。

土台ということで結構な負担がかかるパーツなので可能であれば以下のカーボンタイプのHG カーボンリヤブレーキステーを用意したいところです。


ただしカーボンタイプは限定品ということもあり購入しづらいのが難点です。

ただ、限定品ではあるものの毎年ロゴが変わった新製品が発売され、発売からしばらく経ってもちょくちょく在庫も復活し定価以下で購入できることもあります。

定期的に「HG カーボンリヤブレーキステー」を検索していればその内買える可能性が高いパーツでもあります。

また、カーボンリヤブレーキステーの新製品は毎年 夏頃に発売され、夏前ぐらいからAmazonをチェックしておけば事前予約も可能です。

ミニ四駆をやっていれば使用頻度が高いパーツでもあるので、購入チャンスがあればとりあえず買っておいて損はないパーツかと。

※2024年版は販売されていません。

HG スーパーXシャーシ カーボンマルチ強化プレート

ATバンパーの基幹となるパーツです。

このパーツについては摩耗しやすい箇所でもあるのでカーボンタイプが推奨ですが、カーボンタイプは限定品であることから入手が難しくなっています。

同じ形で以下のFRPタイプもあるので、カーボンタイプの在庫がない場合や安く済ませたい場合はFRPタイプでも構いません。

フロントワイドステー

ATバンパーのバンパー部分となるパーツです。

このパーツに関しては複数のパーツ候補があり、どれを選んでもフロントATバンパーとしての機能は同じなので以下のどれか一つを選んで頂ければと思います。

また、バンパー部分ということもあり かなり負荷がかかるパーツで走行中に折れるという事はまずないのですが、コースアウトなどして想定外の強い衝撃を受けると以下の画像のように結構あっけなく折れてしまうことがあります。

こうなってしまわないためにも、できれば同じものを2枚用意して重ねて使用することを推奨します。

どれを購入していいのか分からない方は、作成編にてフロントATバンパーとしての各ステーの特徴を記載しているので、そちらを見て判断して頂ければと思います。

FRPフロントワイドステー

シンプルな見た目で個人的には今回のフロントステーの中では一番好きな形でもあります。

まったく同じ形で以下のカーボンタイプのものも存在し、予算に余裕があればこちらを所持しておきたいところです。

こちらはは限定品であり一時は非常に入手しずらい状況でしたが、2023年ぐらいから購入しやすくなり ちょくちょく在庫も復活するようになりました。

カーボンフロントステーは他の改造でも活躍する汎用性が高いパーツでもあるので、適正価格で購入できるチャンスがあれば購入しておくことをおすすめします。

ARシャーシ FRPフロントワイドステー

少し変わった形をしていますが、前述した「FRPフロントワイドステー」が対応していないローラー径(11mm)にも対応しています。

HG カーボンフロントワイドステー

前述した「ARシャーシ FRPフロントワイドステー」のカーボン版となるステーです。

ARシャーシ FRPフロントワイドステーと形は若干異なっていますが、ビス穴の位置は基本的に共通となっているためARシャーシ FRPフロントワイドステーと同じ要領で加工することが可能です。

カーボンステー・プレートは限定品であることが多いのですが、このパーツについては通常品なので特別在庫が切れることもなく安定して購入できるので、より強固なバンパーにしたいということであればこちらがおすすめです。

2mmロックナット


各箇所のビス固定に使用します。

ロックナットでなくても通常ナットでも代用可能ですが、通常ナットだと長時間走行しているうちにネジが緩む可能性があるので、出来る限りロックナットの利用を推奨します。

ステンレス皿ビスセット

各箇所のビス止めの際に使用し、今回のフロントATパンパ―を構成するビスはすべて皿ビスとなります。

皿ビスは現在2種類のタイプが販売されており、今回の改造以外でも何かと使うシーンが多いので余裕があれば両方用意しておくことをおすすめします。

両方用意できなくどちらか1つのみ選択ということであれば長さの融通が利く10・12・20・25・30mmタイプがお勧めです。

2段アルミローラー用5mmパイプ

ATバンパーの支柱になるパーツです。

今回は4個全部使用しますが、場合によっては2個の使用で済むこともあります。

製品上の名称では記載はありませんが、真鍮パイプと呼ばれることが多々あります。

スライドダンパースプリングセット

ATバンパー可動に欠かせないパーツでフロントATバンパーにおいては2個しか使用しませんが、MSフレキ改造やスライドダンパー等にも使用するパーツなので余分に持っておいて損はないパーツです。

尚、各スプリングの硬さは以下となります。

それぞれのスプリングの硬さがどれくらい違うかは実際に現物を触ってみないとわからず、まだスプリングを持っていな方はどちらを買うべきか迷うところです。

とりあえずは黒タイプが封入されている「AO-1034 ミニ四駆スライドダンパースプリングセット」の方を買っておけば間違いないかと。

メタル軸受けセット

アルミローラー用パイプ・スプリングを固定するために使用します。

今回は2個しか使用しませんが、今回と同じような仕様でATバンパーを作成する際は必要となり、リヤATバンパーにも使用できるので余分に持っておいても損はないパーツかと思われます。

アルミスペーサーセット


シャーシ切断時のガイドとして使用したり ATバンパーの効きを調整するためのパーツで、ケースによっては不要となるため必須ではありません。

こちらをわざわざ購入しなくても他のパーツに付属しているスペーサーで補える可能性もあるので、作業工程を見てから必要か否か判断して頂ければと思います。

必要パーツリスト まとめ

上記で紹介したパーツを以下にまとめました。

フロントATバンパー作成に必要なパーツ
  • FRPリヤブレーキステーセット
  • HG スーパーXシャーシ カーボンマルチ強化プレート
  • [FRPフロントワイドステー]
    or[ARシャーシ FRPフロントワイドステー]
    or[HG カーボンフロントワイドステー]
  • 2mmロックナット
  • ステンレス皿ビスセット
  • 2段アルミローラー用5mmパイプ
  • スライドダンパースプリングセット
  • メタル軸受けセット
  • アルミスペーサーセット ※必須ではない
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フロントATバンパー作成に必要な工具

続いてはフロントATバンパー作成に必要な工具を紹介していきます。

ボックスドライバー

ロックナットを固定するために使用する工具で、今回の改造のみならずミニ四駆全般の改造で必須級の工具となります。

グレードアップパーツに付属している簡易スパナでも代用可能ですがこちらの方が使い勝手がいいので持っておくと便利です。

尚、次に紹介するミニ四駆ドライバーセットPROでも代用可能なので工具費を抑えるのであればこちらは購入しなくてもOKです。

プラスドライバー


基本的にミニ四駆のビスを回せるプラスドライバーであればどんなものを使用しても問題ありません。

もし、手持ちのプラスドライバーがミニ四駆のビスと相性があまりよろしくなかったり、まだボックスドライバーを持っていないということであれば上記のミニ四駆ドライバーセットPROがお勧めです。

ミニ四駆ドライバーセットPROは当然ながらミニ四駆用ビスに適したサイズなのとボックスドライバービットも付属しているのでおすすめの一品となっています。

また、以下の小型 電動ドライバーもおすすめです。

この電動ドライバーにはミニ四駆用ビスに適したサイズのドライバービットが付属しており 電動のみならず手動で普通のドライバーとしても使用可能となっていて、ミニ四駆の加工作業の効率アップに繋がる工具となっています。

ただし、この電動ドライバーにはボックスドライバービットは付属していないので、ドライバーをこれしか買わない場合は別途ボックスドライバーを用意する必要があるのでご注意ください。

尚、上の画像の電動ドライバーの詳細については以下の記事にて商品レビューを書いていますのでよろしければご参照ください。

電動リューター


今回の改造では必須級の工具となります。

今回の改造のみならず他の改造でも電動リューターがあると作業効率が格段の上がるので まだ持っていない方はこれを機に購入することをおすすめします。

尚、用意するビットはタミヤから販売している「皿ビス穴加工ビット」が必要となります。

それと以下の「電動リューター用 ビット5本」も持っていると より加工の幅が広がるので余裕があれば用意しておきたいところです。

それ以外に、以下の画像のダイヤモンドカッターもかなり重宝し100均でも購入できるので、是非揃えておきたいビットではあります。

(そこそこ規模の大きな100円ショップであれば購入できるかと思われます)


あと同じ100円ショップで買える以下のビットもあるとより作業が快適になります。

尚、個人的におすすめなリューター以下の記事で紹介しているので、リューター購入を検討している方はご参照ください。

電動ドリル(2.0mm刃・3.1mm刃)


ステーのビス穴追加とATバンパー支柱を通すための穴を拡張するために使用し、ドリル刃は2.0mm3.1mmを使用します。

まず、2.0mmドリル刃については今回の改造のみならずミニ四駆改造全般で必要となるので必ず用意してください。

上記 電動ハンディドリルに2.0mmドリル刃も付属しているので、電動ドリル・2.0mm刃のいずれも持っていない方は まずは電動ハンディドリルがおすすめです。

すでに電動ドリルは持っていて2.0mmドリル刃だけないという方は以下のベーシックドリル刃セットがおすすめです。

同梱されているドリル刃サイズは1.0mm、1.5mm、2.0mm、2.5mm、3.0mmと幅広く、2.0mm以外も活躍します。

次に3.1mmドリル刃については、活躍の機会は限られてはくるものの、今回の改造では 重要な工具でもあります。

その3.1mmドリル刃でおすすめなのは以下の製品です。

ただし、冒頭で紹介した電動ハンディドリルではこの形状のドリル刃には対応していないので、上記の3.1mm刃を使用する際は別途ドリルを用意する必要があるのでご注意ください。

3.1mm刃を装着できるドリルで個人的にお勧めなのが以下の「マキタ(Makita) 充電式ドライバドリル DF330DWSP」となります。

ドリルの回転精度が高く・大半のドリルビットは装着可能と非常に優れた製品で、且つバッテリーの充電器とソフトケース(ドリル本体・充電器 収納可能)も同梱されています。

また、付属のリチウムイオンバッテリーはマキタ製の製品とも互換性があり、同じメーカーの別の製品にも使用することが可能です。

ただ優れている反面 価格が1万円ちょっとするのが難点ではあります…

「ミニ四駆加工目的でこの価格のドリルはちょっと…」と思う方には以下の「KIMO 電動ドリルドライバー QM-1005A」という製品がおすすめです。

こちらは先程のマキタの電動ドリルの半額近い値で購入でき、製品スペックもほぼ同等で しかもドリルの回転精度もマキタ製品と同等となっており ミニ四駆の加工で使うのであれば こちらの製品でも十分な活躍をしてくれます。

「このドリルでもまだ高い…」と思う方は、もっと安く3.1mm刃も装着できる電動ドリルが多数販売されているので ご自分にあったものを探して頂ければと思います。

電動ドリル選びで1点注意して欲しいのは、だいたい4,000円以下の安い電動ドリルは回転精度が悪い製品が多いことです。

ドリルの回転精度が悪いとドリル刃がぶれ正確な穴をあけられないこともあり、それで加工したパーツを駄目にしてしまうと無駄な出費が発生してしまいます。

安価で買えて且つ精度がそれなりにいいものでお勧めなのがプラスドライバーの項目のところで紹介した小型 電動ドライバーで、これであれば先程紹介した3.1mm刃も装着でき使用することが可能です。

ただし、小型 電動ドライバーは元々ドリルとしての使用は想定されていないので穴あけや穴の拡張に少々時間がかかることがあるので電動ドリルに比べて使い勝手は悪くなります。

また、「安く済むのであれば多少加工の手間が増えても問題ない」という方は3.1mm刃の代わりに3.0mm刃を使用することをおすすめします。

3.0mm刃であれば、タミヤから販売されているベーシックドリル刃セットに付属しており、このドリル刃であれば最初に紹介した電動ハンディドリルで使うことができます。

ちなみに最初に紹介したタミヤの電動ハンディドリルは低価格ながらも回転精度は非常に良くコスパ的に最強の工具ではないかと思っています。

クラフトのこ

シャーシ切断のために使用する工具で、それ以外のパーツの切断も使用できる工具です。

クラフトのこ系の工具は多数ありますが、この薄刃クラフトのこは刃厚0.25mmと薄く、今回の改造では刃が薄いことの恩恵はあまりありませんが、切れ口を綺麗に仕上げることができるおすすめの工具です。

そんな優れた薄刃クラフトのこですが、全長約32cmと大きく結構かさばり保管しづらいという難点もあります。
「サイズが大きい工具はちょっと…」という方は以下のオルファ ホビーのこがおすすめです。


刃の厚さは約0.35mmと薄刃クラフトのこに比べてやや厚いですが今回の改造に関してはこれでも十分綺麗に仕上がりますし、値段もリーズナブルで全長も約20cmと保管しやすサイズになっています。

更にこちらは別売りの替刃に付け替えることによってデザインナイフとしても使用でき幅広い用途で使えるので、ミニ四駆のみならず他のシーンでも活躍してくれる工具となっています。

ただホビーのこは刃の全長が薄刃クラフトのこに比べて短いこともあり、比較的幅が広い箇所を切断する際は少々やりづらく 少し不向きな工具ではあります。

ちなみに今回紹介した工具のサイズ感の目安として「タミヤ 薄刃クラフトのこ」「オルファ ホビーのこ」「ミニ四駆マシン」を並べた画像が以下となります。

いかに薄刃クラフトのこが大きいかお分かりいただけたでしょうか。

尚、今回の改造では「オルファ ホビーのこ」を使用していきます。

接着剤


プレート同士の結合に使用します。

特にこの接着剤でなくては駄目ということはありませんが、接着面積が広い場合 速乾用だと全箇所に接着剤を付け終わる前に固まってしまうということもあるので接着まで少し時間がかかるものを推奨します。

また、基本的に上で紹介したようなサラサラした液体状のタイプの接着剤で問題ないのですが、今回のATバンパーの加工では一部非常に小さいパーツを接着剤で固定する箇所があり、その箇所については瞬間接着剤で固定すると取れやすい傾向にあります。

小さいパーツを固定するのであれば以下のような粘度がある接着剤がおすすめです。

この接着剤の固定力は非常に強力且つ値段もリーズナブルなので、個人的にかなりおすすめの商品となっています。

マルチテープ


これは仮止め等で一時的に使うものなのでマルチテープでなくてもセロハンテープやガムテープでも問題ありません。

ただミニ四駆の様々なシーンで何かと重宝するテープで、1つ買っておけば結構長持ちするので、持っておいて損はないアイテムではあります。

ヤスリ

今回の改造で各箇所を削る作業はほぼほぼリューターのみで可能ですが、一部の加工箇所についてはリューターよりもヤスリが適した箇所があるので、できれば用意しておきたい工具となります。

ただヤスリと言っても様々な種類があり今回の改造で必要になるヤスリを紹介していきますが、その前にヤスリの番手について簡単に説明しておきます。

どのヤスリにも必ず番手という数字があり、その数字が目の粗さを表してます。
(番手を示す場合は数字の前に#が付いています)

番手の数字が小さいほど目が粗く 一度にたくさん削れるものの仕上がり面は荒くなり番手の数字が大きいほど目が細かく 一度に削れる量は落ちるものの削り跡が綺麗に仕上がります。

目の粗さは「粗目」「中目」「細目」という名称で分けられ、番手数がいくつから どの名称になるかはヤスリの種類によっても異なり明確に決まっていません。

そこで今回は番手と名称を分かりやすくするよう#300未満が粗目#300以上#1000未満が中目#1000以上が細目ということで話を進めていきます。

棒ヤスリ


今回は使用する機会は非常に少ないので、棒ヤスリを所有していない場合は特別用意する必要はありません。

特別用意する必要はないとは言ったものの、まだ1本も棒ヤスリを持っていないのであれば以下の「ツボサン ブライト900 中目」がおすすめです。

※商品名の900は番手ではなく表面硬度の値となります。

目の粗さは中目ではあるものの、加工面が綺麗に仕上がり、ヤスリの目詰まりもしにくくメンテナンス性にも優れているおすすめの一品です。

板ヤスリ

各パーツを整えたり、ステー・プレート同士の接着時により接着しやすくするために使用します。

用意する板ヤスリは中目・細目の2面構成の物が好ましく以下の物あたりがいいのではないかと思います。

ただ上の画像リンク先を見てもらうとわかりますが、値段がそこそこ高く まだ加工の経験も浅い初心者の方は面食らってしまうかと思われます。

そこで「板ヤスリを買うのはちょっと…」という方は、紙ヤスリ平らな板を用意すれば板ヤスリを作ることが可能なので試してみてください。

紙ヤスリは100均のもので十分です。

平らな板は ある程度堅めで平らな物であれば何でも構いませんので家にある適切な物を探しましょう。
もし、いい板がないのであれば100均で木製のまな板等販売しているので、こちらを使用すると良いです。

紙ヤスリと平らな板を用意したらあとは両面テープで双方をくっつけて板ヤスリの完成です。

この方法であれば紙ヤスリと板を新規で用意しても220円で簡易的な板ヤスリが作成可能です。
(別途両面テープ代はかかりますが…)

手軽にできる板ヤスリではありますが、定期的に紙ヤスリを交換する手間がかかってしまうので、頻繁に板ヤスリを使うことであれば思い切って板ヤスリを買うのもありかと思います。

板ヤスリがあると加工作業効率もあがり、今回の改造でも活躍するシーンは多いので持っておいて損はない工具です。

グリス


ATバンパーの可動をスムーズにするために使用します。
特にグリスの指定はなく お手持ちのグリスで十分なので、新規購入する必要もありません。

グリスの中でおすすめなのが下画像のオイルペンです。


このオイルペン単体で使用できることはもちろんのこと、別のグリスと併用して使う事により グリスの塗りすぎを防ぎ 適切な量で塗ることができるようになる優れものです。

今回の改造のみならず他の改造・加工でも役立つので持っておいて損はないアイテムです。

ペンチ


必須ではないんですがリューター使用時に加工するパーツが小さい場合は手に持つと危険でラジオペンチがあると安全に作業ができるのでおすすめです。

尚、上記のラジオペンチは100均で購入したものです。

ピンセット


細かいパーツ・部品を取り扱う際には必須級とも言える工具です。

今回の改造では細かいパーツを取り扱うところが非常に少ないため持っていなくてもなんとかなるので、作成方法を見て 必要と感じたら購入を検討してみるといいかもしれません。

ブラシ


こちらはあれば便利ということで、必須ではありません。

ブラシがあると加工作業後のパーツやヤスリについた削りカスを払うことができるので意外と重宝します。

上の画像のものは100均で購入できるので、持っていない方は他の工具類目当てで100均にいった際に一緒に購入してみてはいかがでしょうか。

必要工具リスト まとめ

フロントATバンパー作成に必要な工具
  • ボックスドライバー
  • プラスドライバー
  • 電動リュータ
  • 電動ドリル(2.0mm刃と 3.1mm刃)
  • クラフトのこ
  • 接着剤
  • マルチテープ
  • ヤスリ
  • グリス
  • ペンチ ※必須ではない
  • ピンセット ※必須ではない
  • ブラシ ※必須ではない

最後に

以上がフロントATバンパー作成(VZ・MA・MSシャーシ用)に必要なパーツ・工具の紹介でした。

上記のパーツ・工具を使ったフロントATバンパーの作成方法については作成編にて紹介しているので、そちらをご参照ください。

ちなみにですが、今回紹介した商品の大半はAmazonにて最安値で買えます。

ただし、在庫状況により在庫自体がなかったり・他業者が定価より高い金額で販売していることもあるのでご注意ください。

また、安い販売価格と見せかけて実は送料が高いという売り方をしている所もあるので、特に安く売っている場合は送料の確認もお忘れなく。

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