今回はミニ四駆のグレードアップパーツである「ステー・プレート」のビス穴位置の比較・早見表をはじめ 製品に関する情報を紹介していきます。
FRPとカーボンの特徴
ここではステー・プレートの特徴をはじめ、それぞれの長所・短所などを紹介していきます。
※すぐにステー・プレートのビス穴の位置を知りたい方は次の『ステー・プレートのビス穴 比較表』へお進みください。
FRP・カーボンの違い
ステー・プレートにはFRP素材とカーボン素材の2種類が存在します。
そして、その素材であるFRPとカーボンの主な違いは「見た目」「強度」「重量」「価格」の4点となります。
まず、1つ目の違いの「見た目」ですが、これは実物を見た方が早いので 同じ形状をしたFRP素材とカーボン素材の製品を紹介していきます。

FRP素材の製品は基本的にロゴ・文字などが無く黒一色のシンプルな柄になっています。
一方でカーボン素材の製品はカーボンの繊維の束を平織した(交互に編み込みこんだ)模様で、チェッカーフラッグのような柄となります。
また、カーボン素材の製品には総じてタイヤロゴ・文字などが印字されているのも特徴の1つ言えます。
こうした見た目の違いから、瞬時にFRPかカーボンを見分けることが可能です。
2つ目の違いの「強度」については、FRPよりもカーボンの方が強度が強くなります。
3つ目の違いの「重量」については、FRPよりもカーボンの方が重量が軽くなります。
4つ目の違いの「価格」については、FRPよりもカーボンの方が価格が高くなります。
純粋にミニ四駆で使用する上で素材的にはカーボンが優位ということなりますが、優れている反面 価格が高いという欠点があります。
また、これは素材の性質とは直接関係ないのですが、ミニ四駆におけるカーボン素材製品は全体的に希少性が高く入手しづらいという欠点もあります。
というのもカーボン素材の製品は限定品が多く FRPに比べて市場に流通している量が少ないため、発売からしばらくすると在庫切れを起こしやすいからです。
ただでさえ価格が高めなのに 物によってはプレミアが付いて更に価格が上乗せされ購入しづらい…ということもあったります。
ただ、昨今ではプレミア価格が付いていないカーボン製品も多く、逆にお得に購入できる物もあります。
そうしたお得なカーボン製品については後半の『おすすめ製品』にて紹介していきます。
FRP・カーボンの同種タイプ
FRP素材とカーボン素材の製品はそれぞれ形状が異なるものが多いのですが、中にはまったく同一の形状の物も存在します。
そこでここでは、FRPとカーボンで形状が同一のステー・プレート製品を紹介していきます。
マルチ補強プレート
FRPタイプ(FRPマルチ補強プレート)
カーボンタイプ(カーボンマルチ補強プレート)
13・19mmローラー用 マルチ補強プレート
FRPタイプ(13・19mmローラー用FRPマルチ補強プレート)
カーボンタイプ(13・19mmローラー用カーボンマルチ補強プレート)
スーパーXシャーシ マルチプレート
FRPタイプ(スーパーXシャーシ・FRPマルチプレート)
カーボンタイプ(スーパーXシャーシ カーボンマルチ強化プレート)
フロントステー
FRPタイプ(FRPフロントワイドステー)
カーボンタイプ(カーボンフロントステー)
リヤブレーキステー
FRPタイプ(FRPリヤブレーキステーセット)
カーボンタイプ(カーボンリヤブレーキステー)
以上がFRP素材とカーボン素材で形状が同一のステー・プレートの紹介となります。
ミニ四駆 ステー・プレートのビス穴 比較表
ここではミニ四駆のグレードアップパーツであるステー・プレート製品を並べ 各製品のビス穴の位置を比較していきます。
尚、ステー・プレートの種類が多いことからFRP素材とカーボン素材を分けて紹介していきます。
ビス穴位置の比較にあたって
ステー・プレートのビス穴位置比較をする前に、各比較表について補足説明をしていきます。
まず、次以降の紹介する比較表については、以下の画像のようにセンターから①~⑤[19mmローラー][13mmローラー]という具合にラインを引いています。

そして、ラインが多すぎると比較表が見づらくなることを考慮して、一部ラインを省いています。
ラインが引いていないビス穴の位置については近接するラインから位置を判断して頂ければと思います。
また、ステー・プレートの種類が多いことからFRP素材とカーボン素材を分けて紹介していきます。
FRPタイプのビス穴位置 比較
FRPステー・プレートのビス穴の位置は以下となります。

以上がFRPステー・プレートのビス穴位置比較表となります。
FRPステー・プレートを使用する際に注意すべき点はローラーを取り付ける際の穴の位置です。
上画像を見てお分かりの通りFRPステー・プレートのビス穴には適応したローラーサイズの記載がありません。
このため、ローラーの取り付け位置を間違えやすく、最悪レギュレーション違反(最大幅の超過)となってしまうのでローラーを取り付ける際は十分にご注意ください。
ローラーの取り付け位置を間違えないようにするおすすめの方法は、全ローラー幅(9・11・13・17・19mm)の数値が記載された以下のカーボンリヤワイドステーを所持しておくことです。
上記製品をFRPステー・プレートに重ねることで適切なローラーの取付位置を即座に確認することができます。
さらに上記製品は通常品ということもあり適正価格で購入することも可能です。
(上記リンク先のAmazonであれば割引価格で購入できます)
パーツ自体も汎用性が高いと言えるので、まだ持っていない方はこれを機に購入してみてはいかがでしょうか。
カーボンタイプのビス穴位置 比較
カーボンステー・プレートのビス穴の位置は以下となります。

以上がカーボンステー・プレートのビス穴位置比較表となります。
カーボンタイプもFRPタイプに負けず劣らずの種類を有していますが、大半の製品が限定品であることから時期によっては入手しづらいという欠点があります。
このことから少しでも欲しいと思ったら適正価格で買えるうちに購入することをおすすめします。
ミニ四駆 ステー・プレート製品情報
ここではミニ四駆のステー・プレートに関する製品情報を紹介していきます。
おすすめ製品
ここでは今現在のおすすめなステー・プレートを紹介していきます。
尚、ここで紹介するアイテムについては在庫・価格事情によって定期的に変更していきます。
HGカーボンマルチワイドリヤステー(1.5mm)
定価 1,078円(税込)【限定品】
上記製品がおすすめな理由は汎用性の高さです。
ミニ四駆の改造において汎用性が高く、常時2,3本は手元に持っておきたいパーツと言えます。
カーボンということで定価は高めとなっておりますが、現状Amazonでは863円と割引価格で購入できます。
おそらく2025年にもプリントを変えた物が発売されると思いますが、必ずしも発売される保証はないので まだ持っていない方は割引価格で販売しているうちに購入することをおすすめします。
HGカーボンリヤワイドステー(3mm)
定価 1,320円(税込)【限定品】
上記製品がおすすめな理由は価格の安さと希少性です。
上記製品は現在 Amazonにて641円という ほぼ半額の値段で購入できます。
また、上記製品は限定品の中でもなかなか再販されにくく、今の機会を逃すと次に購入できるのが4,5年先になる可能性もあります。
パーツとして汎用性については微妙なところではあります、今後何かで必要になってくる場面も十分にあり得るので安く購入できるうちに買っておくべきかと。
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