今回は2025年4月26・27日に開催されたミニ四駆グランプリ2025 スプリング 東京大会2D・2のレポートをしていきます。
尚、本記事では大会模様を始め私個人の大会結果・マシンセッティング内容などについて触れていきます。
ミニ四駆グランプリ2025のコース詳細内容や攻略方法を知りたい方、大会の流れや注意点などを知りたいという方は以下の記事をご参照ください。
ミニ四駆グランプリ2025 スプリング 東京大会2D・2 概要

東京会場では2回目ミニ四駆グランプリ2025 スプリングとなり、コース名は干支にちなんだ「Winding OROCHI CIRCUIT2025」という名称となります。

東京での最後のミニ四駆グランプリ2025スプリングであるとともに、ミニ四駆グランプリ2025スプリングの最終戦であり、最後のWinding OROCHI CIRCUIT2025となります。
尚、ミニ四駆グランプリ2025 スプリング 東京大会2D・2のレース模様は以下のタミヤ公式チャンネルにアーカイブが残っているので、実際のレース模様が見たい方は以下のリンク先をご覧ください。
また、各セクション情報や対策方法については以下の記事にて紹介しているので、興味がある方はこちらもご参照ください。
大会模様&結果

ここではミニ四駆グランプリ2025 スプリング 東京大会2D・2の大会模様や私個人の大会結果を紹介していきます。
ミニ四駆グランプリ2025閉幕
2025年1月から開催されたミニ四駆グランプリ2025は東京大会2が最終戦であり、今回でミニ四駆グランプリ2025は閉幕となります。
そして、ミニ四駆グランプリ2025の最終戦となった東京大会2の日程は4月下旬ということで 程よい気候の中での開催となりました。
この後のジャパンカップや年始のニューイヤーでの気候を考えると、今回が1年の中でも最も過ごしやす環境化での大会となったのではないでしょうか。
私自身 普段 自転車で会場に向かいのですが、今回は暑すぎず寒すぎずで自転車移動にも最適な日でした。
次回からは自転車で行くにはしんどくなる気候の可能性大であり、レース前に別の戦いが待っています(笑)
それなら電車で行った方が良いのでは?と思われるかもしれませんが、私の中では なんだかんだで自転車の方が楽という結論なので、猛暑だろうが酷暑だろうが雨が降らない限りは自転車で会場へ向かう予定です。
私の大会結果

ここではミニ四駆グランプリ2025 スプリング 東京大会2の私の結果を紹介していきます。
未完走記録継続中と不名誉な状況が続く中で、挑んだ今大会。
前回は2週目のドラゴンバック ジャンプ後のローリングライズリフレクト直前でコースアウトしてしまい、私自身 今回はこのドラゴンバック直後が最大の難所となります。

今回も参加クラスはトライアルで、初戦(1次予選)は出走台数4台となりました。
スタートコースは2コースで、序盤から快調な走りで徐々に後続車との距離を広げる展開に。
そして、前回は2週目のドラゴンバックで体勢を崩してコースアウトしたわけですが、速度がそれなりに乗った2週目のドラゴンバックからのローリングライズリフレクトも無事通過!
今回は完走が見えてきたと同時に、独走?状態で迎えた3週目。

ここも綺麗にドラゴンバックを通過!!

と思いきや、空中で体勢を崩し フェンスに乗り上げ…

体勢を崩したままコーナーに進入。

そのままコースに復帰できず…

場外に飛び出してコースアウト…
上の画像の視点から見るとドラゴンバックでのジャンプは綺麗に飛んだかに見えたんですが、実際に会場で真後ろから見ると思いっきり傾いて飛んでいました…
ということで、コースアウトの仕方は前回とは違うものの、結果的には前回と同様にドラゴンバック直後のジャンプで体勢を崩したことが原因でのコースアウトとなりました。
何故そうなったのかの原因については後述する『マシンセッティング』にて解説しますが、その場で動画撮影していなかったことが悔やまれます。
というのも今回の待機スペースはスタート位置と同じ場所で、ドラゴンバックでのジャンプを真後ろから見れるポジションで、ジャンプ姿勢をしっかりと確認できる絶好のチャンスだったからです。
リアルタイムでジャンプの姿勢が崩れていることは分かったんですが、どう姿勢を崩したかは今となっては覚えていません…
今となっては、スタート後にスマホを取り出して動画撮影しておけば良かったと後悔しており、次回も同じような状況であれば、自分視点のレース走行動画も撮っておこうかと。
ということで今回も完走できずに終わってしまいました…
次回からジャパンカップとなるわけですが、コースレイアウトをしっかりと分析した上で これまでの反省を活かしたマシンセッティングを心がけていこうと思います。
マシンセッティング
ここではミニ四駆グランプリ2025 スプリング 東京大会2で走行させた私のマシンセッティングを紹介していきます。
走行結果は前述した『私の大会結果』で話したように完走できていない上にミニ四駆グランプリ2025 スプリング大会も閉幕したわけで、需要が皆無かと思われます。
そんなどうでも良い情報を載せて恐縮ですが、このマシン紹介は もはや私のルーティンとなっているので、今回も懲りずに紹介させてもらいます(笑)
※興味ない方は次の『大会を振り返って』へお進みください。
そんなこんなで、マシン構成・外観が以下となります。
- MSシャーシ(フレキ加工)
- トルクチューン2モーター
- ギヤ比:3.5:1
- スーパーハードタイヤ(直径 約25.3mm)
- 重量:146.2g(電池含む)
- 当日コンディション:[天候 晴れ][気温18.5℃][湿度60%]
※当日コンディションについては私が出走した時間帯の情報となります。


基本的な部分はミニ四駆グランプリ2025スプリング 東京大会1の時と同じですが、ジャンプ飛距離を少し抑えたいということでリヤ側に青ブレーキを追加しました。
また、前回もジャンプで姿勢を崩したんですが、それを起こした原因はフロントブレーキに貼っているマルチテープが僅かに斜めになっていることだと思い、マルチテープを貼り替えました。
この追加・修正セッティングにてジャンプ飛距離制御&姿勢の安定化になると思われたんですが、結果は『私の大会結果』でお伝えしたように、ジャンプ姿勢が崩れてコースアウトしてしまいました…
これが原因でなかったとすると 別の箇所に問題があったというわけで、ジャンプ姿勢が崩れた本当の原因が以下の画像のリヤ側の引っ掛かり防止プレートなのかと。

リヤの片側はローラーの位置をより地面に近づけるためステーの下段に付けたことから、引っ掛かり防止としてローラーの下にプレートを追加しました。
上の写真では分からないんですが、実はこの引っ掛かり防止プレートはリヤブレーキよりも低い位置にあるため、一番最初に接地してしまいます。
実はこのことに気づいたのが 大会が終わって帰宅してからでした…
結局のところ前回コースアウトしたのもこれが原因だった可能性大なわけで、事前にしっかりと確認しておければ このようなことになっていなかったと反省しています。
次回大会のレイアウトがどうなるかは不明ですが、ドラゴンバックのようなジャンプセクションは ほぼ確定であると思うので、今回のような初歩的なミスだけはしないよう気を付けます。
以上が私のマシンセッティング&反省点 となります。
毎度毎度参考にならない情報ばかりで恐縮ですが、何かのヒントになれば幸いです。
また、ここでのセッティング紹介は自分のためのものでもあり、こうしてデータを残しておければ過去のセッティングを振り返ることができます。
そして、同じようなレイアウト・セクションがあった際に あの時はどんなセッティングでどんな走りをしたかということが確認でき同じ過ちを防げるかもしれません。
レース後にマシン画像や改造に関するメモを残しておくと 今後のレースの役に立つかもしれないので、これを機に皆さんも自分のマシンセッティングを記録してみてはいかがでしょうか。
大会を振り返って

ここではミニ四駆グランプリ2025 スプリング 東京大会2D・2を振り返って 気になったことや感じたことなどについて触れていきます。
待機スペースの変更
今大会では出走者の待機スペースの位置に変更がなされていました。
まず、待機スペースとはレース出走者がマシンをスタートさせた後に待機する場所であり、以前まではマシン出走後に横に移動する形式となっていました。

上の画像はスプリング東京大会1のものとなりますが、この時はスタート位置の横にあり 選手がマシンを出走させた後は横に移動する仕組みとなっていました。
そして、今回の待機スペースの位置は以下となります。

説明するまでもないのですが、スタート位置がそのまま待機スペースとなっています。
正確には今回の東京大会2D・2からではなく、1つ前に開催された大阪大会から この位置が採用されています。
コースレイアウト的に横に移動できるスペースがないわけでもなく、かつての場所に何か障害物が置かれているわけでもなく、何故 待機スペース位置が変更されたかの真相は不明です。
個人的に待機スペース位置の変更は良改善だと思っています。
過去に書いた大会レポート(ミニ四駆グランプリ2024ニューイヤー東京大会)の記事内の『気になる進行の不手際さ』にて、スタート後の待機スペース移動に関して苦言を呈してました。
※苦言内容については上記リンク記事をご参照ください。
そうした 私が過去に危惧していた問題が今回の位置変更により解消されたのではないでしょうか。
選手からすれば スタート直後すぐにレースを観ることに集中できますし、運営スタッフの方の負担も軽減されるわけで一石二鳥とも言えます。
現時点においては この待機スペース変更は些細なことかもしれませんが、将来を見据えた非常に価値がある変更かと。
と言うのも、今後ミニ四駆にかつてのブームを彷彿させる程の人気が出て参加者が急増した場合、今回のような待機スペース位置の方が大会運営がスムーズにいくからです。
そうした真のミニ四駆ブームと呼ばれる未来が本当にくるかは不明ですが、ブームが訪れた際には この待機スペース位置の効果が発揮されることでしょう。
唯一心配しているのは、次回以降もこの待機スペース位置が継続されるかです。
大阪大会・東京大会2でテスト的に導入しただけで「次回からは従来の位置に戻します」なんてことも考えられます。
これがたまたまなのか、今後はスタート位置と待機スペースを同じ位置にする方針になるのかは、次回のジャパンカップで判明するのかと。
そうした意味で、ジャパンカップ2025は要注目です!
ミニ四駆人気 低迷か?
これは個人的な所感ですが、最近ミニ四駆人口が減少しているような気がしています。
同じ大会(同じレイアウト)が繰り返される東京大会では後半になるにつれて参加者が減る?傾向で、それを加味しても最近は以前ほどの活気がなくなってきたのかなーと思ったりも。
特に目に見えて参加者減少を痛感したのが、同スプリング大会の北海道大会のトライアルクラスの参加者の少なさです。

元々 トライアルクラスは参加者が少なめですが、1グループしかないのは寂しすぎます…
(1年前のスプリング北海道大会も2グループとさほど差はないので極端に減ったというわけではありませんが…)
具体的な参加者数は私自身把握できていないので、参加者が減ったというのは私の杞憂であり、実際は横ばい もしくは増加しているかもしれません。
ただ、ここ最近 ミニ四駆がマンネリ化しているのも否定できないわけで、そろそろ新規勢・復帰勢を呼び込む新たな刺激が必要かと。
数年前ではありますが、直近だとレーザーミニ四駆という新ジャンルで一時盛り上がりを見せましたが、結果的には失敗?に終わってしまいました。
そして、時が経ち2025年5月にミニ四駆の新ジャンルと言えるトレイルミニ四駆が発売されます。
これがミニ四駆に新たな風をもたらすか未知数ですが、レーサーミニ四駆とは異なるジャンルであり 個人的には 一瞬だけ盛り上がって すぐに廃れてしまう気もします。
トレイルミニ四駆を普及させるのに手っ取り早いのが公式大会開催であるわけですが、専用コースを用意したりと 容易にできることではありません。
当然タミヤとしてもトレイルミニ四駆を一過性なものとして終わらせるつもりはないでしょうから何かしらの策を講じてくるとは思うわけで、人気が出るかどうかは今後のタミヤの展開次第とも言えます。
そんなマイナスな要因ばかりに触れましたが、プラスとなるであろう期待できる部分もあります。
その期待できる部分の一つが、2025年7月に発売予定の以下の新形状のカーボンステー・プレートです。
これがきっかけで新規勢が参入するということはないと思うのですが、既存勢にとってはモチベーションが上がる製品とも言えます。
それと、もはや当たり前のこととなってはいますがジャパンカップ2025の開催もミニ四駆人気のプラスとなる要因です。
現時点でジャパンカップ2025開催の正式な発表はありませんが、先程紹介したパーツに「JAPANCUP2025」とプリントがあることから開催はほぼ確定と言えるでしょう。
既存勢からすればミニ四駆ジャパンカップ及びその他公式大会開催は当たり前という認識になっているかもしれませんが、開催してくれるだけでも十分ありがたい話なわけで感謝の言葉しかありません。
今一度 世間にミニ四駆ジャパンカップの存在を知らしめて復帰勢を増やし、最終的には新規勢の参入に繋げてもらいたいものです。
懐かしの商品
まず、ここで話す内容はミニ四駆とは関係ないことをご了承ください。
ただ、ミニ四駆と完全に無関係かというとそうでもなく、人によっては懐かしく そして結びつきがある物の話となります。
本題に入りますが、レース終了後 私は販売コーナーではなく すぐ横のイオンの地下1階食品売り場に足を運びました。
そこで購入したのがビックリマンチョコです。

ミニ四駆 第1次ブームをリアルタイムで経験した男の子であれば1個は買ったことがあるであろうビックリマンチョコの、40周年記念バージョンのヘッドだらけのビックリマンチョコです。
上記商品は本大会の数日前に東日本先行で発売され イオンであれば売っていると思っていたわけで、その予感が的中しイオンのお菓子売り場にて大量に陳列されていました。
狙うはヘッドロココ・ヤマト爆神ということで、運試しを兼ねて3個購入し 出たのが以下の3枚です。

左から始祖ジュラ、聖Vヤマト、マイティー・シュラで、始祖ジュラは当然知っているわけで、聖Vヤマトの時もギリギリ買っていたので覚えていたんですが、マイティー・シュラは全然覚えてませんでした…
調べてみたらマイティー・シュラと聖Vヤマトは第18弾ということで、当時買ってとはいえ この辺の弾になってくると記憶が無くなっていました。
そんなこんなで、狙っていたシールはでなかったわけですが、狙っていたものが出ないこと以上に残念だったのはシールの質です。
ビックリマンはちょくちょく復刻版的なシールを出していますが、ここ最近(というかここ20年ぐらい)はシールの質が悪いという不満が後を絶ちません。
今回私が購入したヘッドだらけのビックリマンチョコは全シール キラキラ(プラズム)ではあるんですが、昔のキラキラシールとは異なり、簡単に言えば安っぽいキラキラシールです。
詳しいシールの質については省略しますが、往年のファンからは大不評と悪名高い疑似プリズムで、実物を見るとそのクオリティの低さに落胆してしまいます。
※シールの質を知りたい方はYoutubeのビックリマンチョコ開封動画をご覧ください。
実は本製品が発表された当初は全85種コンプするために、7,8ケース(1ケース30個)まとめて買うことも真剣に検討していました。
ただ、発売前に投稿された開封動画のシールを見て 急に冷めてしまい、結果 購入を見送ることにしました。
購入は見送ったものの久々にビックリマンチョコを食べたいということもあり3個だけ購入したわけですが、実物のシールを見て3個に留めておいて良かったかと。
8ケース(240個)買おうものなら、30,960円(1個129円×240)浪費していたわけで、これならミニ四駆のパーツ代に使った方が遥かに有益と言えます。
今年はビックリマン40周年ということで色々と期待していたのですが、こんなクオリティで出し続けるのであれば今後金輪際ビックリマンを買うことはないかと。
中途半端な復刻するぐらいなら、当時とまったく同じシールを第1弾から販売してくれるだけでもいいですけどねー。
価格も当時のままの30円なんて無謀なことは言わず 今の130円でも良いので、当時の悪魔が出たときのガッカリ感 そしてヘッドが出たときの喜びと興奮がある あのドキドキをまた味わいたいものです。
とは言え ビックリマンチョコは定期的に食べたくなるので、現状のしょぼいシールクオリティでも半額ぐらいであれば買ってもよいかと思っています。
ただ、ヘッドだらけのビックリマンチョコは あのクオリティにも関わらず売れ行きは良いみたいで、半額で購入できる日は永遠に来ない気もします…
最後にビックリマンチョコのおすすめの食べ方を紹介させてもらうと、冷凍するとチョコがサクサクになって美味しくなるので、これから買う予定の方は試してみてはいかがでしょうか。
最後に

今回はミニ四駆グランプリ2025 スプリング 東京大会2D・2の模様をお伝えしました。
本記事の後半はミニ四駆とは関係ない話を熱く語ってしまったわけですが、そうなってしまったのも ここ最近 完走すら出来ておらず それに対して現実逃避をしたくなった結果なのかもしれません。
次回大会からは今回のように現実逃避しないような結果を出していこうと思うと同時に、結果を出すためのセッティング・準備もしっかりとやっていこうかと。


コメント
コメント一覧 (2件)
僕は東京大会には参加せずライブ配信で見ました。
いや~惜しかったですね。引っ掛かり防止プレートを下げたい気持ちはわかり、僕もやったことがあるミスなのですが、このミスを犯してからは、毎回レース前に確認してから参加します。1mmのミスが命取りだからこそ、こうしたミスを無くしていくことが大切だと思います。
>>匿名希望さん
コメントありがとうございます。
結果論になってしまいますが、最初から引っ掛かり防止プレートを付けなければ良かったのかと。
ご指摘の通り1mmのミスが命取りであることは改めて認識しました。
次からは、より入念な確認を忘れずにレースに挑もうと思います。