今回は以前紹介した充電器 ISDT C4 Smart Charger のバージョンアップのお話です。
充電器にしては珍しくバージョンアップができるということで、私が試した結果とバージョンアップ方法を紹介します。
※現在、本記事で紹介しているファームウェアアップデート方法は古い様式となっているため、ISDT充電器各種の最新のファームウェアアップデート方法については以下の記事をご参照ください。
まずは新バージョンのファームウェアをダウンロードするためのPCを用意します。
そしてPCから公式ページにアクセスし
少し下の方に進むとISDT C4 Smart Chargerがあるので
画像か「C4」の文字をクリックするとダウンロードファイルが表示されます。
ダウンロードファイルをクリックしてPCへ保存します。
保存したファイルを解凍し「SCU」を選択します。
「SCU」を実行するとファームウェア更新画面が表示されます。
ここでPCとISDT C4 Smart ChargerのマイクロUSBポートをType-BのマイクロUSBケーブルで接続します。
尚、Type-BのマイクロUSBケーブルは製品には付属されていないので自分で用意する必要があります。
接続に成功するとファームウェア更新画面の下の方に現在のISDT C4 Smart Chargerのバージョンが表示されます。
あとは「Update」をクリックし、1分程でバージョンアップ完了です。
そしてバージョンアップが無事完了し
購入した時のバージョン「1.1.0.13」から
「1.1.0.16」へ変わりました。
では「1.1.0.16」へのバージョンアップで何が変わったのかを、ファームウェア更新画面に記載されていたリリースノートの内容を訳すと
「NiMHの場合、フル充電電圧は1.55Vに調整されます」とのことで、バージョンアップ後ににネオチャンプ数本で充電試したところすべて1.55Vまでいきました。
このアップデートについて色々調べた結果「フル充電電圧は1.55Vまでしかいかない」というもので、以前のバージョンであれば1.56V以上いくこともあり、上の画像の電圧も1.55Vまで行くようになったのではなく1.55Vまでしか行かなくなったというのが正確な表現です。
上記のことから「1.1.0.16」のバージョンアップは改悪とも捉えられますが、1.55Vまでに抑えたのは電池への負担を考慮してのものかもしれなく一概に改悪とも言い切れません。
とは言え1.55Vまでというのは物悲しい気もしますが…
ということでアップデート方法を紹介しておいて何ですが、ご利用中の機器のバージョンが「1.1.0.16」以前の方であれば一旦バージョンアップは控えた方がいいかもしれません。
すでに「1.1.0.16」もしくはそれ以降のバージョンになっているという方は、新しいバージョンにしても改悪になるということはないと思うのでバージョンアップをしてみてはいかがでしょうか。
それと今回のバージョンアップで、ひょっとしたら対応言語に日本語が追加されるのではと密かに期待したんですが
やっぱり駄目でした…
さすがに日本語対応したらリリースノートに書きますし最初から日本語対応版を買えって話ですね(笑)
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