今回はMAシャーシ用のリヤATバンパーの作り方を紹介します。
以前作成したフロントATバンパーのギミックを流用する形でリヤ側のATバンパーを作成しました。
なるべく少ないパーツ・基本的な工具で且つシンプルな改造を目指したので初心者の方でも比較的簡単にできる改造かと思われます。
完成形はこんな感じになります。

今回は上の画像のリヤATバンパー作成に必要なパーツと工具を紹介します。
ちなみに今回タイトルでType1と記載していますが上とは若干形が違うType2・Type3も紹介しているのでよろしければご参照ください。
尚、今回は小径ローハイトタイヤに対応する改造となっています。
リヤATバンパー作成に必要なパーツ
まずは必要なパーツを紹介していきます。
FRPリヤブレーキステーセット
リヤATバンパーの基幹となるパーツです。
今回この基幹パーツは結構負担がかかり、欲を言えばカーボンで強度を上げたいので、カーボンリヤブレーキステーを購入できる方はそちらを推奨します。
FRPフロントワイドステー x2
こちらは2個用意します。
ただ、上下のローラーは1本のビスで固定するという方は上下それぞれにプレートを用意する必要がないのでフロントワイドステーは1個で良いです。
フロントアンダーガード
上で紹介したフロントワイドステーに取り付けます。
下段のフロントワイドステーのみ取り付けるのでこちらは1個の購入でOKです。
尚、アンダーガードを使用しない方法については引っ掛かり防止ステー作成方法の紹介をご参照ください。
9mm or 13mmローラー
基本的にローラーサイズは自由なんですがローラー径が17mm以上になるとフロントアンダーガードの固定が難しくなるので9mmか13mmローラーが推奨です。
私は今回13mmローラーを使用し上下2段の構成なので2セット分購入しました。
2mmロックナット
ステンレス皿ビスセット

ステンレス皿ビスセットは現在2種類販売されており、今回の改造では両タイプ揃えておくのがベストです。
ただどちらか1種類に絞らねばいけないということでしたら長さがある方が応用が利くため10・12・20・25・30mmのタイプをお勧めします。
アルミスペーサーセット
上下段のリヤステーを連結する際の支柱を固定するパーツとなります。
プラスチックタイプのものもありますがそこそこの負担がかかるので、より堅固なアルミタイプが推奨です。
2段アルミローラー用5mmパイプ
直径約3mmのパイプとなります。
リヤATバンパー可動部分で使用します。
スプリングセット
メタル軸受けセット
スプリング・アルミローラー用パイプ等を固定するために使用します。
ボールスタビキャップ
各所のビスの長さがジャストサイズであれば必要ありません。
代用品としてゴムパイプでも問題ありません。
必要パーツリスト
上記で紹介したパーツの一覧となります。
FRPフロントワイドステー x2
フロントアンダーガード
9mm or 13mmローラー
2mmロックナット
ステンレス皿ビスセット
スペーサーセット
2段アルミローラー用5mmパイプ
スプリングセット
メタル軸受けセット
ボールスタビキャップ ※必須ではない
リヤATバンパー作成に必要な工具
続いては必要な工具を紹介していきます。
プラスドライバー
言わずもがな どの改造にも必須と言っても過言ではない工具となります。
ボックスドライバー
こちらもミニ四駆の改造では必須級の工具です。
グレードアップパーツに付属している簡易スパナでも代用可能ですがこちらの方が使い勝手がいいので持っておくと便利です。
なおプラスドライバーとボックスドライバーをセットにしたミニ四駆ドライバーセットPROもあります。
ボックスドライバーはもとよりプラスドライバーもミニ四駆用ビスに適したサイズなのでお勧めです。
電動リューター
今回の改造ではドライバーと同じぐらい必須工具となります。
使用するビットはタミヤから販売している「電動リューター用 ビット5本」と「皿ビス穴加工ビット」です。
リュータービットは他にダイヤモンドカッターも必要になります。
ダイヤモンドカッターについては100均で購入したもので問題ありません。
今回使用したリューターはこちらで紹介しています。
それと必須ではないんですが同じくダイソーで買える円筒形・砲弾形ビットもあると便利です。

電動ドリル
ドリル刃は2mmと3.1mmを使用しますが、3.1mmがない場合は3mmでも問題ありません。
ただし3mmの場合は上記のリューターの別売りビットが必要になります。
薄刃クラフトのこ
シャーシ切断の際に使用するんですが紹介しておきながら私はこの工具を持っていないため代わりにリューターを使ってシャーシを切断しました。
ない場合はリューターやドリル・ニッパーで代用することも可能です。
マルチテープ
これは仮止めで一時的に使うものなのでマルチテープでなくてもセロハンテープやガムテープでも問題ありません。
ラジオペンチ
必須ではないんですがリューター使用時に手でパーツを持って作業するよりもラジオペンチを使った方が安全に作業ができるのでおすすめです。
画像のものは100均で購入したラジオペンチミニです。
必要工具リスト
上記で紹介した工具の一覧となります。
ボックスドライバー
電動リューター
電動ドリル(2mm刃と 3.1mm or 3.0mm刃)
薄刃クラフトのこ
マルチテープ
ラジオペンチ ⇐必須ではない
最後に
以上が必要なパーツ・工具の紹介でした。
上記のパーツ・工具を使っての作成方法は次回説明していきます。
ちなみに今回紹介した商品の大半はAmazonにて最安値で買えます。(一部商品はAmazonでは未販売)
ただし、在庫状況により在庫自体がなかったら他業者が販売しており定価より値段が上がることもあるのでご注意ください。
Amazonで在庫がない・値段が高いということでしたら他のネット通販サイトで検索すれば定価よりも安く買う事もでき、各ネット通販サイトのどこで買えば安いのかを「ミニ四駆 パーツ価格比較調査」の記事で解説しているのでよろしければ参考にしてください。

